土田和歌子とは? わかりやすく解説

土田和歌子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/23 03:37 UTC 版)

獲得メダル

2014年ロンドンマラソンでの土田(手前)
スピードスケート
パラリンピック(冬季)
1998 1500m
1998 1000m
1998 500m
1998 100m
陸上競技
パラリンピック(夏季)
2004 5000m
2004 マラソン
2000 マラソン

土田 和歌子(つちだ わかこ、1974年10月15日 - )は、日本車椅子アスリート東京都出身。株式会社ウィルレイズ所属。

来歴・人物

高校2年の時、友人とドライブ中に事故に遭い車椅子生活に。1993年11月、長野県で開催されたアイススレッジスピードレースの講習会に遊び心で参加したことがきっかけで、ノルウェー人の講師から才能を見込まれ、3ヶ月後に迫っていたリレハンメルパラリンピックに急遽出場。競技を始めた当初山梨県内にあったリンクで練習をしていると邪魔者扱いする冷ややかな声が聞こえたといい、障害への無理解に涙を流したと伝わる[1]。高校卒業後、東京都の職員として働きながら本格的にトレーニングに励み、長野パラリンピックでは金2銀2、計4つのメダルを獲得し、一躍障害者スポーツを代表する選手として注目を浴びた。

また、1996年頃から車いす陸上競技にも挑戦し、2004年アテネパラリンピックでは、5000mで金メダルを獲得、日本人初の夏冬パラリンピックでの金メダリストとなった。2005年にセイコ・ハシモトインターナショナルコーポレーションの担当マネージャー、髙橋慶樹と結婚、2006年に長男を出産した。

所属

アイススレッジスピードレース

  • 1994年リレハンメルパラリンピック日本代表
    • 100m、700m、1000mで入賞
  • 1997年 長野パラリンピックプレ大会 1500mで世界新記録をマーク
  • 1998年 長野パラリンピック日本代表

車いす陸上競技

主な戦績 (車いすマラソン)

大会/年 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15
大分国際 ※1 3 2 3 ※1 1 1 1 1 1 棄権 1 2 2
パラリンピック 3 2 棄権 5
ボストン 3 1 1 1 1 1 2
ロンドン 1
ベルリン 1 4
シカゴ 2
ニューヨーク 7 3 4 2
ホノルル 1 1 1 1 1 1
東京 1 1 1 1 1 1 1 1

※印はハーフマラソン

関連項目

著書

  • 『身体障がい者スポーツ完全ガイド パラリンピアンからのメッセージ』(東邦出版、2010/5、ISBN 978-4809408717
  • 『今を受け入れ、今を超える』(徳間書店、2012/8)

脚註

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