塩狩峠とは? わかりやすく解説

しおかりとうげ〔しほかりたうげ〕【塩狩峠】

読み方:しおかりとうげ

三浦綾子小説昭和43年1968刊行北海道の塩狩峠で明治42年(1909)に起きた列車事故題材とする。昭和48年1973)、中村登監督により映画化


塩狩峠

作者三浦綾子

収載図書塩狩峠・道ありき
出版社主婦の友社
刊行年月2001.1
シリーズ名三浦綾子小説選集


塩狩峠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 06:19 UTC 版)

塩狩峠(しおかりとうげ)は、北海道上川郡比布町(旧石狩国)と上川郡和寒町(旧天塩国)の境にある[注釈 1]天塩川水系と石狩川水系の分水界である[1]


注釈

  1. ^ 2つの「上川郡」は令制国が異なり、命名の由来も異なる別の郡である(経緯については各郡の項目も参照)。現在はいずれも上川総合振興局管内。なおこれとは別に上川郡 (石狩国)には上川郡 (十勝国)十勝総合振興局管内)も接している。
  2. ^ 「明治四十二年二月二十八日夜、塩狩峠に於て、最後尾の客車、突如連結が分離、逆降暴走す。乗客全員、転覆を恐れ色を失い騒然となる。時に乗客の一人、鉄道旭川運輸事務所庶務主任、長野政雄氏、乗客を救わんとして、車輪の下に犠牲の死を遂げ、全員の命を救う。その懐中より、クリスチャンたる氏の常持せし遺書発見せらる。「苦楽生死均しく感謝。余は感謝してすべてを神に捧ぐ」右はその一節なり 三十才なりき」と書かれている。

出典

  1. ^ a b c d e 浅井建爾 2015, p. 138.
  2. ^ 『羊をめぐる冒険』講談社、1982年 1982。 
  3. ^ 北海道道路史調査会 編『北海道道路史』第3巻 路線史編、北海道道路史調査会、1990年、400頁。
  4. ^ a b c d 月の美しい塩狩峠 散策のご案内” (PDF). 塩狩ヒュッテユースホステル. 2014年12月27日閲覧。
  5. ^ 「旭川鷹栖IC〜和寒IC」が供用開始” (PDF). 北の交差点 Vol.8 AUTUMN-WINTER 2000. 北海道道路管理技術センター. 2014年9月15日閲覧。
  6. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、34頁。 
  7. ^ 塩狩峠記念館(三浦綾子旧宅)”. 和寒町. 2014年10月29日閲覧。
  8. ^ 和寒町公園設置及び管理条例”. クレステック(じょうれいくん). 2022年11月14日閲覧。
  9. ^ <三浦綾子生誕100年 作品の舞台を訪ねて>塩狩峠=和寒町 心打つ殉職の場面 石碑に”. -北海道新聞. 2022年11月14日閲覧。
  10. ^ 「わっさむ塩狩峠公園」で検討委 23年5月に開園セレモニー”. -北海道新聞. 2022年11月14日閲覧。
  11. ^ 塩狩峠一目千本桜”. 和寒町. 2014年12月27日閲覧。


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