クロステボル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 08:45 UTC 版)
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IUPAC命名法による物質名 | |
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(8S,9S,10R,13S,14S,17S)-4-chloro-17-hydroxy-10,13-dimethyl- 1,2,6,7,8,9,11,12,14,15,16,17-dodecahydrocyclopenta[a]phenanthren-3-one
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識別 | |
CAS番号 |
1093-58-9 |
ATCコード | none |
PubChem | CID: 68947 |
DrugBank | DB01521 ![]() |
ChemSpider | 62171 ![]() |
UNII | Z7D4G976SH ![]() |
KEGG | D07731 ![]() |
ChEMBL | CHEMBL2106571 |
化学的データ | |
化学式 | C19H27ClO2 |
分子量 | 322.869 g/mol |
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クロステボル(Clostebol)は、アンドロゲン様の合成アナボリックステロイドである。酢酸クロステボルやエナント酸クロステボル等のエステルとして存在する。クロステボルは、天然のホルモンであるテストステロンの4-クロロ誘導体である。
弱いアナボリックステロイドで、ドイツ民主共和国のスポーツ選手が用いていた。これは、テストステロンのエストロゲンへの転換能をなくし、またジヒドロテストステロンに転換しないようにテストステロンを塩素化したものである。
関連項目
- 4-クロロデヒドロメチルテストステロン
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