舞台となった自治体などからの哀悼・支援
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「京都アニメーション放火殺人事件」の記事における「舞台となった自治体などからの哀悼・支援」の解説
京都アニメーション制作の作品のロケ参考地も、各地独自に京都アニメーションへの支援に向けた行動や哀悼の意を示している。 アニメ『Free!』のロケ参考地となった鳥取県岩美町では、鳥取県観光連盟(まんが王国とっとり)が事件翌日より鳥取県庁および各総合事務所の計4ヶ所に募金箱を設置。岩美町観光協会も県の取り組みとは別に同日より岩美町観光会館など町内6ヶ所に募金箱を設置した。 アニメ『けいおん!』シリーズのロケ参考地となった滋賀県豊郷町では、同町の伊藤定勉町長が公式サイトに声明を発表。豊郷町観光協会は同シリーズの校舎のモデルとなった豊郷小学校旧校舎群に献花台を設置した。京都アニメーションが支援金預かり専用口座を開設したあとには募金箱も設置された。 劇場アニメ『聲の形』の舞台モデルとなった岐阜県大垣市でも事件翌日には市内2箇所に募金箱を設置している。 アニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズの舞台となった宇治市では事件の翌日、宇治市観光センターに募金箱を設置した。 『氷菓』舞台の高山市の国島芳明市長は「突然の痛ましいニュースに衝撃を受け、言葉がありません。市民を代表し、亡くなった方々のご冥福と被害に遭われた皆様の一日も早いご回復を心よりお祈りします」と哀悼の意を示した。 アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の舞台モデルとなった兵庫県西宮市では7月25日、西宮観光協会が翌日から8月31日まで市内に募金箱を設置することを発表した。設置場所は作品内にも登場する喫茶店「珈琲屋ドリーム」など、市と観光協会が連携して実施中の聖地記念スタンプラリー「SOS団 in 西宮に集合よ!オーバー♪」のラリースポットでもある3ヶ所。西宮観光協会の発表によると期間中の募金総額は約170万円。また、喫茶店「珈琲屋ドリーム」では独自に募金活動を継続する。 アニメ『境界の彼方』に建物が登場する、奈良市高畑町の奈良ホテルでは従業員の手書きメッセージなどによる追悼コーナーを設置した。 アニメ『らき☆すた』の舞台モデルとなった埼玉県久喜市の鷲宮神社では、献花台が設けられない代わりに有志の呼びかけで回復祈願の絵馬が奉納されている。また7月28日に行われた八坂祭では、京都アニメーションへの応援の意を込めて「らき☆すた神輿」の渡御が行われた。 アニメ『AIR』の舞台モデルとなった兵庫県香美町では、香住観光協会が7月24日から8月31日まで募金箱を設置している。 アニメ『氷菓』に建物が登場する、静岡県掛川市の加茂荘花鳥園では事件の3日後に献花台や募金箱などを設置した。 アニメ『中二病でも恋がしたい!』に登場する駅のモデルとされる福井県美浜町のJR東美浜駅にはこれまでファン交流用ノートがファンにより設置されていたが、2019年(令和元年)7月23日に応援メッセージ専用のノートが設置された。
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