クロスティーニとは? わかりやすく解説

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クロスティーニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 18:54 UTC 版)

クロスティーニ
Crostini
チーズとほうれん草のクロスティーニ
フルコース アンティパスト
発祥地 イタリア
主な材料 パン、トッピング
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クロスティーニ(イタリア語: crostini)は、イタリアパン料理。定番のアンティパストの1つとして知られる[1]トスカーナ地方の「レバーのペーストのクロスティーニ(crostini di fegatini)」が最も有名である[1][2]


概要

クロスティーニは「小さいトースト」という意味があり、トーストしたバゲットに野菜やペーストなどをのせて食べる前菜料理である[1]フィンガーフード英語版であり、指でつまんで食べても良い。

サイズの大きいクロスティーニをクロストーネイタリア語: crostone)と呼ぶ。サイズが大きくなっているため、ナイフとフォークを用いて食べる。

クロスティーニの例

バゲットに乗せる食材には様々なものがあるが、前菜向きの例を以下に挙げる[3]

  • ケッパーのクロスティーニ Crostini di capperi
  • トリュフのクロスティーニ Crostini di tartufi
  • 鶏レバーのクロスティーニ Crostini di fegatini di pollo
  • 鶏レバーとセージのクロスティーニ Crostini di fegatini di pollo con la salvia
  • ヤマシギのクロスティーニ Crostini di beccaccia

ブルスケッタとの違い

クロスティーニと類似するイタリア料理にブルスケッタがあるが、見た目での違いは分かりづらい。イタリア人でも様々な見解があり、以下のような意見がある[1]

  • パンの種類が異なる。
  • パンの厚さが異なる。
  • 乗せる具材が異なる。

同じ料理でも人によってブルスケッタであったりクロスティーニであったりすることもある[1]

出典

  1. ^ a b c d e 超簡単“クロスティーニ”でおもてなし 爽やかで旨いイタリア前菜レシピ5種”. CREA (2020年8月13日). 2022年4月29日閲覧。
  2. ^ 『ララチッタ イタリア(2016年版)』JTBパブリッシング、2015年、96頁。ISBN 978-4533105180 
  3. ^ ペッレグリーノ・アルトゥージ『イタリア料理大全』平凡社、2020年、107-110頁。 ISBN 978-4582632224 

関連項目




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