本作に関するエピソード
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「栄光の架橋」の記事における「本作に関するエピソード」の解説
体操男子団体が28年ぶりに金メダルを獲得した時のNHKの中継で、当時同局のアナウンサーである刈屋富士雄が冨田洋之の鉄棒の演技とこの曲の題名を重ねて実況した「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」という言葉が流行語大賞にノミネートされ、曲の知名度が上昇するきっかけになった。冨田も、後日この放送によって周りから「栄光の架橋=冨田」というイメージを持たれたことを語っている。 プロ野球においても、東北楽天ゴールデンイーグルスの渡辺直人や元千葉ロッテマリーンズのサブローが本拠地の試合で打席に入る際や、横浜ベイスターズ時代の工藤公康の登板の際に使用していた。プロボクシングにおいても、益田健太郎や柴田直子が試合前の入場時に使用していた。 2004年12月11日に日本武道館で行われた「ゆず体育館ツアー 1〜ONE〜 FINAL at BUDOKAN」の最終日には、オーケストラを従えて披露された。翌年4月6日に発売されたライブDVD『ゆず LIVE FILMS 1〜ONE〜』の発売前情報では、ボーナス映像としてその模様が収録される予定とあったが、実際には収録されておらず、後にファンクラブ会報に謝罪紙が同封されて届けられている。 この曲で2004年の『第55回NHK紅白歌合戦』に2年連続で出場。NHKが近代オリンピック中継実施時に自局テーマソングを設けるようになった1988年のソウルオリンピック以降、同テーマソングを担当した歌手がその年の紅白に出場したのはゆずが初めてだった。また、2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』では、NHK側が行った、同年の紅白で聴きたい曲のリクエストを募集した「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」で白組対象の上位100曲に選ばれたが、出演はしていない。 13年後の2017年の『第68回NHK紅白歌合戦』でも自身初の白組のトリ、および大トリとして披露した。2019年の『第70回NHK紅白歌合戦』でも「紅白SPメドレー 2019-2020」として「SEIMEI」とともに歌唱。 前作に収録の「桜木町」に引き続き編曲は松任谷正隆が担当している。上記の紅白では、ピアノ演奏で特別出演した。正隆の妻でもある松任谷由実が「大晦日は精神的な一日」とコメントし、長年紅白出演を固辞していたように夫の正隆も過去に出演歴が一切なかったため、紅白初出演であった。 表題曲のミュージック・ビデオは、埼玉県の熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で撮影された。アテネから2大会後のロンドンオリンピック・パラリンピック統一のNHK放送テーマソングのいきものがかり「風が吹いている」のMVもここで撮影されている。 サザンオールスターズが2013年に発表したシングル「ピースとハイライト」のカップリング曲「栄光の男」は、曲名の元ネタが「栄光の架橋」であることを、同バンドのボーカル担当の桑田佳祐が公言している。 NHKの音楽番組『SONGS』のX JAPAN出演回(2017年3月2日放送)において、北川かこの曲を作るにあたり「僕らは路上でアコースティックギターで素朴な曲を歌うイメージだったけど、(オリンピックテーマソングの)お話をいただいて、素朴な曲もいいけど、ダイナミックな壮大な曲を作りたいと思って、「ENDLESS RAIN」や「Say Anything」みたいなXJAPANの広がりのあるバラードを作りたいとお話させていただいて、作った」と、X JAPANの曲に影響を受けたという制作秘話が語られた。なお、北川はこの回のナレーションも担当した。 2014年2月20日放送のフジテレビ系『森田一義アワー 笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」にゆずがゲスト出演した際「栄光の架橋」を特別アレンジで披露した。 2019年4月18日放送のTBS系バラエティ番組『ニンゲン観察バラエティ モニタリング3時間SP』内で、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰が交際中の一般女性へのプロポーズにて「栄光の架橋」をピアノで演奏。ゆずも春日の演奏に合わせて歌唱する形で協力した。練習開始時にはまったくピアノが弾けなかった春日だが、3週間の猛特訓によって、ミスはありながらもそれまでで1番の演奏を実現させた。その後、春日は手紙を読み上げ、プロポーズを成功させた。 2019年12月21日に新国立競技場で開催された「国立競技場オープニングイベント ~HELLO, OUR STADIUM~」にゆずがサプライズゲストとして登場し、「栄光の架橋」を披露。サビでは6万人の観客が大合唱となった。 2007年10月5日放送のミュージックステーションに出演し、同番組でサブ司会をしていた堂真理子アナウンサーに、「栄光の架橋」についてのエピソードを聞かれた際に、北川は『家の中を歩きながら曲を制作していた。家のキッチンの隅っこに居たときに、「栄光の架橋」という曲が出来た。』というエピソードを番組内で披露していた。ちなみに、曲の制作を依頼されたことに関して、北川は『オリンピックに出場したこともないし、オリンピックを前にした選手の気持ちも味わったことない。曲の制作は出来上がるまでに時間がかかったし、大変だった。』という曲の制作に関してのエピソードも番組内でしていた。
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