エリア・施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:51 UTC 版)
「けものフレンズ (アニメ)」の記事における「エリア・施設」の解説
ジャパリパーク 作品の舞台となるサファリパーク形態の動物園である。「ちほー」と呼ばれるエリアごとに異なった気候や風土が設定され、それぞれの環境に適した多種多様なフレンズが暮らし、来園者が徒歩やバスで巡ることができる仕様になっている。各ちほーの併設部には色々なレジャー機能があり、遊具や遊園地、巨大迷路、クイズ場等のアトラクション設備や、図書館やキャンプ場、カフェ、ロッジ、温泉施設が存在する。 職員が全て去ってから来園する人間があった様子はみられずフレンズの生活に直接影響しない設備は老朽化しているものの、留守番として残されたかなりの数のラッキービーストによりメンテナンスされ食糧であるじゃぱりまんの製造配布などを継続しているため、フレンズは生活を継続できている。 最終話では、舞台となった島がジャパリパークを構成するエリアの一つ「キョウシュウ」であること、他にも「ゴコク」という名のエリアがあることが語られている。海を隔てて他の島にもフレンズが存在する可能性が示唆される。 さばんなちほー 物語の最初の舞台。広大なサバンナに、点々とバオバブやアカシアなどの木々が生えている。サーバルの縄張りにはシマウマや、トムソンガゼルのフレンズがいる。丘の上にはフレンズのオアシスとなる水場があり、カバが住んでいる。ゲートに巣食っていたセルリアンに襲われ、動物に戻ってしまったアードウルフも生息。 じゃんぐるちほー さばんなちほーとさばくちほーの間にあるエリア。熱帯雨林気候になっていて、曲がりくねった大きな川が流れている。さばんなちほーに比べて動物の数も多い。 ラッキービーストによるジャングルの見学ルートがある。川の形の変化によって道が冠水して一部通行できなくなっているが、サーバルとかばんはフォッサ(声 - 七海映子 / Chasity Conner)・ インドゾウ(声 - 幸野ゆりあ / Elsie Baughman)・アクシスジカ(声 - 早乃香織 / Felecia Angelle)・オセロット・マレーバク・キングコブラ(声 - 小野早稀 / Kira Buckland)・ミナミコアリクイ(声 - 本宮佳奈 / Kristen McGuire)・クジャク(声 - すみさなえ / Meli Grant)・タスマニアデビル(声 - 佐々木未来 / Geordie Holly)・エリマキトカゲ(声 - 青地希望 / Tia Ballard)・オカピ(声 - 根本流風 / Jocelyn Michelle Townsie)に出会っている。 こうざん ジャパリパーク中央部の周囲にある標高の高いエリア。主に鳥系のフレンズが、隣のちほーに行くためによく通る。じゃんぐるちほーに隣接し、周辺には標高が高く、険しい山が多い。ジャパリカフェ こうざんの頂上にあるアルパカがマスターを務めるカフェ。地上と行き来するためのロープウェイが使えず、カフェの所在も明確に通知されていなかったため、かばんたちが来るまで客足はなかった。屋根にはソーラーパネルが設置されていて、給湯と電池の充電ができる。紅茶を出しても代金や対価を科してはいない。 かばんたちが訪れた際にラッキービーストが山頂に保管されていた足こぎ式のリフトをロープウェイに設置し、山を登ったり翔んだりしなくても平地との行き来が可能になる。 さばくちほー 砂丘に砂嵐が吹き荒れる場所もあるが、ほとんどが岩石に覆われた地域で、真っ白なさばくや小石ばかりのさばくもある。 寒暖差が激しく、昼は40℃を超えることも珍しくない。体温の上昇を抑えるため、水分を失わないように進化した動物が多い。夜はとても寒い。 上述の砂漠エリアの他に、スナネコの家になっている洞窟エリアがある。さばくちほーを抜けると、ビーバーたちの住むこはん(湖畔)がある。地下迷宮 洞窟エリアのトンネルにあった謎の遺跡。その正体は人が動物やフレンズと迷路で遊べる触れ合い巨大アトラクションだった。 入口は扉が閉まると出られなくなっており、迷路には赤色のセルリアンが潜んでいる。風化や傷みが多く、いくつかの出口は溶岩でふさがれている。最終話にて地下迷宮各所の溶岩はかつてセルリアンだったものということがツチノコの会話から明らかになる。 こはん 「ビーバーが作った」とも言われる大きな湖のあるエリア。程よい気候で樹木が豊か。ラッキービーストおすすめのドライブコース。 へいげん こはんの先にあり、和風の城や瓦塀などの建造物や竹林がある。ライオンとヘラジカの軍勢に分かれ、縄張りとなる城をめぐって争っていた。 平原に埋められた大きなカラータイヤの遊具が点在し、戦いが終わってからかばんが提案した球技のゴールとして使用される。 しんりんちほー へいげんに隣接している森林地帯。畑や花畑があり、ジャパリ図書館、クイズの森やキャンプ場が設置されているエリア。ジャパリ図書館(じゃぱりとしょかん) しんりんちほーに入って、二番目の分かれ道を右に行くとある図書館。建物の中央には大樹がそびえ立っている。知りたいことや判らないことがあるフレンズたちが調べたり、「博士」に教えてもらうために訪れる。 キャンプ用の施設が隣接しており、畑からくすねた材料で「博士」たちがかばんに料理を作らせた。 クイズの森 しんりんちほーに入ってから、図書館に来るまでの間にあるアトラクション。「博士」達が図書館に行こうとしているものをここに来るように仕向けている。各所にひらがなやアラビア数字などの簡易な日本語で動物に関する問題が書き込まれた看板があり、正解すると先に進めるが間違えると最初の場所に戻ってしまうという仕掛けになっており、全問正解しないと図書館にたどり着けない。 みずべちほー 水生の動物がたくさんいる。植物や環境も水辺にちなんだものが多い。 PPPがライブを行うステージがあり、お披露目とライブ当日はたくさんのフレンズで賑わっていた。 ゆきやまちほー 冷帯・寒帯の気候。樹木が見られるギリギリの温度になる。植生は寒さに強い針葉樹林がほとんどである。かばんたちが訪れたあたりは降水量もあるので雪がたくさんある。寒いところで暮らすために長い体毛の動物が多い。 雪山の麓には温泉宿があり、寒さに弱いカピバラが温泉を常用している。さらにその先には宿泊施設のロッジがある。ロッジ「アリツカ」 アリツカゲラの経営するロッジ。昔作られた施設をつかってロッジにしている。木々の上に、ハンモックを設置した「フワフワ」・暗く洞窟のような「しっとり」・視界のよい「みはらし」など様々なタイプの部屋があり、部屋同士は橋や階段で行き来できる。 山 ジャパリパーク中央部に存在する山。山そのものに固有名詞は確認されておらず、フレンズたちは「山」と呼んでいる。時折噴火し、サンドスター及びサンドスター・ロウを放出する。フレンズにとって神聖な場所とされており、立ち入るには「博士」の許可が必要になる。 第1期第11話にてかばんらが登頂した際、五合目の石碑付近に爆撃機と思われる残骸が確認できる。 ゆうえんち 黒いセルリアンとの戦いのあと、参戦したフレンズが集まった場所。コーヒーカップやメリーゴーランドなどいくつか遊具や乗り物があるが稼働できない状態にあり、動かした観覧車はゴンドラが脱落するなど老朽化している。ステージや調理場も併設されている。 キョウシュウ・ゴコクエリア 作中の島の名称。サーバルたちが暮らす島が「キョウシュウ」で、最終話でかばんが目指す別の島が「ゴコクエリア」。ゴコクエリアはかばんに同行するラッキービーストの管轄外になっている。キョウシュウからゴコクエリアまでの間の海にもマイルカなどのフレンズがいる。 けいばじょう JRAとのコラボレーションすぺしゃる動画「けいばじょう」に登場。サラブレッドが住んでいる。「TOKYO RACE COURSE」と書かれたのぼりがあるため、東京競馬場であることが示唆されている。 ありーな Animelo Summer Live 2017のマナームービー「あにさま」に登場。会場のさいたまスーパーアリーナにそっくりだが、廃墟化していた。博士、助手が主導し、ライヴ出演者以外のアニメに登場したフレンズほぼ全員(第1・2話のモブフレンズと第9話のカピバラは不参加)で、廃墟化したありーなを公演可能な状態に修繕した。
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