十二滝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 15:00 UTC 版)
十二滝は七色の国道168号沿線、和歌山県境から約2 kmの地点にある。落差は80 m説と100 m説がある。落差のわりに水量が少ないため、水は静かに落ちる。水温は、夏季に訪れた奈良県立十津川高等学校の生徒が「思ったよりもぬるかった」と評している。『大和志』では「在七色村急流飛湍十二曲」と解説されている。 国道沿いにあるため、自動車で立ち寄りやすいが駐車スペースが狭いという難点がある。滝の前には黒柳召波の句碑「十津川や 耕す人の 山刀」がある。地質的には十二滝以北は日高川帯丹生ノ川層に属し、御坊-萩(十津川)構造線をはさんで以南は古第三紀の音無川帯に属する。
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