がい【害】
読み方:がい
[音]ガイ(呉) [訓]そこなう
1 生命を途中で断つ。そこなう。傷つける。「害意/加害・危害・殺害・自害・傷害・侵害・迫害」
2 順調な生存の妨げになるもの。災い。「害悪・害虫・害毒/公害・災害・惨害・実害・水害・損害・被害・弊害・無害・有害・利害・冷害」
がい【害】
害
害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 08:22 UTC 版)
富栄養湖沼において (特に夏期)、藍藻はときに大増殖してアオコ (青粉) とよばれる現象を引き起こす (下図10a; 上記参照)。アオコは様々な形で人間生活に害を与えることがある。アオコは水面に形成されるため湖沼を遮光し、水草や他の植物プランクトンの生育を妨げる。また大量に発生したアオコの夜間における呼吸、およびアオコが死んだ際の分解によって酸素が消費され、湖沼が酸欠状態になり、水生生物が死ぬことがある。一部のアオコは2-メチルイソボルネオール (下図10b) やゲオスミンなどのカビ臭物質を産生し、問題となることがある。さらにアオコを形成する藍藻の中には、下記のような藍藻毒を産生するものもいる。 10a. アオコが発生したエリー湖 10b. 2-メチルイソボルネオール 10c. ミクロシスチン-LR 10d. ノジュラリン 10e. アナトキシン 藍藻の中には毒 (藍藻毒、シアノトキシン cyanotoxin) を生成するものがおり、家畜やヒトに被害が生じることもある。非リボソームペプチド (リボソームにおける翻訳を介さないペプチド) であるミクロシスチン (上図10c) やノジュラリン (上図10d) はタンパク質ホスファターゼを阻害し、肝臓毒となる。またアルカロイドであるアナトキシン (上図10e) やサキシトキシンはシナプスでの伝達を阻害する神経毒となる。 アクアリウムにおいては、水槽のガラス壁面や水草、流木などにさまざまな種の藍藻 ("苔(こけ)"や"藻(も)"と総称される) が繁茂する事がある。藍藻の繁茂する原因は種によって異なるが、光条件や栄養塩濃度、水流の変化などによる。見栄えが悪く、悪臭を伴うこともある。対策として、水換えとろ過装置の増強、照明時間の調整、植食性の魚やエビ、貝に藍藻を食べさせる、市販されている薬剤の利用、などがある。
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害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 15:35 UTC 版)
他方、アカエイなどいくつかの種では背びれが毒針に変化しており、刺さると非常に激しく痛むので、扱いに注意を要する。2006年9月4日には、オーストラリアで環境保全主義者のスティーブ・アーウィンが、グレートバリアリーフで撮影中にアカエイに胸を刺されて死亡した。背びれが毒針に変化した種を捕獲する際は、まず毒針のある尾をタモの中に巻きつけて固定してから引き揚げると良いとされる。毒によって引き起こされる症状は、吐き気、めまい、血圧低下、呼吸困難などである。また浜辺で死んでいるエイにも、毒は残っているので注意が必要である。 また、シビレエイは強力な電気を発するため、これも扱いには注意が必要である。 近年、ナルトビエイの大発生により、瀬戸内海などでアサリをはじめとする貝類の漁業被害が深刻な問題となっている。
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害(ガイ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 15:04 UTC 版)
ドラマ版の登場人物。マリリンの仲間の一人で、マリリンの近所の住人らしい。通称押し売り忍者。
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害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 08:10 UTC 版)
回虫による障害は多岐にわたり、摂取した栄養分を奪われる、毒素を分泌して体調を悪化させる、他の器官・組織に侵入し、鋭い頭で穿孔や破壊を起こす、等である。1匹や2匹程度の寄生であればほとんど問題はなく、肝機能が強ければ毒素を分解してしまうが、数十匹、数百匹も寄生すると激しい障害が起こる。幼少期なら栄養障害を起こし、発育が遅れる。毒素により腹痛・頭痛・めまい・失神・嘔吐・痙攣といった症状が出る。虫垂に入り込んで虫垂炎の原因になる場合も稀ではなく、多数の回虫が塊になってイレウス(腸閉塞)を起こす事もあり、脳に迷入しててんかんのような発作を起こす例もある。
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害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 07:33 UTC 版)
カやアブと同じく、メスだけが吸血するが、それらと違い吸血の際は皮膚を噛み切り吸血するので、中心に赤い出血点や流血、水ぶくれが現れる。その際に唾液腺から毒素を注入するため、吸血直後はそれ程かゆみは感じなくても、翌日以降に(アレルギー等、体質に大きく関係するが)患部が通常の2~3倍ほどに赤く膨れ上がり激しい痒みや疼痛、発熱の症状が1~2週間程現れる(ブユ刺咬症、ブユ刺症)。体質や咬まれた部位により腫れが1ヵ月以上ひかないこともままあり、慢性痒疹の状態になってしまうと完治まで数年に及ぶことすらある。多く吸血されるなどした場合はリンパ管炎やリンパ節炎を併発したり呼吸困難などで重篤状態に陥ることもある。 予防に関しては、一般的なカ用の虫除けスプレー等は効果が薄いので、ブユ専用のものを使うことが有効である(ハッカ油の水溶液でもよい[要出典])。また長袖や長ズボン、手甲や脚絆などを身につけ、素肌を露出させないことも重要である。吸血された場合は傷口から毒を抜いてステロイド系の薬(ステロイド外用薬)を塗る。また、掻くと腫れが一向に引かなくなり(結節性痒疹)、治ったあともシミとして残るので、決して傷口を触らないことである。
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