舞台となった島
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「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」の記事における「舞台となった島」の解説
舞台となったのはイスラ・ソルナ島(Isla Sorna)という島で、スペイン語で『皮肉の島』という意味を持つ。この島は『ラス・シンコ・ムエルテス諸島(Las Cinco Muertes)』(五つの死)と呼ばれる、『C』を描くように連なる5つの島々の一つで、前作の舞台となったイスラ・ヌブラル島の南西140kmにある。『五つの死』の島々は北西から順に『イスラ・マタンセロス島(Isla Matanceros)』(虐殺の島)、『イスラ・ムエルタ島(Isla Muerta)』(死の島)、『イスラ・ソルナ島(Isla Sorna)』(皮肉の島)、『イスラ・タカニョ島(Isla Tacaño)』(嘘つきの島)、そして『イスラ・ペナ島(Isla Pena)』(苦しみ・刑罰の島)からなる。『III』の舞台も同じ島。5つの島とも火山の島々である。イスラ・ソルナ島以外の4島は映画と小説で言及と地図に示されたがそれ以外登場しなかった。しかし2018年にXbox One、PlayStation 4などにて発売される経営シミュレーションゲーム『ジュラシック・ワールド エボリューション』では、これらの5つの島々が登場し、プレイヤーが島々を開発し管理する事になる。なお、発売キャンセルされたプレイステーション2用のゲーム『Jurassic Park: Survival』は『III』の続編的な内容で秘密の第2の島が舞台だった。 小説版によると、これらの5つの島々には古代インディオの神話の伝説があり、島々には古代の遺跡もある。イスラ・ソルナ島を舞台にした映画の続編的な内容のゲーム『Jurassic Park: Trespasser』でも、イスラ・ソルナ島に古代アステカ遺跡がある。 原作では、コナン・ドイルの『ロスト・ワールド』(失われた世界)に因んで、島の周縁がそびえ立つ断崖絶壁にぐるりと囲まれ、航空機を使うかロッククライミングをしなければ島の内部に入り込めない地形になっていた。が、映画ではごく普通に海岸に船で上陸することができるように描かれている。 イスラ・ソルナ島には、観光ではなく恐竜の飼育とクローニングを目的とした研究施設が建てられている。この島で育った恐竜はいずれイスラ・ヌブラル島の新たなアトラクションとして運ばれる予定であったが、前作の後インジェン社は島を撤退、その後のハリケーンによって施設は壊滅状態となった。撤退の際に研究員によってジャングルに解き放たれた恐竜たちは独自の繁栄を遂げた。映画本作ではイアン達がフェンスに囲まれた、ワーカー・ビレッジ(Worker Village)と呼ばれる廃墟と化した古いインジェン社の従業員達の集落の村に到着していた。ハリケーンによって集落に住んでいたインジェン社の従業員が撤退した後、集落はヴェロキラプトルの巣となっていた。イアンやルドロー達は集落にあるコントロールセンターから救援を呼んだ。小説では集落の遠くの終わりの方に研究施設があり、研究施設の後の方に地熱発電所がある事が判明しており、イスラ・ソルナ島の電力は地熱発電によるものであった。映画本作の続編的な内容のゲームでもある『Jurassic Park: Trespasser』では映画と小説に登場した集落に基づいたBurroughs(バローズ)と言う名のインジェン社の従業員が暮していた町が登場するが、映画と小説に登場した集落とは建物など違う為、別である。
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舞台となった島
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「ジュラシック・ワールド」の記事における「舞台となった島」の解説
舞台となった島は1作目と同じ、イスラ・ヌブラル島という架空の島である。1997年の『2』のサンディエゴ事件の後、マスラニ社のCFOサイモン・マスラニがインジェン社を買収したため、新たにマスラニ・グローバル社(マスラニ社)が島を所有する。 なお、サンディエゴ事件の後、アメリカ下院でジーンガード法(Gene Guard Act)と言う恐竜の保護と他の種の恐竜のクローニングと消滅を禁止する法案が可決されたが、マスラニ傘下のインジェンの一部の遺伝子学者のメンバーがイスラ・ソルナ島にある研究所に派遣され、秘密裏で違法なクローニング技術でインジェンのリストに載っていない幾つかの別の新しい恐竜を造っていたとされ、問題視された。その事に関してマスラニは恐竜のテーマパークをイスラ・ヌブラル島に造る目的で新しい恐竜造りの技術の為に、規制緩和を求め、2003年にジーンガード法(Gene Guard Act)は廃止された。そしてマスラニ・グローバル社が再び島で新たに恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を作る為、子会社のアクシス・ボルダー・エンジニアリング社(Axis Boulder Engineering)とチマック・コンストラクション社(Timack Construction)を雇いパーク建設を行った。マスラニはパーク建設の為に建設材料として12億ドルを費やしたとされている。 『ジュラシック・パーク』の小説の原作版では島の中心にある広大な人造湖があるとされているものの、作中では描写しなかったが、映画本作では、「ジュラシック・ワールド・ラグーン(イスラ・ヌブラル・ラグーン)」という名前の湖で登場し、湖に面して「ジュラシック・ワールド」のビジターセンターなどの観光施設が作られる。「ジュラシック・ワールド」のビジターセンターには創設者ジョン・ハモンドへの敬意を払って、彼の銅像が設置されている。 「ジュラシック・ワールド」のパークは「ジュラシック・パーク」と違い、2015年6月に開園し、開園1か月目で9万8120人の訪問客が訪れたとされている、年間1000万人の観光客が訪れるパークとなっている。当初は来園者がそれ以降、なかなか増えず利益も苦労していたが、さらなる訪問客を増やすため、様々な新型アトラクションを行い、訪問客は増えて行った。島の中心の人造湖「ジュラシック・ワールド・ラグーン(イスラ・ヌブラル・ラグーン)」に面したビジターセンターを中心に島の最南端まで、パークが新たに作られており、生物学的な要素の維持、サファリ、動物園とテーマパークからなる、シーランド風のリゾート地の様な要素があるパークとなっている。島への交通ではヘリポートや港施設などがあり、ヘリコプターやフェリーボートで島に行ける様になっている。ビジターセンターを中心にモノレール駅、恐竜を造る為の創造ラボ、植物園、サムスンイノベーションセンター、ヒルトンホテルやレストランやゴルフコースなどの施設がある観光客領域。パーク内での乗り物やアトラクションによる観光では、T・レックス・キングダム、鳥小屋、白亜紀クルーズ、ラグーンに面した水中観測所などの施設がある。恐竜ショーではトリケラトプステリトリーとパキケアリーナと、ラグーンで行われるモササウルスの餌やりショーなどが行われ、パーク内には18種の恐竜がいる。他インドミナス・レックスという新種の恐竜を飼育する為の檻がある。 島の北部の方には活火山であるシボ山(Mount Sibo)があり、パークの約65%は火山による地熱エネルギーを利用した電力供給量を行っている。火山のシボ山はゲームの『Jurassic Park: The Game』でも示されており、映画本作用の「ジュラシック・ワールド」のガイドマップに載っているイスラ・ヌブラル島の地図でも火山がある事が示されている。他の島北部及び島西部の一部には「ジュラシック・パーク」の放置されたままのビジターセンターなどの施設が今も残っているが開発されていない。 また、イスラ・ヌブラル島は千年以上前の古代からツーンシ(Tun-Si、水の男)とも呼ばれる、先住民のブリブリ族系のインディオ部族が1980年代まで島に定住しており、マスラニ社はかつて島に住んでいたブリブリ族の歴史と文化に貢献する事を希望しており、一部のツーンシ族の人がマスラニ社の下で島の北部に戻ったともされている。なお、ゲーム『Jurassic Park: The Game』でも島にかつてインディオが定住していた事が言及されている。
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舞台となった島
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「ジュラシック・パーク (小説)」の記事における「舞台となった島」の解説
ジュラシック・パークの舞台となったのはイスラ・ヌブラル島(英語版)という架空の火山島であり、スペイン語で『雲の島』という意味を持つ。イスラ・ヌブラル島は中米にあるコスタリカの沖から約200km離れた所に位置している。ココ島がモデルだと言われている。 原作のイスラ・ヌブラル島は水滴を逆さにした形に似ていると記されている。島の長さは12kmで最も幅が広い部分は約5km。面積が35平方kmと、イメージされるよりも小さく、最も標高が高い位置は高度600mしかない。 イスラ・ヌブラル島は熱帯雨林に覆われており、2つの川が島の東と北に伸びている。原作では島の中心には広大な人造湖と大きな鳥小屋があるとされているものの作中では描写されなかった。 ハモンド財閥は恐竜のテーマパーク「ジュラシック・パーク」を島に作った。しかし、恐竜が逃げ出す事件が起きパークは壊滅した。 ジュラシック・パーク事件の後、イスラ・ヌブラル島の全ての建物の破壊と、全ての恐竜を殺す為にコスタリカ空軍によるナパーム弾の爆撃が言及されている。
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舞台となった島
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「ジュラシック・パークIII」の記事における「舞台となった島」の解説
前作同様、舞台となったのはイスラ・ソルナ島(Isla Sorna)だが、前作とは違う方向に着陸しているため、前作と同じ場面はない。国連とコスタリカ政府によって保護され、立ち入り禁止区域となっている。一部の施設は放置されたまま今も残っており、インジェン社が密かに研究していた恐竜がいたことが明らかになっている。スピノサウルスもその中の一つ。なお、5作目『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のクレア・ディアリングが設立した恐竜保護グループ「Dinosaur Protection Group」による報告によるとマスラニ・グローバル社が「ジュラシック・ワールド」のパークをイスラ・ヌブラル島に建設する前にイスラ・ソルナ島にいる恐竜を全てイスラ・ヌブラル島に移した為、イスラ・ソルナ島には恐竜は残っていないとされ、更にイスラ・ヌブラル島に移送された恐竜のうち、特に大型獣脚類は、イスラ・ヌブラル島の「女王」である一頭のティラノサウルス・レックス(第一作及び『ジュラシック・ワールド』『炎の王国』に登場する個体で、シリーズファンの通称「レクシィ」)と生息域がバッティングするなどの事態が起こり、いくつかの種が「再絶滅」する結果に陥っている。『ジュラシック・ワールド』以降の作品に全く登場しないばかりか、存在自体が語られない事もあり、本作のスピノサウルスも、移送前に何らかの理由で死亡したのでなければ、決して例外ではなかった可能性もある。なお『ジュラシック・ワールド』終盤で「レクシィ」が登場する際に破壊するスピノサウルスの骨格標本は、本作の個体とは明確な違いが見られる。
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舞台となった島
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「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の記事における「舞台となった島」の解説
舞台は1作目と前作4作目と同じ、イスラ・ヌブラル島という架空の火山島である。マスラニ社が、多くの観光客が訪れる恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を島に建設したが、3年前の事件でパークは崩壊し施設は放置された。島の北側は旧「ジュラシック・パーク」の施設が放置されており、山岳地帯となっている。 ゲーム『Jurassic Park: The Game』によると島の最高地点に活火山のシボ山(Mount Sibo)と言う火山が島の北側にあり、「ジュラシック・ワールド」のパークの約65%はシボ山の火山による地熱エネルギーを利用した電力供給量を行っていると示され、「ジュラシック・ワールド」のガイドマップに載っているイスラ・ヌブラル島の地図でも火山がある事が示されていた。映画本作でこの火山の噴火が島を崩壊させるとされている。またクレア・ディアリングが設立した恐竜保護グループのDinosaur Protection Group(DPG)のサイトにもシボ山の火山の事が載っており、それによるとシボ山の噴火の再活性化はコスタリカ火山学研究所(CRIV)によって、2017年に最初に報告された。これは約500年間で初めての地質学的騒動であるとされている。 1525年のディエゴ・フェルナンディスのイスラ・ヌブラル島の発見の間、山の頂点から北に向かって上昇する黒い煙の雲をコスタリカの西海岸の地図を作っていた地図製作者ニコラス・デ・ウエルバによって目撃され示された。スペインの武装商船ラ・エストレヤ(ザ・スター)は『雲の島』と命名した事を解説してあり、昔から火山活動が活発な山であった。
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