作品設定・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 18:41 UTC 版)
「パラレルパラダイス」の記事における「作品設定・用語」の解説
崩月(ほうげつ) 異世界の少女達が、〈嫉妬深い神〉の呪いによって20歳で寿命を迎える現象。前兆として頭に付いた髪留めのような赤い宝珠(刻命珠)が砕け、そして身体が徐々に溶解し、最後は衣服を残して完全消滅する。20歳を迎える前に崩月を迎える者もいるなど、時期には多少の個人差がある。なお、外傷や毒といったほかの要因で死亡した場合は、遺体は消滅せずに残る。 刻命珠(こくめいじゅ) 崩月の前兆を知らせる赤い宝珠。崩月の間近になると人間に感じられない程の臭いのようなものに反応し、割れるようになっている。古くなった刻命珠が勝手に割れることがあれば、割れてから1日程で崩月を迎える者もいるなど、刻命珠の状態や個人差によって崩月の有無が異なる。刻命珠自体がガーディアンの証明も兼ねており、大抵は髪留めとして用いられる(ガーディアンによって身につける位置が違う場合がある)。 欲情の泉(よくじょうのいずみ) 異世界の少女の膣から分泌される愛液。異世界の女性達は男性に触れると即座に発情する特徴があり、交尾(性交)をすれば理性を失うほどに相手の男を求めるようになる。液の臭いには個人差があり、果物や肉といった食品の香りがする。さらに欲情の泉には、男を発情させる催淫効果があり、連続的な交尾に耐えられるほど精力も増強される。 以上の効果から、ヨータはこれを麻薬と称している。 モンスター 異世界の人間を脅かす魔物たち。ドラゴンなどヨータがいた世界にあるファンタジー作品に登場するものが多く、習性や弱点も基本的にそれらの作品に準じている。弱点を突くと身体が跡形もなく消滅するが、それ以外の方法で倒せば死体はそのまま残る。 火燐石(かりんせき) 可燃性の鉱石。空気に触れた瞬間に炎が噴き出すのが特徴で、純度が高ければ小石でも50年以上燃え続ける。異世界では、照明や料理などの生活器具から戦闘用の火器に至るまで幅広く利用されている。 龍華石(りゅうげせき) 竜型モンスターから入手可能な希少鉱石。手に入れるには、死体が消滅しないように弱点を突く以外の手段で対象のモンスターを倒す必要がある。叢雲(むらくも) ヨータがガリアから得た龍華石をもとにカヅチが製作した黒刀。ピアノが放ったモーニングスターを両断する程の切れ味を持つ。 ミード 異世界では貴重な酒で、送別会など特別なときに飲まれる。 劇中ではヨータ一行が町を出発する際にガーディアンで開かれる送別会で振る舞われるが、その度に全員が酔った挙句、乱交へと発展してしまう。そのためヨータは送別会と聞くと「いつものあれ」と連想するようになった。 扉(とびら) シーザー王国の各都市に存在する透明な扉。都市間での瞬間転移が可能。魔力で稼働可能とされているがヨータは電力で稼働していると推測する。通行の度に扉が薄くなり、限界を超えると消失する。 黒き夜明け(くろきよあけ) <嫉妬深い神>を崇める宗教団体。 逢い引き 男がいない異世界の女性同士が行う情事のこと。 ガーディアン シーザー王国の各町を治める重職。武芸に優れた者の中から選抜され、町の規模によって定員数も異なる。 グランドスール 上位ガーディアンとも呼ばれる、アルスレイヤにのみ設置されるガーディアンの上位職。定員は3名。なおユーマとトリスはグランドスールの制服の他に、別の衣装を持ち合わせている。 シーザー王国 皇女(ひめみこ)を元首とする異世界の王国。城都と五つの都市を統治している。城都(じょうと) シーザー王国の首都。シーザー王国の住民はこの城都で生まれ、各都市に派遣される。また、シーザー王国を治める国母の居住地でもある。 ミース シーザー王国が統治している東部の都市。クインテットと呼ばれる5人の幹部が守護を担当。ヨータが異世界で最初に訪れる都市であり、五角形の城壁に囲まれている。各地に派遣されるガーディアンの育成所でもある。 リール シーザー王国が統治している南部の都市。ミースから徒歩で3日ほど歩いた場所にある港町。トライデントと呼ばれる3人の幹部が守護を担当。<嫉妬深い神>の祠が海底に眠っており、20年に一度起きる大干潮の際に姿を見せる。1000年前から魔女のカイに裏で支配されており、夜な夜な住人が惨殺されたために、夜間外出禁止令が出ていた。カイがヨータに倒されたことで平穏を取り戻す。 サンドリオ シーザー王国が統治している西部の都市。リールの北西の砂漠地帯にある町。〈嫉妬深い神〉の隠れ神殿が存在する。鎖町中であり、侵入者は例外なく殺害されている。住人は隠れ神殿のある砂嵐に覆われた新市街に住み、それ以前の町は旧市街として打ち捨てられている。4人の幹部が守護を担当。遺跡 サンドリオの北西にある遺跡。古代の遺物が度々発掘されており、またサンドリオの地縛神が住んでいる場所でもある。 アルスレイヤ シーザー王国が統治している北部の都市。国母の直轄領である町。各地にガーディアン育成の師範を派遣しており、六角形の城壁で囲まれている城塞都市。6人の幹部が守護を担当し、更に上位ガーディアンと呼ばれるグランドスールが3人いる。当初は町に潜入していたヨータ一行を捜索していたが、以前から国母のやり方に疑問を持っていたユーマに率いられる形で国母から離反した。 カルンナッハ シーザー王国が統治している最北端の都市。男だけが触れられて嫉妬深い神を殺すことができる「神殺しの剣」が存在する。 エレメント 作中に登場する概念で、概ねファンタジー作品の世界に登場する魔法の属性と同じ。青の属性 エレメントの一つで水と冷気を司る。赤の属性に強く、緑の属性に弱い。 赤の属性 エレメントの一つで炎と熱を司る。黄の属性に強く、青の属性に弱い。 黄の属性 エレメントの一つで風と速さを司る。緑の属性に強く、赤の属性に弱い。 緑の属性 エレメントの一つで土と生命力を司る。青の属性に強く、黄の属性に弱い。 白の属性 エレメントの一つで光と神聖性を司る。四属性の上位互換。 黒の属性 エレメントの一つで闇と魔性を司る。四属性の上位互換。 異能(いのう) 一部の人間や亜人に宿る特殊能力。銀眼(ぎんがん) 異能のひとつ。自分の命と引き換えに一度だけ魔物の弱点を看破することが可能。
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作品設定・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 14:58 UTC 版)
現代より、およそ100年後の近未来の世界の話(劇中の描写からOVA1話は2099年7月11日) エクスドライバー以外にも任務にオートバイを使用する「エクスライダー」も存在する。職務はエクスドライバーと同様。 通常であればAIカーは車体四隅のセンサーを物理的に壊すか、センサー部を被膜する事で強制的に停車させられる。 エクスドライバーたちはスモークマインと呼ばれる特殊な煙幕でAIカーのGPS機能を封じた後、カンプピストルに粘着性のある被膜弾を使用しセンサーを皮膜し封じる事が多い。 エクスライダーはAIカーのセンサーを封じる場合にカンプピストルだけでなく電磁警棒を使用し物理的にセンサーを損傷させる手法も使う。 挿入部で人が降りたあと駐車場に設置された専用の端子が自動で飛び出て「充電中」と表示されたシーンが存在すること、また第1話でリサが「燃料電池が切れるまで走り続ける」と言っていたことからAIカーは電気自動車(おそらくFCEV)と思われる。 エクスドライバーには本部や他の支部があるらしいが詳細は不明。本作OVAでは宗方圭が隊長を務める東京の西側湾岸地区の一部を担当する支部(OVA第一話の最初の暴走事故は横浜の本牧埠頭付近で発生)のみしか出ていない。 本来カーバトルやカーチェイスが主流のストーリーではないが、任務の状況とストーリーの進行によっては描かれる。 FAとは「フリー・エージェント(ライセンス)」の略。どこの基地にも所属せず、自らの意思で活動しAIカーの暴走を阻止するドライバー、もしくはライダーのこと。 AIカーと違い、ガソリンカーは自動運転に必要な特殊なセンサーを持っていない。
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