『ゴールデンハート/ゴールデンリング』の登場人物とは? わかりやすく解説

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『ゴールデンハート/ゴールデンリング』の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 02:43 UTC 版)

黄金の風」の記事における「『ゴールデンハート/ゴールデンリング』の登場人物」の解説

コニーリオ ヴェネツィアホテルモンド・アーリア」で働く17歳少女で、愛称は「コニー」。12月生まれ生まれつきスタンド能力があるが、周囲から気味悪がれることを恐れ人前では使わず封印している。元は父母・兄と4人家であったが、小学生の頃両親離婚し以来父と兄とは別居している。 母親ローマ住んでいたところを、4ヶ月前、ヴェネツィアホテル勤めていた祖母が突然失踪したという知らせを受け、ホテル側から依頼代役として客室係の仕事始める。2ヶ月後祖母遺体発見されてからは正式な引き継ぎとなったある日ホテル現れパンナコッタ・フーゴ無差別テロを受け、パープル・ヘイズウイルスにより友人ウィノナ大勢人間死んだ中、スタンドザ・キュアー」の能力により唯一彼女だけが生存した病院への搬送後、自らの能力でこれを治療できる知って以降封印解き能力使って積極的に人々助けるようになる。 しかし度重なるパープル・ヘイズ襲撃短期間過剰な治療数により、精神的な限界迎えると同時にスタンド暴走高濃度殺人ウイルス無差別にばら撒く危険な存在となってしまう。その後ジョルノとブチャラティの説得と強い意志により奇跡的に制御し事態収拾した。 事件後はアメリカイリノイ州旅立ち各地転々としながら自身能力人々癒し一生をかけて自分救えなかった人たちへの償いをしていくことを決意する。その姿はいつしか都市伝説として語られるようになった。 彼女もジョースター家の血が流れていることが示唆されているが、詳細語られておらず不明である。ザ・キュアー 白いウサギのような姿のスタンドで、自分他人怪我病気悩みなどを吸収して癒すことができる。吸収された「痛み」や「悩み」はスタンド体内溜めこまれ、その分スタンドの体が少しだけ大きくなる通常吸収したそれらは時間をかけて徐々に発散されていく(=スタンド大きさ元に戻る)が、許容量超える暴走してしまう。また、スタンド自身痛み吸収しダメージ与えた分だけ巨大化してしまうため、直接攻撃で倒すことは不可能である。 ソリョラの策略により、ごく短期間のうちにパープル・ヘイズウイルス吸い込み続けたことで巨大化し、暴走。街を破壊しながら体内溜めた高濃度ウイルス撒き散らしパープル・ヘイズ超える被害もたらしてしまう。 対峙したゴールド・エクスペリエンススティッキー・フィンガーズ攻撃によるダメージさえも吸収し暴走続けたが、最後コニーリオ叫び応える形で暴走止め綿毛散らして元の姿に戻ったソリョラ・ロペス(セッピア老人ヴェネツィアギャングたちを取り仕切っているパッショーネ幹部サン・マルコ広場裏の一角根城を置く。ただし、表向きカンナレージョ地区アパート隠れ住む、武器を扱う組織幹部「セッピア」を名乗り密かに部下たちの行動監視している。 子供の頃両親死別し万引きいかさま賭博生計立ててきた過去がある。かつて自分見下し蔑んだ人間見返すためにギャングとなり、組織幹部にまで上り詰めた自分が現在牛耳っている辺境ヴェネツィアにはあまり愛着はなく、今回一件手柄立てて出世し別の支部移転させて貰おう考えている。 外見禿げ頭口髭生やした小柄な老人で、口調丁寧だ知略長けた狡猾な性格強力な兵器に喜ぶ様は、フーゴから「新しおもちゃもらった子供のようだ」と形容されている。 ボスからの指令により、組織裏切ったブチャラティたちの命を狙う刺客となり、その際、町に住むスタンド使い少女コニーリオ新たに自分部下となったフーゴ利用する作戦思いつく。まずセッピア老人として自ら失踪することで、アバッキオのムーディー・ブルースによる「リプレイ」の追跡予測して逆手取りスタンド能力利用した機雷トラップヒットマンリガトニけしかけ、彼らを圧倒する。さらにコニーリオザ・キュアーフーゴパープル・ヘイズウイルス取り込ませることによって「覚醒」させ、それによって彼らを倒そう目論んでいた。 しかし最終的にフーゴの裏切りにより、「ジョルノにはパープル・ヘイズウイルス効かない」という情報知らされていなかったために計画失敗その後逃亡するも、ミスタ・ブチャラティ・ジョルノの連携プレーによって捕えられ、ブチャラティからの怒りラッシュ叩き込まれ死亡する挿絵にはスーツ着た姿が描かれているが、最終決戦時にはパープル・ヘイズウイルス無効化させる特殊なラバースーツ不本意ながら着用していた。ジョイ・ディヴィジョン 左右それぞれの手で触れた物を瞬時入れ替えることができる。入れ替え時間差可能なため、あらかじめ触れていた物を爆弾などと入れ替えることでトラップすることができる他、壁や床と自身位置入れ替えることで壁の向こう側や階下へと移動するともできるリガトニ パッショーネ属す凄腕ヒットマン狙撃を得意とするスタンド使い専門殺し屋「スタンド・キラー」であり、その存在組織内でも機密扱いとなっている。 組織入りたてだった頃のミスタ先輩であり、一時期タッグ組んで殺し屋仕事をしていた。しかし「標的仕留められないヒットマンは、死んだ同然」という持論から意見の相違があり、ある女殺し任務失敗きっかけ決別し過去がある。現在は第一線退いた身だが、人生刺激求めミスタとの対決条件にソリョラからの依頼引き受ける。 サン・マルコ広場鐘楼からの長距離狙撃でナランチャのエアロスミス封じ、アバッキオを負傷させた上でミスタ対決セックス・ピストルズ攻撃ものともせずミスタスタンド放つが、ゴールド・エクスペリエンス能力によってコウモリ変化したミスタ銃弾打ち抜いたことでダメージ自分返り自滅する。しかし、それでもなおスタンド命中させ、ミスタ戦闘不能追い込んだ。 なお、ミスタ止めを刺そうとするときの台詞一部ロック死んだ」は、スタンド同名のバンドパブリック・イメージ・リミテッド を結成したジョン・ライドンセックス・ピストルズ脱退表明時に言った言葉でもある。パブリック・イメージ・リミテッド ライフル弾丸棲むスタンドサメのような頭を持った銃弾型で色は青。愛用ライフルから全スタンドパワーを込めて発射することで、通常の銃弾の4倍のスピード軌道上全て貫通する破壊力標的決し外さない精密性を持つ。 反面発射から着弾までの間にスタンドパワーを著しく消費するという弱点があり、パワーゼロまで使い切れ本体リガトニ)が死んでしまう。しかし、標的スタンド使い場合限り着弾時にスタンドパワーを吸い取ることができ、それにより死のリスク回避できる。つまり弾を当てれば確実に相手死に外せば自分が死ぬ。 これらの能力ある程度力加減ができ、少量の力で撃つことでスタンドパワーを一部吸収して相手スタンド能力封じ生かしたまま無力化するといった芸当もできる。スタンド使いでない者には事実上使用できないコニーリオの祖母 ヴェネツィア実家住んでいたコニーリオの祖母数年前に夫を亡くし以来ホテルモンド・アーリア」の従業員として働いていた。 年齢60歳超で、小太りだが豊満な体つき色気があり、近所からは「新しい男を引っ張り込んでいる」などといった噂も立っていたという。 物語開始時点から4か月前に突然失踪その2か月後にリド島交通事故遭い遺体となって発見された。警察の捜査によるとそのとき男(宿泊台帳によると「ミスター・ブラウン」)と一緒にたらしいが、男の行方分かっていない。 コニーリオの母 ローマ住んでいるコニーリオの母。娘が幼い時に離婚し、夫・長男別居している。生物テロ事件病院送りとなった娘を心配してヴェネツィア実家にまで来ていたが、その後の事件でもウイルスの被害には遭わず済んだ。娘がアメリカ発った後も変わらずローマで暮らしているという。 レオーニモンド・アーリア」に10年来勤めているコックで、コニーリオ同僚コニーリオが気になっているらしく何かにつけ誘いをかけデート約束もしているが、彼女はあまり乗り気ではない。ウィノナによれば他にガールフレンドいるらしい事件後の消息不明ウィノナ コニーリオ同僚友人女性21歳ヴェネツィア大学二年生アメリカからの交換留学生)で文学専攻父親が「モンド・アーリアホテル重役であるらしく、立場上はアルバイトのようなものだが実質清掃員マネージャーのような仕事もしている。 黒縁分厚いメガネをかけており、素顔ハリウッド女優のように整っている。「仕事で一番大切なのは人間関係だ」という持論持ち周囲の人間情報集め怠らないが、周囲からは「頭がいいのが取り柄の口うるさい女」といった印象を受けがちで、評判はあまりよくない挿絵によれば長い黒髪を持つ色黒女性で、私服チューブトップに「VENEZIAと書かれたローライズパンツを履いている。またこのときは裸眼であったコニーリオカフェ待ち合わせたところを散布されパープル・ヘイズの毒にかかり、悶え苦しんだ末に死亡するピーター・フォーク仮名本名不明トレンチコート着たピーター・フォークにそっくりの中年刑事生物テロ事件捜査にあたっていた。 若い警官 ピーター・フォーク一緒にいた警官コニーリオは「以前にどこかであったことがある」ような感覚覚えたが、真相はわからなかった。 マリオ・セガーリ ネアポリスにいる倉庫警備員口髭生やした男で、ナランチャによればスーパーマリオ』のマリオによく似ているらしい。本作では直接的に登場しない

※この「『ゴールデンハート/ゴールデンリング』の登場人物」の解説は、「黄金の風」の解説の一部です。
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