ムー王国
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火野 ヤマト 声 - 竹村拓 アイラの祈りを受けゴッドマジンガーによって20世紀末の現代から1万年前のムー大陸に召喚されたスポーツ万能の高校生。環境の変化と自身の能力に戸惑いながらも闘いの中で「ムーの戦士」として覚醒していく。ストーリーが進むにつれアイラ以外に読めるはずのない古代文字が読めるようになったり、過去視や未来視ができるようになるなどの超能力を身につけていく。 漫画版では最初から超能力を持つ。また、強い闘争心を持ちケンカに明け暮れ、「生まれる時代を間違えた」と公言して憚らない。 アイラ・ムー 声 - 榊原良子 ムーの女王。10代後半に見えるが、圧倒的なカリスマ性でムーの民を率いる。マジンガーに仕える「巫女」でもある。神が選んだ救世主であるヤマトを頼りにする中で次第に彼に惹かれていく。 ムラジ 声 - 藤本譲 アイラの父、ユーラ王の治世からムー王国の政戦両略を取り仕切る、宰相・兼参謀総長とも言える存在。「老師」とも呼ばれる。その篤実な人柄で、上はアイラやヤマト、4剣士は勿論の事、下は庶民からも多数の支持と尊敬を得る。エルドがアイラに思慕の念を抱いている事を察し、父ドラドとの離間策の一環として拷問にかけられていたエルドを救出するが、その直後にエルドの裏切りに遭い絶命。彼の死はムーにとっての大きな損失となり、被った精神的な痛手は全ての王国の民を覆った。 ギロン 声 - 石丸博也 王国にその人ありと謳われた「ムーの4剣士」のリーダー格。沈着冷静な性格の持ち主で、剣技の見事さも勿論だが作戦立案の能力にも長けている。仲間のゾルバと共に石の加工技術も持っており、「光宿りしもの」の在り処を示すといわれる円盤の片割れのコピーを作った事もあるが結局本物でなければ意味が無く、計画は失敗に終わっている。 ゾルバ 声 - 堀内賢雄(次回予告も兼任) 「ムーの4剣士」のサブリーダーとも言える存在。身軽さを生かしたスピーディな戦法を得意とする。女王アイラへの忠誠心は激しいほどに強く、ヤマトがムーに現れた当初は彼の能力に疑念を抱き反目するが、やがて彼の能力を認め固い友情で結ばれる事になる。 デリヤ 声 - 郷里大輔 「ムーの4剣士」のメンバー。巨体と怪力の持ち主で大食漢、大酒呑み。豪放磊落な性格で仲間のノローと共にムードメイカー的な存在である。酒癖が悪いのが玉に瑕。 ノロー 声 - 古田信幸 「ムーの4剣士」のメンバー。太めの容姿で動作も性格ものんびりしているが、剣技の冴えは他のメンバー達に決して引けを取らない。食べ物と食べる事に対する執着は人一倍。その執着具合は、誤って落としたおやつの骨付き肉を肉食魚が泳ぎ回る地底湖に飛び込んで取りに行こうとしたほど。「光宿りしもの」の在り処を示す円盤のもう一つの片割れをムーの神殿の壁の中から発見するが、その直後にドラゴニアの襲撃に遭い、瓦礫の下敷きとなって非業の最期を遂げる。本編に於いては4剣士唯一の犠牲者となった。 マドマ 声 - 原えりこ アイラの傍近くに仕え身の回りの世話をする少女。ヤマトに少女らしい憧れを抱く。毎回冒頭で前回のあらすじを説明している。
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