本作のあらすじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 07:03 UTC 版)
「テーバイ攻めの七将」の記事における「本作のあらすじ」の解説
アルゴス勢に囲まれたテーバイの城内、エテオクレースは騒然とする民衆を励まし、恐れおののく乙女たちを叱咤する。そこへ使者が登場し、アルゴス勢の布陣を告げる。エテオクレースは、城の7つの門に攻めかかろうとするアルゴスの将の名前を聞き、それぞれテーバイ勢から守りの将を選んで配置する。最後に、第7の門にポリュネイケースが挑むと聞き、エテオクレースは憤怒する。乙女たちはエテオクレースに運命を避けて第7の門に行かぬよう懇願するが、エテオクレースはオイディプースの呪いの成就が間近に迫っていることを知りつつ、あえて第7の門へ向かう。 再び使者が登場、テーバイの町が守られたこと、しかしエテオクレースとポリュネイケースは相討ちになって死んだことを告げる。二人の亡骸が運ばれてくる。アンティゴネーとイスメーネーの姉妹は二人へのたむけとして交互に哀悼の歌を詠い捧げる。 そこへ別の使者が登場し、国を護ったエテオクレースの亡骸は丁重に葬り、国に攻め入ったポリュネイケースの亡骸は場外に棄て置く事とする評議会の見解と評決を二人に伝える。しかしアンティゴネーは例え自分独りであっても、危険を冒してでも兄ポリュネイケースの墓をつくり埋葬する事をやり遂げると、その使者に宣言をする。
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