その他のビルダー / ファイター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 07:25 UTC 版)
「ガンダムビルドファイターズ」の記事における「その他のビルダー / ファイター」の解説
サザキ・ススム 声 - 広橋涼 操作ガンプラ:ギャン、ギャンギャギャン、ギャンバルカン セイと同じ地区に住む少年。地元でも有数の実力派ファイターとして知られ、タツヤからも一目置かれていたが、高飛車な物言いとガンプラを乱暴にあつかう戦いぶりから、人格面での評価は低い。セイの作る高性能なガンプラに惚れ込み、そのガンプラで大会に出場しようと言い寄っていたが、サザキの悪評を知っているセイからは敬遠されていた。 当初は優れた制作技術をもつセイのガンプラで世界大会に出場することを望んでいた。そのため、自分に協力しなければ勝てない現実をセイに知らしめようと二度のバトルを挑んだことが、セイとレイジにコンビを組ませるきっかけとなった。地区大会準決勝でもセイとレイジに改造機「ギャンギャギャン」で応戦するが、敗退する。その後は台詞のないモブキャラクターとして画面の端々に登場する後、世界大会決勝戦前夜祭でギャンギャギャンの改造機「ギャンバルカン」でモンタのターンXとのバトルに挑み、セイに向かって来年への抱負を豪語するが、直後に乱入したフェリーニのガンダムフェニーチェリナーシタに惨敗する。 『GBF-T』では、第10回世界大会でベスト16まで進出したことが明かされる。 ゴンダ・モンタ 声 - 三宅健太 操作ガンプラ:ゴールドスモー、ターンX 聖鳳学園の高等部2年生で、タツヤと同じく生徒会と模型部にかけもちで所属している。長身で体格がよく、ゴリラのような顔つきが特徴。生真面目で厳格な性格だが、自分の顔を馬鹿にされるとムキになって怒る一面をもつ。タツヤへの忠誠心は非常に強く、彼がメイジン・カワグチを継ぐことは当初から本人より知らされており、その時が訪れるまではともに生徒会と模型部を盛り立てていくことを誓っていた。また彼もタツヤ同様セイの実力には期待を寄せていた(外伝『GBF-A』より)。 セイを訪ねて学園に無断侵入したレイジと悶着を起こし、その腹いせにガンプラバトルを申し込むが、力およばず敗退する。世界大会決勝戦直前の前夜祭ではサザキとのバトルを展開するも敗北。決勝戦に臨むセイに対して激励の言葉を送る。 キララ / ミホシ 声 - 悠木碧 操作ガンプラ:ガーベラ・テトラ 本名は「ミホシ」。「歌って踊れて、ガンプラを作ってバトルまでこなしてしまう」というキャッチコピーで売り出し中のアキバ系アイドル。桃色に染めたツインテールの髪が特徴だが、プライベートは黒髪でメイクの下もそばかす顔という地味な風貌。ただし、服の上からでも起伏が分かるほどスタイルはいい。 ガンダムやガンプラに対する造詣は深く、セイと対等な談義ができるほどの知識をもつ。しかし、実はガンダム自体にはまったく興味がなく、自分をガンプラアイドルとして売り込みたい所属事務所の命令でガンダム作品のアニメシリーズ鑑賞やガンプラ製作などの勉強を強制されていた。ガンプラバトル選手権への出場も自身の知名度を上げるための踏み台としか思っておらず、事前に対戦相手のガンプラを傷つけるなど卑怯な手を使ってバトルを勝ち進んでいた。一方で、アイドルとして高みを目指そうとする意志は本物であり、そのためになりふり構わず努力する姿勢にはレイジも理解を示す。 地区予選三回戦で上記の理由から策を弄するも敗退するが、その後は策を抜きにして努力を積み重ねた結果、世界大会のイメージキャラクター兼リポーターに抜擢される。フェリーニの求愛に心揺れるが、彼の酒癖の悪さ(ガンダム・ガンプラ談義が止まらなくなる)に幻滅する。しかし、実況中もフェリーニの試合の動向を気にかけたり酒を酌み交わしたりするなど憎からず思っている描写があり、彼と行動をともにすることが多くなる。 最終話エピローグでは、念願だった武道館コンサートを行う場面が描かれる。 『GBF-T』では、本名の「ミホシ」の名でハリウッド女優に登りつめている。 辰造(たつぞう) 声 - 稲田徹 操作ガンプラ:アプサラスIII ミサキの勤める旅館を恐喝していた地上げ屋。かつては「灼熱のタツ」と恐れられた世界レベルのガンプラファイターだったが、何らかの事情で現在の稼業に身を落としている。旅館の所有権をめぐりセイたちとバトルを繰り広げるが、敗北する。最終話エピローグでは、部下たちとともにミサキの旅館で働く場面が描かれる。 カトウ 声 - 成田剣 操作ガンプラ:ガンダムダブルエックス&GXビット12機 地区大会決勝戦におけるセイたちの対戦相手で、大会常連のベテランファイター。セコンドも含めて『機動新世紀ガンダムX』の登場人物の1人「ジャミル・ニート」の扮装をしている。「軍団の魔術師」の異名をもち、12機のGビットによる物量作戦を得意とするが、レイジのビルドガンダムMk-IIにGビット全機を撃破され、ツインサテライトキャノンの発射体勢に入った隙を突かれて撃破される。 ガウェイン・オークリー 声 - 須嵜成幸 操作ガンプラ:デビルガンダム アイラが加入する前に「ネメシス」のメインファイターを務めていた男。25歳。オーストリアのブルーデンツ出身。世界クラスの実力をもちながらも、アイラとの模擬バトルで完敗したことでその地位を失う。 『GMの逆襲』ではアイラに完敗したことでネメシスを解雇されたため、ガンプラマフィアに転身。同時に、かなりのナルシストかつ悪趣味なセンスの持ち主であることも明かされる。フェリーニに敗北し、ほかのメンバーとともに逮捕される。 グレコ・ローガン 声 - 黒田崇矢 操作ガンプラ:トールギス・ワルキューレ 第6回世界大会におけるアメリカ代表ファイター。ロサンゼルス出身。フェリーニの親友にしてライバル。年齢は27歳でガンプラ歴20年のベテラン。「暴れ牛」の異名をもつ強面の男だが、そのバトルスタイルは繊細にして緻密。過去に2度の世界大会出場とベスト16入りを果たしており、第7回大会でも地区予選突破を確実視されていたが、決勝でニルスに惨敗する。 『GBF-T』においても、世界トップクラスのファイターとして活動している。 カルロス・カイザー 操作ガンプラ:α・アジール 第6回世界大会の覇者で、「キング・オブ・カイザー」の称号をもつ現役最強ファイター。32歳。フィンランドのマリエハムン出身で、7歳のころにSNSで知り合った日本の友人たちの影響でガンプラ製作を初めた。『機動戦士ガンダム』劇中でのジオン軍整備兵の台詞「脚なんて飾りです」に感銘を受け、脚のないMSやMAを好んで製作している。 第7回大会でも優勝候補の筆頭とされていたが、フィンランド予選決勝でアイラに惨敗し、本戦出場を逃す。 ヤジマ・キャロライン 声 - 斎藤千和 操作ガンプラ:騎士ガンダム 大手商社であるヤジマ商事の社長令嬢。縦ロール状にまとめた金髪と短めの眉毛が特徴で、性格は高飛車でわがまま。街中では白馬に乗って移動し、執事のセバスチャンを常に従えている。中学の美術展覧会で常に自分より上位に入賞するチナをライバル視しているが、チナからは「キャロちゃん」と呼ばれるなど友人あつかいされており、いつも調子を狂わされている。 展覧会に出品されたチナの絵画を見てガンプラを知ったことをきっかけに、チナに一泡吹かせようと女性限定のガンプラバトル大会への出場を要求。父(声 - 前田弘喜)の縁で知り合ったニルスに半ば強引にガンプラバトルの手ほどきを施させ、大会でチナに挑むが、ベアッガイIIIの思わぬ能力の前に敗北する。この一件がもとで世界大会の際にはニルスの彼女を自称するようになり、ヤジマ商事の社員総出で彼の応援に駆け付ける。決勝戦直前にニルスと共に会場地下で巨大アリスタを発見した直後にベイカーに発見・拘束されるが、セバスチャンに救出される。 最終話エピローグではヤジマ商事の財力をもってニルスを支援し、プラフスキー粒子生成の成功に貢献する。 『GBF-T』ではニルスと結婚し、ヤジマ商事専務として世界を飛び回っている。 イマイ・アリス 操作ガンプラ:ノーベルガンダム・デコ 女性限定ガンプラバトル大会でのチナの初戦の相手、高校2年生。『機動武闘伝Gガンダム』の登場人物「アレンビー・ビアズリー」の色違いのような容姿をしている。 C 声 - 遠藤大智 操作ガンプラ:ヘルジオング マリーン、ヘルジオング ギャラクシー マシタがセイたちを妨害するために雇った裏社会のファイター。ガンプラ関係の仕事であれば合法、非合法問わずに請け負うガンプラマフィア。報酬は高額ながらも、その任務達成率は97.4パーセントに達する。妨害はおもに専用の端末を用いてバトルシステムに侵入し、地下やトイレなどさまざまな場所からガンプラを遠隔操作している。当初はベイカーに雇われて世界大会予選第7ピリオドのレースに侵入してセイたちを妨害するが敗北し、自身を追跡してきたタケシに拘束される。
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