荘厳寺 (西脇市)とは? わかりやすく解説

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荘厳寺 (西脇市)

(莊林山莊嚴寺 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 01:48 UTC 版)

荘厳寺

所在地 兵庫県西脇市黒田庄町黒田1589番地
位置 北緯35度02分56.00秒 東経135度00分59.70秒 / 北緯35.0488889度 東経135.0165833度 / 35.0488889; 135.0165833座標: 北緯35度02分56.00秒 東経135度00分59.70秒 / 北緯35.0488889度 東経135.0165833度 / 35.0488889; 135.0165833
山号 荘林山
宗旨 高野山真言宗
本尊 十一面観音
創建年 (伝)白雉3年(652年
開基 (伝)法道仙人
中興年 慶長年間
中興 徳禅
正式名 荘林山 荘厳寺
公式サイト [荘厳寺 - ウェイバックマシン(2019年3月26日アーカイブ分) 荘厳寺のホームページ]
法人番号 1140005017041
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荘厳寺(しょうごんじ)は兵庫県西脇市にある高野山真言宗寺院山号は荘林山。法道仙人の開基と伝わる。檜皮葺き多宝塔は兵庫県指定文化財となっている。黒田官兵衛(孝高、如水)ゆかりのとしても知られ、特に紅葉の時期が美しい[1][2]

歴史

伝承によれば、法道仙人の開基で白雉3年(652年)に開かれたという。慶長年間に徳禅により中興、堂宇が再建され、真言宗寺院となる。寛永15年(1638年)には本多政勝が56町歩を寄進した。法道仙人開基の寺院は丹波西部と播磨東部に多数あるが、当山もそのうちの一寺。江戸時代には、背後の妙見山と白山を山岳信仰修験の場とする真言密教修験道場として隆盛を極める[2]

播磨の黒田氏に縁があるとされ、黒田如水、正室・櫛橋光、その父とされる黒田職隆ら、黒田一族の位牌が納められている[2]

本尊

文化財

  • 本堂:1677年(延宝5年)に黒田村の検地帳の記載や本堂に掛かる1682年(延宝10年もしくは天和2年)の奉加礼がある。2018年(平成30年)3月20日付で、兵庫県指定有形文化財に指定[3]
  • 多宝塔:鎌倉時代佐々木高綱による建立。現存は1711年(正徳元年)に再建されたもので、兵庫県の重要文化財に指定される[2]
  • 三社八幡から棟札から1708年(宝永5年)と明らかになっており、2018年(平成30年)3月20日付で、兵庫県指定有形文化財に指定[3]

平成の大修復

本堂・多宝塔・三社八幡宮・持仏堂等諸堂宇の修復・修理を実施。工事予定期間は2013年(平成25年)着工、2017年(平成29年)完了予定であった。事業費予定総額は約3億円[4]

交通

その他

この系図は江戸時代末期に作成されたものと見られるが、播磨での黒田氏を研究する上で貴重な史料である。

脚注

注釈

出典

  1. ^ にっぽんまんなか紀行 - 荘厳寺.西脇市観光物産協会
  2. ^ a b c d e 荘厳寺公式サイト - ウェイバックマシン(2019年3月26日アーカイブ分)
  3. ^ a b 西脇市ホームページ(新指定の文化財について”. 西脇市HP. 西脇市. 2020年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月5日閲覧。
  4. ^ 荘厳寺公式サイト 荘厳寺の平成大修復 - ウェイバックマシン(2019年3月26日アーカイブ分)荘厳寺公式サイト 荘厳寺の平成大修復

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