アルスレイヤ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 00:44 UTC 版)
シーザー王国が統治している北部の都市。国母の直轄領である町。各地にガーディアン育成の師範を派遣しており、六角形の城壁で囲まれている城塞都市。6人の幹部が守護を担当し、更に上位ガーディアンと呼ばれるグランドスールが3人いる。当初は町に潜入していたヨータ一行を捜索していたが、以前から国母のやり方に疑問を持っていたユーマに率いられる形で国母から離反した。
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アルスレイヤ
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ナクタ シーザー王国最強の戦士にして、近衛兵団団長を務める大将校(グランドフィシエール)。魔剣「フラガラッハ」の所持者。国母への忠誠心は非常に強く、命令とあらば大量虐殺もいとわない冷徹な人物。 ヨータおよび非処女たちの抹殺命令を受けて、アルスレイヤから騎兵団を率いてサンドリオに侵攻する。当初はヨータ、ルーミ、アマネ、バニーユ、カヅチ、ペコの6人を同時に圧倒するが、ヨータの奇策により騎兵団を封じられ、胸をつかまれたことで発情させられ拘束される。体が発情してなお精神力で交尾の誘惑に耐え抜き、ヨータに敬意の念を抱かせるが、結局は根負けし交尾に至る。 交尾後に地下牢に拘束されたヨータの手で解放される。少しばかりヨータに絆されたのか、アルスレイヤに住む魔女サーニャの情報を教えて立ち去る。 ピアノ ガーディアンのひとりでモーニングスターの二刀流の使い手。ナクタに好意に近い尊敬の念を抱いている。 アルスレイヤにヨータ一行が侵入したことを察して捜索および捕縛の指揮を執る。メイの死後、ヨータの捕縛を試みるが失敗。ナクタ以上に同様に交尾の誘惑に耐え切ってヨータに敬意の念を抱かせるが、結局は立ち去る寸前のヨータに交尾を懇願する。その後、交尾した罪で捕縛され、死刑宣告を受ける。実際にはこれ自体がヨータを誘い出すための罠であり、暴走するミミがロミーに撃退されてからは、ユーマに恩赦として解放され、彼女の命令でルーミと共に投獄したミミを監視する。 ロミー ガーディアンのひとりで徒手格闘家。ロボットを自称して大抵的外れな予測をしてはピアノに叩かれている。その際に口が変わり語尾に「デス」と付くのが特徴だが、ひとりになったり興奮すると口が元に戻り語尾が「です」になる。ロボットの本を愛読している。「欲情の泉」は機械油の香り。 ガーディアンとしては落ちこぼれであり、その劣等感を埋めるために「自分はロボット」だと思い込むことで矜持を保っている。また訓練生時代に人を殺めたことがトラウマとなり、無意識に能力を封印していたが、殺戮を楽しむミミに激怒したことで覚醒し、ミミを圧倒した。ヨータとの交尾後、ルーミと入れ替わりで投獄したミミを監視するが、口車に乗せられて拘束を解いた際にミミに逆襲される。しかし左目に火傷を負いながらも反撃して再度圧倒した。 メイ ガーディアンのひとりでトンファーの使い手。 精神年齢は幼く、嘘がつけない正直な性格。職務よりも保身を優先して行動する。交尾の知識は皆無。語尾「の」または「なの」と付くのが特徴。 ヨータとルーミを発見して怯えながら通報しようとするが、ヨータに説得されて二人をかくまう。命惜しさにヨータと交尾するが、痣が出現せず崩月を迎える。死の直前、ヨータを安心させるために最初で最後の嘘をつく。 ユーマ グランドスールの首席。大剣の使い手。 「公平公正」を重んじる清廉潔白な性格で、アルスレイヤ住民からの信頼は厚い。一方でサーニャが神殺しの剣が男にしか触れられないことを話す前にヨータを攻撃するなど、詰めの甘い一面ももつ。 ヨータを誘い出すためにピアノを交尾した罪で捕縛する一方で、予てから手を焼いていたミミを拘束した後、自らの正義の下に国母から離反した。ミミを手土産にヨータ一行に同行してサーニャと会い、彼女から神殺しの剣の情報を聞き出してから、ヨータとルーミを攻撃した後軟禁した。 トリス グランドスールの次席。斧の使い手。 博識な合理主義者で長髪の美女。理屈に合わないことを嫌う。基本的には丁寧語で喋る。ユーマとは相思相愛の仲。 サーニャの交換条件に捕らえたミミを差し出すことを提案した張本人である。その後ユーマに軟禁されたヨータとルーミを監視した。 ミミ グランドスールの末席。鞭の使い手。語尾に「にゃ」と付くのが特徴。 規則に厳しく杓子定規で、例外を毛嫌いしている陰険な人物。そのためグランドスールのメンバーでは人望がない。その本性は、法や正義を盾に他者を処罰・粛正することを楽しんでいる殺人鬼で、ガーディアンに就任する前後に魔女となって不老不死を得るために多くの住民を殺害し、その肉を食べていた。 ピアノの処刑を阻止しようとしたヨータに味方した近衛兵たちを嬉々として惨殺するが、その行為に激怒したロミーに圧倒され、さらにユーマに身柄を拘束される。この一件でロミーを激しく憎悪し、彼女を騙して拘束を解かれた直後に暴行を加えて殺害しようとするが、ロミーに返り討ちに遭った挙句、一部始終を見ていたユーマに一撃をもらい気絶した。 その後供物としてサーニャとの取引材料にされたが、サーニャはミミを見て驚いたりその所業に絶句し、さらに「気の毒なことをした」と意味深な台詞を吐いた。 サーニャ アルスレイヤに住まう魔女。岩石を刳り貫き改造した屋敷に住んでいる。五百年前に喰い殺した人間を最後に人喰いを止めたため、老化して老婆の姿になっている。 人間の脳(動物の脳でもいいが味が悪いらしい)が好物で、プリンのようにスプーンですくって食べることを好む。力を行使するために、対価として人間の脳をヨータに求める。 「慈悲深い神」たる仁科とは過去に因縁があった(だいぶ懲らしめられたとのこと)ことから彼女を恐れており、ヨータ一行が訪れる前日に仁科の脅迫を受け、彼女が記憶喪失であるという嘘の口裏を合わせると共に、一行に神殺しの剣の存在を伝えた。その後はミミに襲われたことで脳の一部を喰われ、彼女を魔女化させてしまうが、ミミ討伐後に動物の脳を食うことで回復した。
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