テーバイ攻めの七将とは? わかりやすく解説

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テーバイ攻めの七将

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 07:03 UTC 版)

テーバイ攻めの七将』(テーバイぜめのななしょう、: Ἑπτὰ ἐπὶ Θήβας, Hepta epi Thēbas, ヘプタ・エピ・テーバス: Septem contra Thebas)は、古代アテーナイ詩人アイスキュロスによるギリシア悲劇ギリシア神話で古代都市テーバイ王権をめぐる戦いの物語に基づく。


  1. ^ この部分はソポクレース作『オイディプス王』の題材となった。
  2. ^ オイディプースの末路はソポクレース作『コロノスのオイディプス』に描かれている。
  3. ^ 人文『全集』では861行~960行までコロスとアンティゴネとイスメネの三者が交互に哀悼の歌を詠っている。
  4. ^ 人文『全集』、鼎『全集』、生活『悲壯劇』のいずれも864行において二人の姿を認めている事をコロスが詠っている。
  5. ^ エウリピデスフェニキアの女たちの競演の後とする説もある。そうすると更に後の時代ということになる。
  6. ^ 人文『全集』は疑義があるとする立場を採っていない。
  7. ^ イズメーネーの科白が無いことから、イズメーネー役を「黙役」(科白の無い役を演じる俳優のこと。正規の俳優の数には含まれない。)が代わりに務め、本来のイズメーネー役の俳優が布告使役になれば辻褄が合うように思えるが、イズメーネーから布告使に舞台上で早変わりをし、同時に「黙役」と咄嗟の内に入れ替わらなければならない為無理がある。
  8. ^ ソポクレース作『コロノスのオイディプス』でポリュネイケースの台詞で語られる七将も同じである(戦いの前であるため門の配置はない)。
  9. ^ オイディプースの息子たちの一騎討ちは戦いの最後であったとする説もある。
  10. ^ エウリピデースによれば、パルテノパイオスを討ったのはポセイドーンの子ペリュクリュメノスともいう。
  11. ^ この部分はソポクレース作『アンティゴネー』の題材となった。
  12. ^ この部分はエウリピデース作『救いを求める女たち』の題材となった。
  13. ^ 帯では「テーバイを攻める七将」となっている。
  14. ^ 翻訳作業は内山敬二郎が一人で行い、田中秀央はその補訳を行った。


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