機械/Machine
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/24 03:24 UTC 版)
「ファンタシースターオンラインのエネミー一覧」の記事における「機械/Machine」の解説
人の手によって作られた非生命体。作業用等のロボットが改造されたものと、最初から戦闘用に作られたものと2種類ある。人間とは違う第三者の意思と操作によってプレイヤーに襲い掛かってくる。アルティメットモードではほとんどのエネミーが仰け反りを起こさない。 ギルチック(ギルチッチ) / EP1 EP2 作業用ロボットを戦闘用に改造したもの。スロー効果のあるパンチで攻撃してくる他、ビームでも攻撃してくる。歩行システムが不十分なのか少しの衝撃で転ぶが、耐久力そのものはそれなりにあり、起き上がって攻撃してくる。背面から攻撃してもなぜか器用に背中から転ぶ。 なおビームでの攻撃は、最初から「ビームで攻撃する行動パターンを持つ個体」「パンチでしか攻撃しない個体」が決まっているが、外見に差は全く無いため見分けは付かない。また一度に連射するビームの数も個体によって決まっている。 アルティメットモードでは元から戦闘用なのか、なかなか転ばない上に防御力も大幅に上がって強敵の一つとなる。 ダブチック(ダブチッチ) / EP1 EP2 ギルチックとよく似たロボットだが、行動はやや遅く、別途設置されたダブイッチに統率され複数で襲い掛かってくる。ダブイッチを破壊すれば一気に活動を停止するが、ダブイッチを破壊しない限りゾンビのように度々(5回まで)復活してくる。アルティメットではギルチッチ同様の強化がなされている。チャレンジモードではダブイッチは存在しないため、複数回破壊することによって倒すしかない。 ダブイッチ(ダブイック) / EP1 EP2 ダブチックを統率するスイッチ。移動も攻撃も行わず、通常は高く浮遊しているだけ。ダブチックを1度でも破壊すると床付近まで降下する。これを破壊することによって、そのエリアでそれまでに出現しているダブチック全てが完全破壊される(クエストによっては、この順序を違えることによって、不具合が生じる)。高く浮遊している状態では、レーダーにも写らず、テクニックによる攻撃を受け付けない。しかし銃では攻撃して破壊することができる。HPは難易度にかかわらず、一律300である。 カナディン(カナバイン) / EP1 EP2 坑道のあちこちに存在する飛行型小型機械。カナン率いる編隊に属するものと、単独で行動しているものの2種類ある。単独で行動するものには、出現直後にジグザグに接近しスタンガンのような武器で攻撃してくるタイプと、上の方に滞空したままゾンデを放ってくるタイプが存在するが、ゾンデを放ってくるタイプは、一定パターンの行動を行った後、スタンガン攻撃も行ってくる。 カナン(カヌーン) / EP1 EP2 カナディンの編隊を統率する司令機のような存在だが、本体自体の性能はスタンガンタイプのカナディンと似ている。カナンを倒すと編隊内の残ったカナディンは自爆攻撃を仕掛けてくる。攻撃するのは周りのカナディンでありカナン自身は何もしない事が多い(全く攻撃しないわけではない)が、ある程度編隊内のカナンを倒すと、編隊ごとワープして逃げてしまう。なお、倒した敵数が問題となるようなクエスト内では、この編隊全体で1体として扱われる(一部に逃げられても1体撃破となる)。 シノワビート(シノワブルー) / EP1 EP2 忍者を模したロボット。普段は天井に張り付いていて、侵入者を発見すると降りてきて襲いかかる(チャレンジモードでは、床下から出現する)。遠距離からは高速でジャンプ突撃攻撃を仕掛け、次の行動パターンに移るのも早く、いかにもニンジャらしい隙の少ない攻撃を仕掛けてくる。攻撃を受けると、混乱の効果も引き起こされることがある。さらには立体映像を利用した分身の術を駆使する個体もいる。立体映像なので本物以外は虚像であり、よく見れば見分けられる(肩のランプが赤い物が本物)。分身の術を使わないシノワブルーは、代わりに隠れ身の術を使う。後述するシノワベリルの光学迷彩と違って完全に透明になってしまうが、各種エフェクトが見えるので、注意すれば攻撃は回避可能である。 シノワゴールド(シノワレッド) / EP1 EP2 全身が金色のシノワビート。基本的にシノワビートと行動パターンは一致するが、分身の術の代わりに回復テクニックであるレスタを詠唱し、周りのエネミーのHPを若干ながら回復させる。シノワレッドはHP回復に加えてシフタ&デバンドもかけるため、元々のパラメータの高さもあいまって、厄介極まりない敵となる。 ギャランゾ(バランゾ) / EP1 EP2 キャタピラで動く、重戦車のようなロボット。近づきながらミサイルを撃って来る。ミサイルは大量に撃ち出され、複数同時ヒットで即死しかねないため非常に危険。ミサイルはしつこくプレイヤーを追尾する誘導弾であるが、エネミーにも当たるため、ミサイルを引き連れて後ろに回り込むとミサイルがギャランゾ自身に命中するので自滅を誘える。分厚い装甲を持つが、装備された火器との兼ね合いを考えていなかったのか、装甲に隠れてしまって火器の大半が使えなくなっている。ダメージを受け装甲が剥がれると、使えなかった火器が起動し火力が上がる。また、たまに地雷を射出して自身の周りにばら撒くが、本体に対してかなり小さく、装甲が全て剥がれた後=力尽きる直前にしか撒かないので、チャレンジモード以外では殆どの場合気づかれないまま消えてしまう。 シノワベリル / EP2 光学迷彩によって透明になる機能を搭載したロボット。この迷彩機能はフロウウェンのメッセージによると「聞いた事が無いものでパイオニア1ラボで独自に開発されたもの」との事なので、シノワビート系の隠れ身の術とは別物であると思われる。そのため完全に透明になる隠れ身の術とは違い、屈折率の調整が甘いのか透明になっていても背景が揺らいで見え、注意深く観察すればどこにいるのか分かる(ドリームキャストでは単にこの映像表現が不可能であった)。その代わり、シノワビート系と違って透明のまま攻撃を仕掛けてくる。また、シノワビート系列とは違い、分身の術は使えなくなっている。基本的にシノワビートと同じく歩いて近づいてきて殴る(ブレードが装備されていない)と言う攻撃パターンだが、距離を開けるとワープで接近してくる。接近した際にギフォイエ(アルティメットではラフォイエ)を発射する場合もある。その他に後述する3パターンの派生種が存在する。 シノワスピゲル / EP2 シノワベリルの上位・派生種。光学迷彩機能・短距離ワープ機能、ギフォイエ(ラフォイエ)に加え、装備した武器の解除機能、回復装置を搭載している。アルティメットでは回復と同時にシフタ・デバンドが掛かる。 シノワゾア / EP2 シノワベリルの亜種その2。迷彩機能が改良され、中途半端な透明ではなくなったが、ガラスや水面などの光を反射する面にはハッキリと映る。ワープ機能の他に冷気(ギバータ)を噴出する装置を持つ。アルティメットではギバータがラバータに変わる。 シノワゼレ / EP2 シノワゾアの上位種、及びベリル系最上位種。とはいえ物理的戦闘能力はシノワゾアのほうが高い。個体数はこちらのほうが少ない。ベリル系の基本機能とゾアのギバータ(ラバータ)、スピゲルの武器解除機能の他にジェルン&ザルアを使うなど攻撃手段が豊富。 レコン&レコボクス / EP2 爆弾を撒き散らして侵入者の邪魔をする小型メカのレコンと、レコンの発着装置であるレコボクス。レコンは小型の時限爆弾の投下や内蔵された回転ノコギリによる近接攻撃、さらに数で攻めてくる。レコンを排出するレコボクスは頑丈だが、破壊されると排出しているレコンも全て機能停止する。たまに、レコンが入っていないただの置物のレコボクスがある。防御力も高いため経験値吸収武器によるレベリングに用いられる。 ボルオプト(ボルオプトver2) / ボス・EP1・坑道 パイオニア1の3つの超高性能AIの1つ。坑道エリアのコントロールを任されていたが、別の何らかの存在に乗っ取られる形で暴走。 コントロールルーム全体がボルオプトそのものとも言うべき存在で、第一形態は周囲のモニターの中を移動するかのように動き、天井や床の穴から電極を突き出して放電攻撃を行う。天井の電極は破壊すれば一定時間復活しない。コアに対して一定量のダメージを与えるか、全ての電極を破壊すれば第一形態は撃破となる。コアへのダメージはプレイヤーの攻撃力に比例して画面を攻撃すると大ダメージを与えられる。下手に電極を破壊しようとするよりも攻撃力の高いキャラがテクニックで画面を連続攻撃すれば一瞬で倒せることがある。逆にコアを倒しきる前に画面を全て破壊できてしまうことも多く、この場合は電極を破壊する事によってしか倒せない。 第二形態は天井から各種パイプやケーブルの束で吊り下げられた形の巨大なコンピュータで、その周りに様々な兵器を装備している。前面には対象を捕縛する光弾およびそれに追尾する多連装レーザー砲、左側には天井のアームを制御するための照準レーザーおよび排熱機構、右側には同じく排熱機構に加えて自己修復装置、そして背面にはミサイルポッドを装備しており、その重装備具合からストーリー上でも中堅をまとめる重要な位置づけにあるはずのボスだが、第一形態は手順を覚えればいわゆるハメ殺しが可能であり、第二形態の本体は周囲をぐるぐる回ると言う単純な方法で全ての攻撃が回避可能な上、ギゾンデが極端に多段HITをするという弱点があるため、PSOシリーズでもっとも弱いボスとして多数のプレイヤーに認知されている。 アルティメットモードでは多少行動パターンや耐性が強化、変更されている。第一形態の電極から発する高威力のテクニックが(フォイエ、ギバータの場合)複数同時に命中する場合があるため、攻略法をしっかりとわきまえた上で対処しないと、最も危険なボスともなり得る。また天井の電極が廃止されている。第二形態では雷耐性が100%になっており、ギゾンデを多段ヒットさせて倒すことができないためテクニックオンリーのフォースにとっては非常に強力な敵となった。さらにアームの狙いを付けずに落下させてくるパターンが追加されている。 イプシロン / ボス・EP2・制御塔 中央管理区にある制御塔の最上階で待ち構える大型メカ。ボルオプトと形状は似ており、ボルオプト同様に攻撃パターンはある程度一貫しているが、攻撃の回避にはレベルの高い操作テクニックを要求される上に攻撃力が高く、強敵である。ボルオプトより小型化されており、移動してくる。クエストによっては数体同時に現れたり、他のエネミーと同時に現れることもあり、苦戦を強いられる事となる。シールドに守られているときはダメージを与えることが出ず、非常に強力なラフォイエを数発撃ったのち展開した時のみダメージを与えることが出来る。展開したシールドは各種属性の攻撃力を持ち、自身の周囲を回転させて攻撃してくる。アルティメットでは多段ヒットで即死する。 なお、ボス扱いのエネミーであるが、戦闘開始前と戦闘終了後のムービーは挿入されない。このためか、防御力が非常に高いものの、HP半減系エクストラアタックが通用するため、これで大ダメージが与えられる。テクニックオンリーのフォースではグランツが非常に有効。また、オフラインで登場するのはGC版Plusに限られ、基本的にオンラインモードにしか登場しない専用エネミーとなっている。
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