早狩 実紀 Minori Hayakari
■ 所 属 | 槙島中(京都)→南八幡高(京都)→同志社大→三和銀行→トーラス→京都光華AC |
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■ 生年月日 | 1972年11月29日 |
■ 出身地 | 京都府 |
■ 身長/体重 | 164cm/47kg |
■ 自己ベスト | 3000mSC:9.33.93(2008.7 ナイトオブアスレチック) 日本記録 800m:2.05.82(1996.6 日本選手権) 1500m:4.12.86(2005.9 スーパー陸上) 3000m:9.03.76(1990.10 福岡国体) 5000m:15.11.42(2005.7 ナイトオブアスレチック) |

写真提供/フォートキシモト
年 | 大会 | 種目 | 順位 | 備考 |
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1990年 | 世界クロカン | ジュニア 4400m |
9位 | |
1991年 | 世界クロカン | ジュニア4435m | 8位 | |
世界選手権 | 3000m | 予選 | ||
1992年 | 日本選手権 | 3000m | 8位 | |
1993年 | 日本選手権 | 3000m | 12位 | |
1994年 | 日本選手権 | 3000m | 10位 | |
1995年 | ユニバーシアード | 1500m | 6位 | |
日本選手権 | 1500m | 2位 | ||
日本選手権 | 800m | 5位 | ||
1996年 | 日本選手権 | 1500m | 1位 | |
日本選手権 | 800m | 1位 | ||
1997年 | 東アジア大会 | 1500m | 3位 | |
800m | 2位 | |||
日本選手権 | 1500m | 4位 | ||
800m | 2位 | |||
1998年 | 日本選手権 | 1500m | 3位 | |
800m | 5位 | |||
1999年 | 世界室内 | 1500m | 予選 | |
日本選手権 | 1500m | 3位 | ||
2000年 | 日本選手権 | 1500m | 3位 | |
2001年 | 日本選手権 | 1500m | 2位 | |
2002年 | 世界クロカン | シニア4km | 51位 | |
日本選手権 | 1500m | 6位 | ||
2003年 | 日本選手権 | 1500m | 3位 | |
2004年 | 日本選手権 | 1500m | 2位 | |
2005年 | 世界クロカン | シニア 4196m |
36位 | |
日本選手権 | 1500m | 3位 | ||
世界選手権 | 3000mSC | 12位 | ||
2006年 | ワールドカップ | 3000mSC | 8位 | |
日本選手権 | 3000mSC | 1位 | ||
世界クロカン | シニア4km | 77位 | ||
2007年 | 日本選手権 | 3000mSC | 1位 | |
ナイトオブアスレティック | 3000mSC | 8位 | 9.38.68=日本記録(当時) | |
世界選手権 | 3000mSC | 予選 | ||
2008年 | 日本選手権 | 3000mSC | 1位 | |
北京オリンピック | 3000mSC | 予選 | ||
2009年 | 日本選手権 | 3000mSC | 1位 | |
世界選手権 | 3000mSC | 予選 | ||
東アジア大会 | 3000mSC | 2位 | ||
2010年 | 日本選手権 | 3000mSC | 1位 | |
アジア大会 | 3000mSC | 3位 |
種目 | 年 | 記録 | 備考 |
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3000mSC | 2005年 | 9.41.21 | (アジア記録更新1回&日本記録更新3回) |
2006年 | 9.45.77 | ||
2007年 | 9.38.68 | 日本記録(当時) | |
2008年 | 9.33.93 | 日本記録 | |
2009年 | 9.39.28 | ||
2010年 | 9.47.02 | ||
800m | 1987年 | 2.11.60 | |
1988年 | 2.10.84 | ||
1989年 | 2.10.60 | ||
1990年 | 2.12.70 | ||
1991年 | 2.11.06 | ||
1992年 | 2.13.83 | ||
1993年 | 2.10.60 | ||
1994年 | 2.09.10 | ||
1995年 | 2.07.29 | ||
1996年 | 2.05.82 | ||
1997年 | 2.05.87 | ||
1998年 | 2.10.78 | ||
1999年 | 2.09.46 | ||
2001年 | 2.09.97 | ||
2002年 | 2.07.35 | ||
2003年 | 2.07.10 | ||
2004年 | 2.09.77 | ||
2005年 | 2.08.86 | ||
1500m | 1987年 | 4.35.03 | |
1989年 | 4.22.33 | ||
1990年 | 4.20.28 | ||
1991年 | 4.25.53 | ||
1992年 | 4.24.22 | ||
1993年 | 4.20.54 | ||
1994年 | 4.20.80 | ||
1995年 | 4.15.57 | ||
1996年 | 4.12.88 | ||
1997年 | 4.15.60 | ||
1998年 | 4.19.92 | ||
1999年 | 4.21.79 | ||
2000年 | 4.21.90 | ||
2001年 | 4.13.89 | ||
2002年 | 4.14.48 | ||
2003年 | 4.17.02 | ||
2004年 | 4.18.01 | ||
2005年 | 4.12.86 | ||
2006年 | 4.18.84 | ||
2008年 | 4.16.10 | ||
3000m | 1987年 | 9.50.70 | |
1988年 | 9.31.90 | ||
1989年 | 9.26.50 | ||
1990年 | 9.03.76 | ||
1991年 | 9.08.44 | ||
1992年 | 9.15.42 | ||
1993年 | 9.05.65 | ||
1994年 | 9.04.90 | ||
2003年 | 9.31.72 | ||
2008年 | 9.27.12 | ||
5000m | 1993年 | 16.18.70 | |
1995年 | 16.25.22 | ||
1997年 | 15.57.10 | ||
1998年 | 15.55.30 | ||
1999年 | 15.55.50 | ||
2001年 | 15.33.66 | ||
2003年 | 15.49.15 | ||
2004年 | 15.50.02 | ||
2005年 | 15.11.42 | ||
2006年 | 16.08.12 |
早狩実紀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/18 23:51 UTC 版)
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選手情報 | |||||||||||||||
フルネーム | はやかり みのり | ||||||||||||||
ラテン文字 | Minori Hayakari | ||||||||||||||
国籍 | ![]() |
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種目 | 中距離走・長距離走・障害走 | ||||||||||||||
所属 | 三和銀行→トーラス→京都光華AC→京都陸協→チームemda | ||||||||||||||
大学 | 同志社大学 | ||||||||||||||
生年月日 | 1972年11月29日(52歳) | ||||||||||||||
生誕地 | 京都府宇治市 | ||||||||||||||
身長 | 164cm | ||||||||||||||
体重 | 47kg | ||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||
800m | 2分05秒82 (1996年) | ||||||||||||||
1500m | 4分12秒86 (2005年) | ||||||||||||||
3000m | 9分03秒76 (1990年) | ||||||||||||||
5000m | 15分11秒42 (2005年) | ||||||||||||||
3000mSC | 9分33秒93 (2008年) ![]() |
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ハーフマラソン | 1時間12分27秒 (2005年) | ||||||||||||||
マラソン | 2時間52分06秒 (2015年) | ||||||||||||||
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早狩 実紀(はやかり みのり、1972年11月29日 - )は、日本の陸上競技選手兼指導者。3000m障害日本記録保持者。京都府宇治市出身。宇治市立槙島中学校、京都府立南八幡高等学校、同志社大学商学部卒業。
同志社大学卒業後は、三和銀行→トーラス(兵庫県加古川市にあるビジネスホテル)→京都光華AC(光華女子学園陸上競技実業団クラブ)所属兼同学園職員、京都陸上競技協会個人登録、チームEMDAで活動し、現在は第一線から退きアメリカの大学に留学中。
経歴
1990年、京都・南八幡高校3年時に宮城インターハイ3000mに出場し、レース終盤まで先頭を走る鯉川なつえ(筑紫女学園3年)をラスト100mでかわし高校新記録で優勝した。さらに続くとびうめ国体(福岡)少年A3000mでもラスト100mで鯉川をかわし高校新記録で優勝(9分3秒76)した[1]。
1991年、世界陸上東京大会に初出場。3000mに出場したが、予選落ちした。
同志社大学卒業後の1995年、三和銀行に入社。以降、第79回1995年日本選手権800m2:05.82で初優勝し、1500mではクリュードミラ・ワシリア(ノーリツ)に次ぎ2位、3位は佐藤由美(京産大1年)であった。翌第80回1996年同選手権800mでは岡本久美子(筑波大4年)に敗れ2位、1500mでは初優勝した。1995年 - 2005年まで同選手権1500mで1位1回・2位3回・3位5回という成績であった。第90回2006年同選手権から新たに3000m障害が設けられたのに合わせ、こちらに比重を移し6連覇を達成した(日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (女子)参照)。さらに2008年7月に記録した3000m障害9分33秒93の現日本記録保持者(3000メートル障害#日本記録歴代10傑参照)。
1999年、世界室内陸上前橋大会に出場。1500mで予選落ちした。
2000年、トーラスへ移籍。
2004年、トーラスを退職。光華女子学園職員として同学園のクラブに籍を置きつつ、米国・ニューメキシコ州アルバカーキを練習拠点とする。
2005年、世界陸上ヘルシンキ大会で日本人女子として初めて3000m障害に出場。決勝に進出し、12位に入る健闘を見せた。
2007年、3000m障害で世界陸上大阪大会に出場。予選のラスト一周で、障害の枕木に膝を強打、背中からトラックにたたきつけられ、脳震盪を起こし意識を失った。レースは途中棄権となり、早狩は担架で運ばれた。
2008年6月、3000m障害で日本選手権3連覇を果たし(後の2011年まで6連覇した)、続いて同年7月に記録した同障害9分33秒93は2021年現在の日本記録になる。さらに35歳にして自身初のオリンピック代表をつかんだ。同年8月、北京オリンピックの3000m障害に出場するも予選落ちに終わった。
2009年、3000m障害で世界陸上ベルリン大会に出場するも予選落ちする。
2010年、広州アジア競技大会の3000m障害に出場し、銅メダルを獲得した。
全国都道府県対抗女子駅伝(全国女子駅伝)には、中学2年生だった第5回大会(1987年)に2区を走ったのが初出場だったが、その後高校1年生だった第7回大会(1989年)から第25回大会(2007年)まで19年連続出場(京都府および兵庫県代表、2007年は京都府チームのコーチ兼任)。第26回大会(2008年)は京都府チームのコーチとして参加し、第27回大会(2009年)は再び京都府代表の走者として出場した。第29回大会(2011年)はオリンピック代表経験者としては岡山県チームの山口衛里監督についで2人目(現役選手としては初)となる京都府チームの監督を務め、この年の京都府チームの優勝に貢献した。
2014年11月、アテネクラシックマラソンフルマラソンに初挑戦。ゴールタイムは2時間53分43秒で、女子総合9位に入った。翌2015年の同大会では2時間52分06秒で女子総合1位に輝いた[2]。
2015年、NPO法人京都光華ランニングクラブ「MINORI RC」を設立し、代表兼ヘッドコーチに就任[3]。
2017年3月31日付で光華女子学園を退職[4]。
2018年9月にスペイン・マラガで開催された世界マスターズ選手権の2000m障害(45 - 49歳クラス)に出場し、世界記録を更新して金メダル獲得[5][6]。同大会では、大学の同期である朝原宣治も男子4×100mリレーで金メダルを獲得した。
日本選手権には、3000mでエントリーした1992年より2017年まで26回連続出場。女子3000m障害は初採用された2006年より2011年まで6連覇、1996年の800mと1500mの2冠を合わせ8回の日本タイトルを獲得した。入賞回数は4種目合わせて25回に及び、トラック種目では男女通じて歴代最多入賞回数である。しかし、2018年は日本選手権の出場資格となる参加標準記録Aに届かず、連続出場が途絶えた[7]。2019年は2年ぶりの出場を果たすが、1組最下位(9位)に終わり決勝を逃した[8]。
2021年6月の日本選手権は申込資格記録をクリアするも申込者多数のため、出場はならなかった。
2022年よりサンディエゴの大学に留学中[9]。
出演
- 京スポ(KBS京都) - コメンテーター
- この人に逢わせて喜ばせたい!逢喜利(中京テレビ、2019年3月19日 )武井壮のゲストでサプライズ出演
脚注
- ^ “「永遠のライバルは一生の友達」”. NATSUWAY.COM (2005年6月8日). 2021年10月25日閲覧。
- ^ “アテネマラソン2015:日本の早狩実紀、女子総合1位”. GreeceJapan.com (2015年11月10日). 2016年1月11日閲覧。
- ^ 『【京都光華ランニングクラブ】MINORI RC 開設および体験レッスン開催のお知らせ』(プレスリリース)京都光華中学校/高等学校、2015年8月4日 。
- ^ ご報告
- ^ “2.000m St. W45 (MAL) Final (07 September) 12:35”. 2019年1月3日閲覧。l
- ^ “金メダル” (2018年9月10日). 2019年1月3日閲覧。
- ^ “【記録と数字で楽しむ日本選手権】女子トラック編”. 公益財団法人日本陸上競技連盟 (2018年6月22日). 2019年1月3日閲覧。
- ^ “国内トップレベルで走り続ける46歳・早狩実紀 陸上日本選手権・女子3000m障害”. 毎日新聞. (2019年6月27日) 2019年6月30日閲覧。
- ^ インスタグラム
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 早狩実紀 (@MinoriHayakari) - X(旧Twitter)
- 早狩実紀 (minori.hayakari) - Facebook
- 早狩実紀 (@hayakariminori) - Instagram
- 早狩実紀 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- 早狩実紀 - 日本陸上競技連盟の選手名鑑
- 早狩実紀ブログ みのみの日記 - ウェイバックマシン(2011年10月5日アーカイブ分)
- 京都光華ランニングクラブ
- TBS「世界陸上ヘルシンキ」 競技歴4ヶ月のベテラン 早狩実紀
- TBS「世界陸上大阪」 16年走り続ける日本の女王 早狩実紀
- TBS「世界陸上ベルリン」 早狩実紀
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固有名詞の分類
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