戦闘前の折衝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 07:03 UTC 版)
キタイローンに到着したアルゴス勢は、テューデウスを使者に立て、協約どおりポリュネイケースをテーバイの王位につけるよう要求したが、エテオクレースはこれをはねつけた。テーバイ城中でテューデウスはテーバイ人を試そうと一騎討ちを挑み、闘いにすべて勝った。テーバイ側は50人の武装兵を待ち伏せさせたが、テューデウスはこれも打ち破って帰還し、テーバイ側で生きて戻ったのはマイオーンただひとりだったという。 エテオクレースは予言者テイレシアースを召し出し、敵に勝つ方法の予言を求めた。テイレシアースを召し出したのはクレオーンだったともいう。テイレシアースは、クレオーンの子メノイケウスをアレースへの犠牲として捧げるならば、勝利を得るだろうといった。これを聞いてメノイケウスは城門の前で自害した。
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