『サイキックフォース2012』のストーリーと登場キャラクター
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第一次超能力戦争から2年後の西暦2012年、サイキッカーたちは二大勢力を形成し、凄まじい戦いを繰り広げていた。一つは前大戦で崩壊した「ノア」が再びキースによって組織された「新生ノア」。もう一つは「ノア」を裏で利用していたウォンが率いる「軍サイキッカー部隊」。この二大勢力の戦いは再びサイキッカーたちを戦いへと導いていく。 マイト(Might) 声:緑川光 雷を操るサイキッカー。軽量級。過去の記憶が一切なく、他のサイキッカーを狩る使命感だけが残っている。そのためどの組織にも所属せず、無差別にサイキッカーを狩る毎日を送っていたが、パティと出会ってからはその気持ちに変化が表れていく。 パトリシア・マイヤース(Patricia Myers) 声:くまいもとこ 愛称「パティ」。音を操るサイキッカー。軽量級。母を捜す旅の途中でマイトに襲われるが、彼女の歌声が彼の心を開かせた。それ以来、マイトとは互いに惹かれあっていくが、彼と彼女の間にはある秘密が隠されていた。 ウェンディー・ライアン(Wendy Ryan) 声:氷上恭子 風を操るサイキッカー。軽量級。行方不明となった姉クリスとバーンを探すため、そしてエミリオが軍の手先になった理由を知るために戦う。 灌頂玄信(Genshin Kanjou) 声:糸博 前作登場した玄真の兄弟子で、玄真同様呪術を駆使する。軽量級。「影高野」の総本山を襲い仲間を皆殺しにしたサイキッカーに復讐し、彼らにさらわれた神妃である栞(しおり)様を助けだすために旅に出る。 カルロ・ベルフロンド(Carlo Belfrond) 声:中村大樹 水を操るサイキッカー。中量級。前大戦後もキースの思想を信じ続けており、彼を探し出して「新生ノア」を立ち上げる。キースへの想いは狂信的とも言えるほど大きなものである。「新生ノア」の指揮はほとんど彼が執っており、軍兵器の修復なども請け負っている。 レジーナ・ベルフロンド(Regina Belfrond) 声:福島おりね 火を操るサイキッカー。中量級。カルロの妹で「新生ノア」に所属している。兄であるカルロに兄弟以上の感情を抱いており、彼のこととなると見境いがなくなってしまう。 ゲイツ・オルトマン(Gates Oltman) 声:津久井教生 「新生ノア」の命令で戦うサイボーグ。重量級。前大戦の途中で機能を停止した後、カルロによって修復される。「α(アルファ)」という新たな名を付けられた彼は記憶を消され、妻と娘を殺したサイキッカーのために戦うことになってしまう。 刹那(Setsuna) 声:酒井哲也 闇を操るサイキッカー。中量級。「軍サイキッカー部隊」に所属する、ウォンによって創られた人工サイキッカー完全体第一号。プライドが高い自信家だが、人工サイキッカーゆえの劣等感も強い。自分を小馬鹿にしているガデスには、同じ軍に所属していながら殺意すら抱いている。 ガデス(Gudeath) 声:大友龍三郎 重力を操るサイキッカー。重量級。元は「新生ノア」の一員だったが、「軍サイキッカー部隊」に寝返った傭兵サイキッカー。ウォンの野望にもキースの思想にも興味はなく、己のためだけに戦う狡猾で非情な男。 エミリオ・ミハイロフ(Emilio Michaelov) 声:高山みなみ 光を操るサイキッカー。軽量級。前大戦後ウォンに拾われ「軍サイキッカー部隊」に所属している。前作と違い、ウォンによる洗脳の影響で冷酷にして残忍な性格へと変貌しているが非常に不安定な精神状態であり、ウェンディーとの再会で自我を激しく揺さぶられる。ゲームではカラーリングを変えることで異なる性格のキャラクターとして操作が可能になっており、それぞれ専用の音声が用意されている。 リチャード・ウォン(Richard Won) 声:真殿光昭 時間を操るサイキッカー。中量級。前大戦でバーンとキースの一騎討ちの途中、「ノア」の基地を爆破しキースを亡き者にしようとしたが失敗。その後は敵対してきた「軍サイキッカー部隊」に身を寄せて、現在では指揮官の立場に立っている。前作同様に数々の策略を巡らせており、多くのキャラクターのストーリーに絡んでいる。 キース・エヴァンス(Keith Evans) 声:津久井教生 氷を操るサイキッカー。中量級。前大戦ではサイキッカーの理想郷を創ろうとし、それを阻止しようとしたバーンと一騎討ちをするが、戦いの途中で「ノア」の基地爆破が起こってしまう。間一髪でバーンによって助けられるが、その後キースは思想への情熱や気力を失い「ノア」総帥の座も離れてしまう。しかし、ガデスの裏切りにより窮地に陥った「ノア」の生き残りを救おうと考えるカルロにより、「新生ノア」の総帥の座に再び舞い戻ることになる。 バーン・グリフィス(Burn Griffith) 声:真殿光昭 炎を操るサイキッカー。中量級。前大戦ではキースの野望を阻止するべく彼と一騎討ちをするが、戦いの途中で「ノア」の基地爆破が起こってしまう。倒壊する基地からキースは助けだせたが、バーン自身は力尽きてしまう。その後キースによって体は冷凍保存され、2年後ついに親友との決着をつけるべく目を覚ます。
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