クリミアの一般市民・民兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 08:38 UTC 版)
「クリミア王国」の記事における「クリミアの一般市民・民兵」の解説
(※)カリル 24歳→27歳。 ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』では賢者。『暁』では炎の賢者(ファイアーセイジ)→大賢者(アークセイジ)。属性は闇。 『蒼炎』での戦いでクリミア軍に参加した自称「一流の魔道使い」。終戦後は恋人ラルゴと結ばれ、クリミア王都に小さな酒場を持つ。作中にてトパックの魔道の師匠を請け負う。「キレイなおねえさん」とよばれると機嫌が良くなる。自身を「洗練された都会の女」と称するが、実は田舎生まれ。そのためか同じく田舎生まれで同じような悩み(言葉の訛り)を持つネフェニーに良く接し、『蒼炎』では化粧など女を磨くためのアドバイスをしていた。人をおちょくることも多いが、本来は家族思いで温かい性格の持ち主である。 『暁』ではラルゴが怪我を負って戦えなくなったため、自分が代わりとなって戦場へ出る。そのため、『蒼炎』におけるラルゴのステータスを代わりに引き継ぐことができる。 出身地は不明だが、初登場時にベグニオン帝国内の建物に居たことや、ラルゴの出身地もベグニオンであることから、その国の生まれである可能性が高い。 ラルゴ 29歳→32歳。ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。ただし、戦闘には『蒼炎』のみに参加する。クラスはバーサーカー。属性は風。 『蒼炎』での戦いでクリミア軍に参加した自称「一流の狂戦士」。『蒼炎』では味方ユニット唯一のバーサーカー。怪力の持ち主で、虎を3頭同時に片手でひっくり返した、という武勇談があるがアイクには「微妙」扱いされている。また、軍に自分を売り込む際はカリルに術を仕込まれたらしく、彼女が軍に参入するときとほぼ同じ言い回しであった。自分で言うほどに物覚えが悪いらしく、2つの物事を一度に考えられなかったり、また忘れぬよう考え事をするときは常にメモ書きをしている。ラグズに対して偏見を持っておらず、ムワリムと力比べをして軍を盛り上げたり、タウロニオとの支援会話にて、終戦の後ベオクもラグズも寛げるような酒場を開きたいという夢を語ったりしていた。店の名は、自分が一番大切だと思う惚れた女の名である「カリル」と決めた。ちなみに、故郷はベグニオン帝国。 『暁』では「自分の全て」と言い切る女性、カリルと結婚、夢である酒場を経営し、店も繁盛しているなど彼自身の人生は順風満帆でもある。しかし、戦後に事故に遭って戦うことができなくなってしまった。さらに力を失ったことが原因か、第3部終盤の“裁き”で石化してしまう。 『トラキア776』に同名キャラがいるが、こちらは敵将でクラスはジェネラル。 エイミ ラルゴとカリルの養女。2人を実の親だと信じて慕っている。 幼いながらもしっかりとした性格で仕事をサボろうと考えるマカロフを叱るなどしている。 ベオクとラグズの血を受け継いだ印付きであるが、経緯も印の位置も不明。印付きであったため、“裁き”が起きたときは一般人ながら石化せずに生き残った。その後、石化したラルゴの足にしがみ付いて泣いていたところを街の様子を見にきたジョフレに発見され、彼やユリシーズとともにティバーン隊のもとへ向かった。 ダラハウ 32歳。ベオク。『蒼炎』に登場。クラスはハルバーディア。属性は炎。 謎の槍の達人。タナス公オリヴァーの屋敷の花壇に無断で立ち入った罰として1年間タダ働きをさせられていたが、子供が戦っているのを見てクリミア側について戦っていた。間延びした怪しげな口調は独特だが、子供好きで笑顔を愛する好人物。しかし、悪党には一転して非情となる。 アドバイスするのが得意で、よく人に大切なことを伝えている。また、一種の大道芸を身につけている(秘伝らしい)。 ウハラダ 35歳。ベオク。『暁』に登場。クラスは槍闘士(ハルバーディア)→聖槍使い(ホーリーランサー)。属性は炎。 クリミアにある繁盛店カリルの店の主人ラルゴの親友。槍の達人だがその素性は謎。クリミア人ではないらしい。 『蒼炎』に登場したダラハウに瓜二つ、喋り方から性格までまったく一緒で、名前も「ダラハウ」がそのまま逆さになったものであるが、本人は同一人物説を否定している。間違えられることは日常茶飯事のようで、ダラハウのことは知っているらしい。また、オリヴァーも彼をダラハウだと勘違いしていた模様。『暁』で最も謎の多い人物の一人である。なぜかラルゴもダラハウとは別人と言い張るが、ちゃんとダラハウのステータスを引き継ぐ。ちなみに、『蒼炎』のダラハウのとラルゴの支援会話で、ダラハウの大道芸の登場人物(腹話術の人形)として、名前だけは登場している。 (※)チャップ 38歳→41歳。ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』では重歩兵→ジェネラル。『暁』では斧武将(グレートドゥクス)→将帥(マーシャル)。属性は水。 クリミア王国の田舎村・オマ村の農夫。先の戦いでデインに侵略された際、民兵として志願し戦いに加わった。のんびりとした性格で、家族と畑仕事を何より愛し、志願した際に家族から貰ったお守りを大切にしている。 『蒼炎』では民兵ということもあり気弱な面も見られたが、『暁』ではヤードリーに唆された村の若者達に逆上され「人殺し」と罵られた際には、「そうじゃ、わしらは人殺しじゃ」と言い放ち、また戦争の経験者として戦争の意味や本質を語り若者達の軽率な行動を諫める姿が強い印象を与えている。 『蒼炎』では槍を武器としていたが、度重なる開墾作業のため『暁』では斧を得意としている(槍は最上級にクラスチェンジしないと使えない)。『暁』では敵の装備を外す「武装解除」のスキルを持っている。 ちなみに、『蒼炎』の個別キャラクターイラストでは得物として剣が描かれていたが、これは初期案の名残である。 メグ 16歳。ベオク。『暁』に登場。クラスは剣重装兵(ソードアーマー)→剣武将(ブレイドドゥクス)→将帥(マーシャル)。属性は天。 チャップの次女。父と同じく性格は温厚。一番上の姉が嫁に行ったので、親の(勝手に)決めた許婚(ツイハーク)に会うため、クリミアの田舎町からデインまで遥々旅してきた。「死の砂漠」の入り口で痕跡を見失い足が止まっていたがミカヤ達に出会い、ツイハークを見つけるために暁の団の一員となる。結果としてミカヤ達が探していたデイン解放軍にいたツイハークに会うことができた。ただ、許婚の話自体、チャップが真面目でしっかりしている好青年のツイハークと話したり食事をしているうちに気に入って、一方的に決めてしまったようなものであったので、ツイハークにはそのつもりはなく困惑されるが、親同様一方的に話を進め、許婚として花嫁修業は欠かさないと言っている。 敵の必殺を完全無効にするスキル「強運」の持ち主。速さと幸運が高いが、守備はアーマー系のユニットとしては低め。 (※)ネフェニー 声:大本眞基子(ヒーローズ) 19歳→22歳。ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』ではソルジャー→ハルバーディア。『暁』では槍闘士(ハルバーディア)→聖槍使い(ホーリーランサー)。属性は風。 クリミア王国の田舎村・オマ村出身の女性。先の戦いでデインに侵略された際、民兵として志願し戦いに加わった。 器量はかなり良いが田舎者であるために劣等感があり、訛り言葉(現実でいう広島弁の表現で描かれる)が恥ずかしいらしく普段は無口。だが、同郷の人間であるチャップや気を許した相手には、田舎訛りを交えて話す。またじろじろ見られるからと、顔をほとんど兜で隠している(原因は美人だからのようだが、本人にその自覚は全然ない)。『蒼炎』での支援会話でカリルに、「美人で胸もあるが自覚が無い」と評され、またダラハウには人馴れせず無愛想な点を指摘され、笑顔の大切さをアドバイスされる。『暁』では人見知りが多少改善されたらしく、初対面のヘザーやエリンシアと話す際にも訛りを出して恥じらう様子は見られない。 感情をあまり表には出さないが、とても真面目で毅然とした確固たる意志を持っている。『暁』で村の若者達が言われるがままに扇動されたときには、チャップを連れて立ち向かおうとしたり、女王であるエリンシアを心ない言葉で侮辱された際には怒りを露わにする場面も見られた。そのような一面もあってか『蒼炎』、『暁』共に「怒り」を個人スキルとして所有する。 六人姉弟の長姉で、妹が二人に弟が三人(三つ子)、ほかに彼女や弟妹たちを生んだ母親がいる。寡黙な村娘 ネフェニー 素朴なる踊り手 ネフェニー ヘザー 27歳。ベオク。『暁』に登場。クラスは盗賊(ローグ)→密偵(エスピオン)。属性は炎。 着流しの女盗賊。母親の薬代を稼ぐためにあちこちの町で「仕事」をしている。各地を回る職業柄ルドベックの臣下のヤードリーが各地で住民を扇動していたことを知っていた。 かなりの美人だが異性に全く興味はなく(利用することは得意らしい)、逆に可愛い、または綺麗な同性に目が無い(本人曰く「そういう性質」。公式サイトの質問コーナーでも、回答として「生まれつきのもの」と断言されている)。偶然オマ村に出稼ぎにきたとき、ネフェニーを気に入って助太刀に加わり、以降も行動を共にする。三部ではグレイル傭兵団に合流する。アイク達とは面識がないが勘で来たらしく、イレースを気に入る。 作中では支援会話を除き、ネフェニー、ルキノ、イレースに優しく接している。また、エリンシアとも会いたかったらしいが、その機会をルドベックの反乱騒動によって潰されてしまい、ルドベックに対して私的な恨みを持ち「むさい奴」とよび貶す。後日談によると盗賊から足は洗ったようだが手癖の悪さは直らなかったらしい。 スキル「すり抜け」を所有する。自身のクラスが盗賊であるためこのスキルは相性抜群であり、また第2部、第3部で味方ユニット内における「盗む」スキル所有者は彼女だけなので、彼女がいなければ入手できないアイテムは非常に多い。 主要ユニット以外では、珍しく固有の勝利モーションを有している。
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