1666年の地震
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1666年2月1日(寛文5年12月27日)申の下刻(16~17時)に発生し、越後高田を中心に被害をもたらした地震である。寛文高田地震、越後西部地震とも称される。村上で強震、八王子でも有感。震央は北緯37度06分 東経138度12分 / 北緯37.1度 東経138.2度 / 37.1; 138.2、地震の規模はM6+3⁄4程度と推定されている。地震発生時、14~15尺(約4.5m)ほど積雪していた。震害で高田城の本丸、二の丸、三の丸に被害が生じ、侍屋敷700余が倒潰した。民家の倒潰も多かった。また、夜になって火災が発生した。 家老の小栗正重と荻田長磐らが倒壊家屋により圧死したほか、越後高田藩家中150人(120人)余が死亡、全体の死者は1,400~1,500人(600人?)とされている。
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