ムー帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:12 UTC 版)
「THE MOMOTAROH」の記事における「ムー帝国」の解説
かって太平洋に存在したムー大陸にあった帝国、大陸が海に沈んだ後も海底に王国を造って繁栄した。400年ほど前に浦島太郎が時の王女・乙姫と結婚して現在の王家に繋がる。 ウラシマ・まりん かの「浦島太郎」から数えて五十代目の子孫で海底王国ムー帝国の王子。身長190cm/体重108kg。7月25日生(22歳)、O型。語尾に「〜じゃん」をつけるのが癖。嫁探しのために来日し、一目惚れした美樹を拉致したことからモモタロウと闘うことになる。坊ちゃん育ちのためにプライドが高い上に非常にわがまま、思い通りにことが運ばないと腕を振り上げ地団駄を踏む、通称「わがままステップ」と呼ばれる行動を取り周囲の人間を困らせている。幼い頃からの乳母兼格闘技の師であるオババだけは恐れている。 幼い頃から格闘技を仕込まれており、ムー帝国では「格闘王」と呼ばれている帝国最強の男でもある。さらにムー王家の証である「太陽の紋章」を発動すると身体能力が大幅にアップする。 戦いにおいては情け容赦無く相手の息の根を止めることを信条としており、時にえげつない駆け引きやルール無用の反則も辞さないがモモタロウとの対戦中、おばばの横槍によってモモタロウが老人になってしまった時には、やる気をなくして試合を放棄する等、それなりに正々堂々の勝負にはこだわっている。 頭に常にヘルメット型の特殊ゴーグルを身に着けているが、このゴーグルは解析・HUD・レーザー照射・簡易酸素ボンベなどの様々な機能を搭載している。ヘルメットの下は白髪。 美樹を賭けた勝負でモモタロウに敗北するが、完全に美樹のことを諦めたワケでは無く、その後も美樹に会う度に言い寄っており、アース・クラッシュ・トーナメントにはモモタロウに対する雪辱戦の意味で参加し、アカオニ・トムを倒すもシュテンドルフに敗北、負けても王子としてのプライドから自ら徳利の中に入った。 連載終盤でモモタロウと美樹がデートしていた際、牛バカや鋼鉄郎と共に妨害を企む。オバケ屋敷で半魚人に扮して二人を脅かすが、恐怖の余り興奮したモモタロウにブッ飛ばされ、観覧車に激突して倒壊事故を起こした。 作中でのフィニッシュ・ホールドはウラシマ渦潮落とし、スーパー・オクトパス・ホールド、シャイニング・ウェーブ、ロブスター・キック、パシフィック・ハリケーン、アース・ソニック・ブレードなど。 イカ子 「ムームーダンサーズ」という、まりん御付の侍女集団の一人。ショートカットの美人。額にイカのお面をつけている。お酒の杓から宴会芸としての踊りまでこなす。おばばに対して思わず「くそばばー」呼ばわりしたり、王子であるまりんに対して意見したりと気が強い。同じコマにダンサーズで写っている時に一人だけ吹出し付きのセリフがあったり、後にははっきりまりんに想いを寄せているなど、ダンサーズの中では一番出番が多い。リング外に吹っ飛ばされたまりんが頭から転落しそうになった時に身体で受け止めたことがある。 タイ子 「ムームーダンサーズ」の一員。同じく額にタイのお面をつけている。イカ子、ヒラメ子と共にまりんに献身的に尽くしているが、モモタロウに関節を外されたまりんの身体で遊んだり、結構その扱いはいい加減。同じダンサーズとは親友。 ヒラメ子 「ムームーダンサーズ」の一員。おかっぱ頭で、額にヒラメのお面をつけている。イカ子のまりんに対する気持ちに気がついており、鈍感さから無神経極まりない発言を繰り返すまりんを、イカ子の前で思い切りぶん殴ったことも。少々酒乱の気があるらしく、宴会で脱ぎだしたことがある。 モアイ・ザ・バーバリアン まりんがモモタロウとの試合を投げ出したのを見て、おばばが代役に選んだムー帝国の戦士。ニュー・モアイック・ストーンというおばばいわく「ムー帝国の科学力の粋を集めたよーわからん石」で出来た、モアイ像をモチーフにしたプロテクターを身に纏った巨漢。マケマケ様という神様を厚く信仰している。同じくモモタロウの代役としてリングに立ったキンタロウと戦い、右足を傷めさせた上にぼろ雑巾のように追い詰めるが、鋼鉄郎が“石のツボ”を打ったことでプロテクターを砕かれ、エッフェル・ヒールキックでとどめを刺された。 更に同型のプロテクターを着けた戦士集団「石材戦隊」が登場、モモタロウを若返らせないためにおばばの命令でタツノオトシ号を破壊しようとする。止めに入ったベンケーを袋叩きにするが、彼の犠牲でモモタロウと牛バカは若返り、石材戦隊は牛バカの火炎攻撃で撃退された。 シャーク・サメザメ ムー帝国の戦士の一人でまりんの護衛。美樹を探しに来た三郎太と戦い、苦しめるが、助けに来たモモタロウに一撃で吹っ飛ばされた。下あごをかつてまりんに砕かれており、金属製のあごに取り替えている。一応まりんの家来だが、彼を「バカヤロー」呼ばわりしたりするなど、結構扱いはいい加減。しかしながら、過酷な訓練で泣き言をいうまりんに「それがムーの格闘王のセリフか!」と発奮させたこともある(ただ、これによって発奮したまりんに顎を砕かれてしまった)。 ウラシマ・ら・むー まりんの父でムー帝国の現国王。変態的かつ、つかみ所の無いおっさんで、初登場の際、モモタロウにただの変態扱いされ思い切り殴られている。太腿に太陽の紋章があり、死亡し、ムー帝国の技術力をもってしても蘇生不能となっていたベンケーを生き返らせたほどの強大な力を持つ。その力は息子であるまりんが「俺にはまだまだマネの出来ない芸当」と素直に感心していた。モットーは「愛は心の仕事です」。 ドラゴン・おばば まりんの乳母で、教育者。まりんが唯一恐れる相手で、まりんが幼少の頃、わがままを言おうものなら容赦なくアバラをへし折るという虐待そのものとしか言いようがない苛烈な教育をしていたらしい。いまだ意気軒昂で、初登場時はモモタロウとまりんを一撃で吹っ飛ばしたほどの使い手。次期国王であるまりんをキズモノにされてはたまらないと言う理由でモモタロウ(と巻き添えで牛バカ)を老人にするが、自分が一番まりんをキズモノにしているという自覚はまったく無い。 タツノオトシ号 おばばが乗り回すムー帝国の乗り物。タツノオトシゴをモチーフにした形状をしており、脚部が変形する可変機構を持つ。また高度なAIを備えているらしく、ロボットの癖に人間的な会話・リアクションができる。「全自動若返り装置」という機能を持っており、おばばによって老人にされてしまったモモタロウと牛バカを若返らせるためにベンケーの生命力を吸い取った。
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ムー帝国
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「海底超特急マリンエクスプレス」の記事における「ムー帝国」の解説
サファイア 声 - 太田淑子 『リボンの騎士』などに登場のサファイア。 ムー帝国の女王。現代のポリネシアの遺跡で幽霊としてロックに話しかけ、マリンエクスプレスが1万年前にタイムスリップ後、シャラクやその侵略行為についてロック達に語る。反乱の意向をシャラクに聞かれて軟禁されたが、シャラクに殺されそうになっていたロック達をレオに救出させる。シャラクとドンドラに乗っ取られた国を取り戻すため、ロックと共にシャラクに戦いを挑む。 シャラク 声 - 肝付兼太 『三つ目がとおる』などに登場の写楽保介。 クリプトリプトン星からムー帝国にやって来た宇宙人。念力を使う。海底に眠る財宝を手に入れるためムー帝国を乗っ取り王子を名乗るが、サファイアに惚れているため彼女を女王のままにしている。 海中運搬システムとしてマリンエクスプレスを手に入れ、ムー帝国のみならず地球全土を支配下に置こうと企んでいる。ランプの密告により、慌ててアダムを排除しようとマリンエクスプレスに乗り込むも、アダムは隙をついて起爆、シャラクはマリンエクスプレスの爆発に巻き込まれる。 レオ 『ジャングル大帝』に登場する大人時代のレオ。 サファイアの忠実な僕。言葉は喋らないが、シャラクが持ち込んだ超科学によって空を飛べるようになっている。 ドンドラ 声 - 千葉耕市 『ドン・ドラキュラ』などに登場のドン・ドラキュラ。 サファイアの下でムー帝国の宰相をしていたが、シャラクに寝返った。小物感が強い。 ロック達がレオによって女王の別荘に匿われた際、軟禁していたサファイアにロック達を引き渡すよう強要しようとするが、彼女から王位(王冠)を譲ると言われて油断したところを殴り倒され、気絶している間に服を取られて女王の逃走に使われるという間抜けぶりを披露する。
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ムー帝国
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「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」の記事における「ムー帝国」の解説
かつて存在した発達した文明を持つ国家。世界樹の研究から不滅の肉体を創り出し、そこに異空間に封じられていた神を宿らせたことにより異魔神は生まれた。その後、生き神として崇拝していた異魔神の暴走により一夜にして海の底に沈んでしまった。
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