ボスオバケ[一階を除く16体]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 06:16 UTC 版)
「ルイージマンション3」の記事における「ボスオバケ[一階を除く16体]」の解説
キングテレサ テレサ達の王。今作のラスボス。前々回と前回、ルイージによって捕まえられたはずだが、パウダネス・コナーによって解放され、今回は自分の大ファンである彼女と共謀し、ルイージたちをオバケホテルに誘い込んで再び復讐を企む。 本作ではルイージの体力が0になる、プロローグでキングテレサに追い付かれるなどしてゲームオーバーになると、一番の目的であるルイージを絵に閉じ込める野望が達成されてしまう演出が入るようになっている。 パウダネス・コナー ホテル「ラストリゾート」のオーナー。体力は600。 キングテレサの大ファンであり、ずっと前から憧れを抱いていたと語っている。常にファンデーション(粉化粧)を手から離さず、粉を顔に塗すことで身体の透け具合を伏せているが、これには幽霊である自分の正体を隠すだけでなく、本人の素顔へのコンプレックスという側面があり、実際に同胞のオバケたちに命令している際にもこの姿を装っている他、最終決戦ではダメージ後のリスポーンの度にも化粧は欠かさない。 キングテレサを溺愛するあまりオヤ・マー博士に囚われていた彼を解放し、共謀してルイージ一行を陥れるためオバケホテルに招待する。その後、15階:ペントハウスのメイン監視室でルイージを監視しつつも、キングテレサの為にルイージの始末を画策し、自らの手下たちを嗾けるが、その手下たちが悉くルイージに倒されたため結局キングテレサの信用を失ってしまった挙句、大事にしていた飼い猫のオバケネコまでもがルイージに倒されたことで遂に怒りが爆発し、今度は自らの手でルイージを倒すべく襲い掛かる。戦闘時には横移動するレーザーを操作して攻撃し、ルイージに直接襲い掛かる際は手鏡を振り下ろして攻撃する。吸い込まれる直前には最後までコンプレックスの素顔を気にしており、化粧を施しながら投げキッスを送りつつ吸い込まれる。エピローグでは、キングテレサやオバケネコと共にカプセルに囚われている姿が確認でき、その際悔しがるキングテレサとは裏腹に近くで彼を見続けていられる嬉しさから笑顔を浮かべているなど満更でもない様子を見せた。 オバケネコ パウダネス・コナーの飼い猫。体力は100で無くなる度に尻尾が1本ずつ抜けていく。飼い主に似てプライドが高い性格をしている。 普段は子猫の状態だが、追い詰められると豹変してルイージを超える程大きな体格の化け猫となる。この姿でも警戒心が強く、(従来のマリオシリーズにおける)テレサのようにルイージが背後を見せながら静止することである程度の接近を赦さないと隙を見せない。尻尾は3本で、豹変後に退治されると1本ずつ抜け、その都度逃げる。9階と14階のそれぞれのエレベーターボタンを盗み出し、壁や床(フロア)を透過して一度クリアしたエリアの何処かに逃走して身を潜めるが、9階のエレベーターボタンを取り返された際は体力を1だけ残して逃げ出したが、14階のエレベーターボタンを取り返された時には完全にオバキュームに吸い込まれた。 ガトレー ベルボーイに扮したホテルの案内人のオバケ。体力は250。気の小さい性格で常におどおどした様子を見せている。 最初は1階:メインロビーでフロント業務を行っており、その後は地下1階:パーキングで荷物運びをしていたが、ルイージを発見しそのまま戦闘になる。戦闘時には客の荷物を投げ付けてくるなど、おどおどした性格から一転して凶暴になる。 吸い込まれる直前には自身のトレードマークである帽子を残した状態で吸われるシチュエーションを見せており、その後に帽子がない事に気づいてオバキュームから腕を伸ばし回収、同時に腕が吸い込まれて終了という流れとなる。 ミスリー 5階:ゲストルームフロアの508号室(オヤ・マー博士の部屋)を清掃していたメイドのオバケ。体力は180。 オヤ・マー博士のカバンに惹かれるが、ルイージに目撃されてから思わずカバンを飲み込み、各客室に逃亡する。腹部にあるカバンのせいで吸い込めないが、キューバンによるスラムでダメージを与えられる。 綺麗好きなためか、捕まった後でもギャラリーのカプセル内で清掃し続けている。 ゴロリファット 3階:ショッピングフロアの警備室に佇む肥満の警備員のオバケ。体力は250。サングラスをかけていて強気に見えるが、実際はネズミやびっくり箱に怯えるほど臆病な性格をしている。 ルイージに発見されると柵で隔たれた部屋へ逃亡する。戦闘時には赤い水鉄砲を武器に対抗する。柵で隔たれた部屋へ逃亡するため、必然的にグーイージのみの戦闘になる。 吸い込まれる直前には自分の腹部を上へ寄せ上げて抵抗するリアクションを示す。 捕まった後のギャラリーのカプセル内では、臆病な性格によるものからか水鉄砲を拳銃のように構えながら辺りを見回すといった警戒心の高さを見せている。 ムッシュテイシェ 2階:アッパーロビーの調理室で大量の黒煙を巻きながら料理をしていた料理人のオバケ。体力は350。 ルイージとグーイージによって黒煙が消されると、料理の邪魔をされたと思い込んで激怒し襲い掛かる。戦闘時には不気味な魚を取り出して投げつけたり、持っているフライパンを振り回して攻撃してくる。また、このフライパンでオバキュームのストロボも防いでしまう。吸い込まれた後は魚が数匹吐き出される。 ナルシェスベン 4階:ホールフロアでピアノを弾いていた音楽家のオバケ。体力は450。 紳士的な様子でピアノを演奏していたが、ルイージを発見するとそのまま戦闘になる。最初はピアノの演奏に合わせて浮遊させた観客椅子で攻撃する。観客椅子がすべて無くなると、演奏に合わせた踊り子ラウストたちを数体差し向ける。ラウストたちが全員やられると髪を逆立てて怒り狂い、弾いていたピアノに自ら憑依して襲い掛かる。ピアノ憑依時にはルイージめがけて飛び掛かる、爆弾を投げる、ピアノの鍵盤を飛ばすなど、多彩な攻撃を仕掛ける。また、ナルシェスベン自身も手を伸ばしたり燃えている音符を大量に飛ばすなどして攻撃してくる。吸い込まれる直前には一礼をする。 ギャラリーのカプセル内では、腕を前に伸ばしてピアノを演奏しているかのような動きを示している。 ホリーボーテ三世 6階:キャッスルフロアを治める王様のオバケ。体力は200。挑戦的な性格をしている。 エレベーターボタンを賭けてルイージにフロア攻略の挑戦を申し出るが、攻略された事に対する悔やみにより鎧を身に着けて騎馬戦を申し込む。鎧の防御はほぼ完璧で通常ではストロボを受け付けないが、攻撃に転じる際にそれが薄れる弱点がある。また、鎧を破壊されると盾と短剣で戦い、回転攻撃をするが、回り過ぎて目を回すなど隙が多い。 ニワシー博士 7階:グリーンフロアで植物に水遣りをしていた庭師のオバケ。体力は300。 じょうろを使って水遣りされた植物を一気に大樹に成長させ、ルイージを妨害する。戦闘時にはマリオシリーズのパックンフラワーやワンワンのような巨大な口を持つ不気味な植物の鉢を前方に掲げて攻撃に転じるが、前作のバクーンと同じように食欲旺盛で制御しきれないようである。吸い込まれる直前には最後の悪あがきなのか、持っているエレベーターボタンを高い所に放り投げる。 ジョーノーズ 8階:スタジオフロアにいる監督のオバケ。体力は25とボスオバケはおろか体力が数値化されている通常のオバケを含めても最も低い。ボスオバケの中では唯一明確な敵意を示さず、キングテレサやパウダネス・コナーと同様にセリフを発する。 登場時は自分の魂といえる大切なメガホンを無くしており、激しく嘆いていたが、そのメガホンをルイージから渡された後は彼の容姿をいたく気に入り、特撮映画ジオラマセットで怪獣役のラウストと戦わせる映画撮影を強行させる。その後は撮影を終えると協力してくれたお礼としてルイージにエレベーターボタンを渡し、フィルムを回収した後は満足して編集室に籠る。編集作業が完了して以降は捕獲可能になるが、ストーリーが一定の段階に進むまで放置しておくと撮影した内容に映像効果を加えた彼自身の傑作を閲覧させる。 ホネスキー 9階:ミュージアムフロアにいる原始人の姿をした大柄のオバケ。体力は400。 展示されていた巨大なティラノサウルスの化石に憑依しており、キノピオが封印されていた絵を呑み込む。ティラノサウルスの状態では咆哮による衝撃波や噛みつき、踏みつけなどで攻撃を行う。ティラノサウルスの身体が崩壊すると姿を現し、太い大きな骨を武器に襲いかかる。吸い込まれる直前には顔だけの状態になりながらも挑発的な態度をとるが、結局武器にしていた骨が頭にぶつかりそのまま吸い込まれる。 モップラー 地下2階:メンテナンスフロアでホテルの維持・管理を担っていた作業員のオバケ。体力は350。サボり気味な性格だが、ルイージが近くに来ると撃退しようとするなど責任感が強い一面も持っている。 エリアの水位操作装置を利用してルイージの進行を妨害する。戦闘時にはアヒルボートに搭乗し、ハリセンや機雷による攻撃を行う。吸い込まれた後はアヒルのオモチャが数個吐き出される。 サーペンティス 10階:デザートフロアを治めているクレオパトラ似の女王オバケ。体力は300。 ピラミッドの中では出会い頭ルイージを地下に落とす。ルイージがピラミッドから出るとそのまま戦闘になる。戦闘時には砂で作られたメデューサのような顔の像や、手下の蛇たちを操って攻撃してくる。吸い込まれる直前には眠るような体制を取りながら地面に平行になって吸い込まれる。 ニラ・リラ・グラ 11階:マジックフロアでマジックショーを披露しようと企んでいたオバケトリオ。少女の姿をしている。体力は三人とも100。エレベーターホール右側の壁の隙間からマジックの練習中に喧嘩をする彼女たちを見ることができるが、連携そのものは統率がとれている。 陰からゴミ箱や宝箱をオバケ化させたり、迷路の様な部屋を利用してルイージを迷い込ませようとする。戦闘時には各々がシルクハットに潜んでトランプで攻撃してきたり、シルクハットで直接体当たりをしてくる。また、一人減るごとにダミーの爆弾に置き換えられ、吸い込もうとすると逆にダメージを受けてしまう。 キャプテンフッカ 12階:ビーチレストランフロアを支配しているサメの姿をした海賊オバケ。体力は300。左目に眼帯をしており、その中にエレベーターボタンが埋め込まれている。 ルイージがビーチエリアの海賊船に乗ると、所有しているエレベーターボタンを賭けてルイージに戦いを申し付ける。戦闘時には海賊船に憑依したり、得意のかじりつき攻撃と腕(ヒレ)に付いているフックによる攻撃を多用する。また、複数体のナロストがタルの形をした爆弾を投げつけてくる。 マスカルポーロ 13階:ジムフロアに住み着くスポーツインストラクターの筋肉質なオバケ。体力は60とジョーノーズに次いで低い。水球が得意。 フロアのプールに居座っているが、ルイージを見つけるとそのまま戦闘になる。戦闘時にはプールから水球を剛速球を投げつけてくるほか、グーイージ対策にプールの水を吹き付けてくる。グーイージによってプールの水が抜かれると排水口に詰まり、身動きが取れなくなってしまう。吸い込まれる直前には何故か筋肉をアピールし、水中に潜るかのように鼻をつまみながら吸い込まれる。 アフロディージェ 14階:ディスコフロアにてノリノリの曲をかけていた女性DJオバケ。体力は450。目を覆うほどの大きなオレンジ色のアフロヘアーをしているが、実はカツラであり、本来の髪は黒い短髪となっている。 最初はストリートダンサーに扮したラウスト集団の誰かにエレベータースイッチを隠してルイージを翻弄する。それを見破られると今度は自ら襲い掛かる。戦闘時には燃えているDJレコードを投げつけたり、振り回したりして攻撃してくる。吸い込まれる直前にはダンス特有の決めポーズをしながら、高めのテンションで吸い込まれる。
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