阿部鞠哉とは? わかりやすく解説

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横溝正史

(阿部鞠哉 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 23:05 UTC 版)

(よこみぞ せいし、本名: よこみぞ まさし、1902年明治35年〉5月24日 - 1981年昭和56年〉12月28日)は、日本推理作家[注 2]。戦前にはロマン的な『鬼火』、名探偵・由利麟太郎が活躍する『真珠郎』、戦後には名探偵・金田一耕助を主人公とする『獄門島』『八つ墓村』『犬神家の一族』などの作品を著した。


注釈

  1. ^ 大阪薬専は3年制で専攻科もなかったので、薬学得業士の称号は有さないと思われる。
  2. ^ 「探偵作家」を自負し、「推理作家」と呼ばれることに抵抗を感じていた[1]
  3. ^ 江戸時代に柳井原村の村役人であった者の氏名には、主として庄屋文書(名主の項目も参照)に載っているところでは横溝のを称したものが多い[11]
    横溝の長男・亮一によると、柳井原はどこもかしこも横溝姓だらけで、鎌倉幕府末期の武将・北条泰家(第14代執権高時の弟)が分倍河原の戦い新田義貞軍に敗れた際に家臣の横溝八郎が泰家を逃すために討ち死にし、逃れてきた八郎の一族が柳井原に移り住んだことによるものと言われており、城跡があることから侍であった横溝一族が横溝城という城(#関連項目梁場山城も参照)も築いたと柳井原の人は信じているとのことである[12]
  4. ^ 「柿木」は「かきのき」と読む[14]。『横溝正史の世界』には「柿の木」と記載されている[15]。生薬屋の注釈で後述するように、総社町を中心に、真備町岡田や清音村あたりまで「備中売薬」という置き薬が盛んな地で、かつては「日本五大売薬」に挙げられる時代もあった[16]
  5. ^ 生薬屋は母親が営んでいたもので、母親の生家の柿木は総社に近く、その辺一帯が置き薬の製造販売が盛んな地であったことから、母親の生家もそれに関係していたのではないかというのが、横溝の長女・冝子(現・高松冝子)の説である[15]
  6. ^ この時の規制は連載のみで単行本化はできたので本人によるとこの方の印税で終戦まで食いつなげたという。
  7. ^ 『金田一耕助のモノローグ』には「4月の終わりか5月上旬のことであったろう」と記載されている[22]
  8. ^ 清張と正史のお互いに対する考えは、「松本清張#推理作家」の横溝正史に関する記述を参照。
  9. ^ 実際には横溝は超常現象的な内容はほとんど書かない。角川文庫収録作品では話の端[要校閲]的にのせられた短編を除くと『髑髏検校』に例外的に妖怪が登場する。
  10. ^ 第1位は松本清張、第5位は森村誠一、第10位が高木彬光であった[27]
  11. ^ 封切り初日に、プロデューサーの葛井欣士郎から作者に「先生、ヒットです、ヒットです。あまりの観客にドアがしまらないくらいです」と電話があり、京都でもヒットしていると監督の高林陽一から電話があった[28]
  12. ^ 彫刻家の平櫛田中は当時103歳。別のインタビュー記事では「田中さん」となっている[29]
  13. ^ アガサ・クリスティは、横溝が戯れ歌を詠んだ時点で84歳(横溝は当時72歳)。その翌年の1月12日に85歳で没したが、晩年まで現役作家であったクリスティの死を悼んで、横溝の寄稿文が朝日新聞に掲載された。
    なお、横溝が酔うとよく口にした戯れ歌は長男・亮一が記したところでは「コナン・ドイルに及びもないが、せめてなりたやクリスティー」である[30]。他方、次女の野本瑠美によれば「田中さんには及びもないが、せめてなりたやクリスティー」を日ごろ口にしていたという[31]。もっとも、コナン・ドイルは71歳で没しており、「田中さんには及びもないが」の戯れ歌を詠んだ当時の横溝はその年齢を上回っている。
  14. ^ この4作は、長野県、静岡県、東京都、岡山県と、横溝が好んで舞台にした4つの都県を一巡している。
  15. ^ 『古城の秘密』は『813』の翻案作品。同書の前篇[34]は1912年(大正元年)11月15日に、後篇は1913年(大正2年)2月4日にそれぞれ武侠世界社から出版された[35][36][37]
  16. ^ 横溝が『古城の秘密』前篇を読んだのは小学6年生時の1914年(大正3年)であるが、後篇は神戸中の本屋を探し回って見つからず、神戸市立図書館の目録に見つけたものの常に貸し出し中で、1917年(大正6年)にようやく閲読することができた[38]。ただし、同書を先に読んでいた同級生の西田徳重からストーリーを教えられたため、興趣をそがれた読書となってしまった[38]
  17. ^ 具体的には、乱歩が1925年末に東京に引っ越し、翌1926年に横溝のもとに「トモカク スグコイ」と電報が届いた。乱歩の身を案じて慌てて東京に駆けつけると、「君の顔が見たかっただけ」と告げられ拍子抜けした。乱歩は冗談のつもりだったが反省し、正史を大手出版社・博文館に編集者として就職させた。
  18. ^ 乾は生前に1945年から1948年までの4年分の横溝の書簡32通を熊本市の「くまもと文学・歴史館」に寄贈した。さらに乾の没後、遺族から遺品の寄贈を受けた同館は、その中から横溝が乾に宛てた書簡240通を発見した[39]
  19. ^ 出版社から探偵小説では売れないから推理小説にしてくださいといわれれば、結構ですよとはいうものの、本音は「推理作家とはおれのことかと正史いい」と歎いている旨を記している[1]
  20. ^ 「辞世」に「私はまだまだ死なないつもりである。まだまだ探偵小説なるものを書いていくつもりである。」と記している[45]
  21. ^ 『横溝正史読本』によれば一種のアル中だと自己診断している。
  22. ^ 野本によると「父はあれだけ血生臭い作品を書いていたのに、ヒゲ剃りで失敗して少し血が出るたび『大変だ!』と独りで大騒ぎしていました」と回想している[8][47]
  23. ^ 野本によると、戦時中に自宅がB29の爆撃を受けた際、横溝はわざと大音量でベートーヴェンの『田園交響曲』をかけながら、「この芸術が分かるか!」と飛行機に向かって髪を振り乱しながら叫んだこともあったという[8][47]
  24. ^ 1974年の夏、横溝が揮毫した色紙には「謎の骨格に論理の肉付けをして、浪漫の衣を着せましょう」と書きつけられている[61]
  25. ^ 「金田一耕助シリーズ」の第1作。
  26. ^ 「金田一耕助最後の事件」として知られる。
  27. ^ 横溝正史による最後の長編。
  28. ^ 横溝正史の処女作の短編。
  29. ^ 横溝正史の最初の長編。
  30. ^ ノンシリーズ(シリーズ外作品)であるが映画化されており、ニューハーフの松原留美子が姉を演じて話題となった。
  31. ^ 主人公は不知火甚左。横溝正史の捕物帳シリーズ最初の作品。
  32. ^ 横溝の書いた初捕物帳。西洋人が黒幕で江戸城大奥にも絡む、大掛かりな新興宗教の本山が敵というスケールの大きな作品となっている。
  33. ^ 島抜けの直次郎(御家人くずれ)は後の「人形佐七」にも登場。
  34. ^ 「三人羽子板娘」の別題あり。
  35. ^ 『人形佐七捕物帳1 嘆きの遊女』嶋中文庫(2005年)収録。
  36. ^ 「振袖幻之嬢」の別題あり。
  37. ^ 振袖を着た女装美少年・幻之丞(実は大身旗本の正室(江戸御前)の息子)登場。旗本の隠し子で女装の美男という設定は、のちの女装の女狂言師「お美乃(舞台で男役の時は坂東蓑次)」として敵の屋敷に潜入する「お役者文七」に引き継がれている。
  38. ^ 『横溝正史時代小説コレクション-捕物篇2』出版芸術社(2004年)収録。
  39. ^ 『人形佐七捕物帳全集8(新装版)』春陽文庫(1984年)収録。
  40. ^ 花吹雪左近が難事件に挑む。
  41. ^ 旗本・服部左門を主人公にした捕物帳。
  42. ^ 性別を問わず変装できる美男・お役者文七(正体は大身旗本のご落胤)を中心に、だるま親分・その妻でお吉・女装姿の文七に惚れるお小夜などが活躍する推理群像劇。
  43. ^ 第一長編。中村錦之介主演で映画化(東映『お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷』1959年)。
  44. ^ 題名のほかは草稿の一部が判明しているのみの「幻の作品」とされていたが、1941年6月12日 - 12月29日の『新潟毎日新聞』(途中の8月1日から『新潟新聞』と統合して『新潟日日新聞』)に連載されていたことが発見され、2018年3月8日に戎光祥出版から単行本 ISBN 978-4-86403-281-0 として刊行された。この時点では最終回の上部が28行分欠損していたため、不足部分を山口直孝、浜田知明らが補っていた。その後、他の地方紙にも連載していたことが判明し、今のところ『京都日日新聞』が初出とされている。他の連載としては『九州日日新聞』1940年10月7日 - 1941年7月15日(『愛馬召さるゝ日』の別題にて)、『徳島毎日新聞』1941年1月11日(マイクロフィルム欠落のため推定) - 8月2日が判明している。2021年4月23日には、単行本で欠損を補っていた部分を『京都日日新聞』のテキストに差し替えるなどの校合を行ったうえで、角川文庫から文庫本 ISBN 978-4-04-109300-9 として刊行された[65][66]
  45. ^ 『大迷宮』と『黄金の指紋』の前日談で登場人物も一部共通するなど、世界観は金田一耕助のジュブナイル作品系統と同一だが、耕助本人は登場しない(等々力警部は登場する)。
  46. ^ 巻末に横溝による紹介文「フアーガス・ヒユウム」がある。
  47. ^ 扶桑社文庫S1-2 『昭和ミステリ秘宝 横溝正史翻訳コレクション 鍾乳洞殺人事件/二輪馬車の秘密』ISBN 4594052983 2006年12月刊に「鍾乳洞殺人事件」と併録。巻末に前記横溝正史の紹介文を「ファーガス・ヒューム」と仮名遣いを改めて収録、博文館の単行本の第10章が丸々割愛されて、結合するため前後の文章に相違のある『新青年』掲載版の該当部分を付録として収録、解説 杉江松恋、「横溝正史翻訳リスト」浜田知明
  48. ^ ベインはペイン(: Pain)の訳の誤り。
  49. ^ 作品名の表記は国立国会図書館のデータベースに準拠した。
  50. ^ 各巻の内容は国立国会図書館のデータベースによる。
  51. ^ 『悪魔の降誕祭』のみ1990年代に出版したものを改版。
  52. ^ 本コレクションに先立って『横溝正史探偵小説コレクション1』に収録されている。
  53. ^ 1946年の『むつび』と1949年の『ロック』に連載されていずれも中断しており、そのうち『ロック』のものは本コレクションに先立って『横溝正史探偵小説選5』に収録されている。
  54. ^ 本コレクションに先立って『横溝正史探偵小説コレクション4』に収録されている。
  55. ^ シリーズものの一部が角川文庫で欠落していた『怪盗X・Y・Z』第4話のみ重複収録されている。
  56. ^ 『不死蝶』の原型作品と『迷路荘の惨劇』の中間段階作品は、各々後述の論創社や出版芸術社の書籍に収録された。『火の十字架』については『金田一耕助の新冒険』の単行本版の解説では未収録としているが、文庫版では量的にも質的にも改稿に値しないとの記述に改められている。
  57. ^ 中絶作品『病院横町の首縊りの家』については1998年3月に光文社文庫に収録されている(病院坂の首縊りの家#原型短編を参照)。

出典

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  80. ^ 日下三蔵「編者解説」『横溝正史少年小説コレクション6姿なき怪人』、488頁。ISBN 978-4-7601-5389-3 
  81. ^ 横溝正史研究 6”. 戎光祥出版. 2017年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月22日閲覧。
  82. ^ 『ACC CM年鑑'79』(全日本CM協議会編集、誠文堂新光社、1979年 44頁)





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