モデナのコテキーノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:59 UTC 版)
コテキーノ・モデナ(Cotechino Modena)、あるいはコテキーノ・ディ・モデナ(Cotechino di Modena)と呼ばれるエミリア=ロマーニャ州モデナ産のコテキーノは原産地名称保護制度指定を受けている製品であり、イタリアの法律で製法と生産が保護されている。標準イタリア語ではない方言では"cotecchino"あるいは"coteghino"などの綴りも見受けられる。天然ケーシングに「コティカ」と呼ばれる豚の皮、豚肉、背脂、塩、胡椒やクローブ、ナツメグ、シナモンなどのスパイスを詰める。工場生産では、亜硝酸塩や硝酸塩などが防腐剤として加えられることもある。数時間かけてゆでて食べる。 コテキーノの起源は1511年頃のミランドラに遡ると言われている。1511年にミランドラのガヴェッロが教皇ユリウス2世の軍勢に包囲された折、保存食として生産されたのがコテキーノのはじまりとされている。
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