舞台となった地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 00:03 UTC 版)
最後の舞台となった鼠の別荘がある地は、北海道美深町と推測される。「アイヌ人に率いられた一行が、旭川から北へと行き、その後東へ向かったこと」、「主人公たちが、旭川から北へ向かう列車に乗りつぎ、塩狩峠を越え、東に走るローカル線に乗り、終点が終着駅であること。また全国三位の赤字線であること」、「東から西へ流れる川(ニウプ川)があり、台地があること」などがその根拠である。「東に走るローカル線」は廃止となった国鉄美幸線、終着駅は仁宇布駅である。このため、仁宇布地区の農場が物語の舞台のモデルのひとつではないかといわれている。このほか、十二滝町ではサフォーク種などの羊が飼育されているが、本書執筆にあたって著者は同種が飼育されている北海道の士別市などで調査を実施した。
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