震害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 18:44 UTC 版)
山口県阿東町の生雲田野中地区が被害の中心であった。家屋5棟が全半壊した他、山口県内で243棟が一部損壊の被害を受けた。また、島根県で5棟が、広島県でも1棟の家屋が一部損壊した。人的被害としては、倒れてきた食器棚に頭をぶつけたり、落ちてきた蛍光灯を踏んだりして女性2人が軽傷を負った。ライフラインの被害としては、水道はむつみ村で20戸が断水し、須佐町や阿東町・むつみ村で濁るなどした。また、県道310号線などで土砂崩れや路面のひび割れなどが発生し一時通行止めとなった。その他、阿東町ではほとんどの墓石が倒壊した。
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震害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 14:35 UTC 版)
第一震・第二震、及びそれに続く余震活動によって、震央周辺の男鹿半島内の集落(南秋田郡)において大きな人的・家屋被害をもたらした。人的被害としては、家屋の倒壊、土砂災害などによって27人が死亡、その他52人が負傷した。住家被害としては、479戸が全潰、858戸が半潰した。中でも船川港町と五里合村は被害が著しく、全潰率が60%を超える地区もあった。また、秋田市通町では薬局が全焼、船越町では倒壊した家屋から出火し、周囲10戸が全焼するなどの火災も発生した。住家被害の割には人的被害や火災は比較的に少なく、この要因として、発震時刻の午後3時ごろは農村は概ね外に働き、炊事の間にあった為と見られている。溜め池(74箇所)、堰、水路の損壊により苗代被害や水田作付不能が150町歩以上が生じた。 男鹿半島の各地で土砂災害が相次ぎ、北浦町、船川港町、五里合村などの海岸線で大規模な地すべりが発生し、人的・家屋被害が生じた。船川港町付近の地すべりでは船川線と船川街道が寸断され、復旧に支障をもたらした。
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「震害」の例文・使い方・用例・文例
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