WiMAX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/12 19:01 UTC 版)
WiMAXのセキュリティ機能
WiMAXでは、AESによる暗号化機能を備えている。
問題点
全般
- 日本において2.5GHz帯を携帯電話事業者が、3.5GHz帯を放送事業者が、そして5.8GHz帯を気象レーダーなどが既に使用している。
- 現時点において、Mobile WiMAXには利用を想定している電波周波数帯があいまいであることや、電波に空きがないか免許を必要とする周波数帯と重なっているなど課題がまだある。
固定
- 東北総合通信局により、山間部や離島といった有線によるブロードバンド環境の敷設が困難な地域に対しての解決策としてWiMAXによる回線の提供実験が行われる見通し。
モバイルWiMAX
- 速度、伝達距離が次世代技術と現行技術の中位にあり、市場としてニッチになることでエリアが広がらないのではないかとの懸念があるが、WiMAX2の規格策定が完了した後に、急遽TD-LTEに互換となるWiMAX2.1が策定された。WiMAXに対して上位互換でありながらLTE技術との融和を目指したことで、2013年初頭現在では大勢に於いてはLTE技術への収束が実現する見通し[1]。
- 台湾では国策としての導入強化が図られ、同様にポルトガルにおいても国内全域を目標に導入が進んでいる。
- 日本においては地域WiMAX事業者へのローミングが2010年12月1日に開始されるなど、サービス地域の拡大が行われている。
- 屋外で5GHzの周波数を利用する際、周囲に電波干渉を起こす気象レーダーなどがないか、最低でも1分間確認してからネットワークに接続することが電波法によって定められている(DFSチェック)。
WiMAX Forum
2001年6月に設立された業界団体である。WiMAX製品の相互運用性のテストや認定を行い、異なるメーカー間での通信を可能にする。会員は2009年の時点で500以上の企業・団体である[2]。
- ^ UQ、TD-LTE互換「WiMAX2+」導入へ
- ^ “About WIMAX Forum Overview - WiMAX Forum”. 2009年5月23日閲覧。
- 1 WiMAXとは
- 2 WiMAXの概要
- 3 変調方式
- 4 WiMAXのセキュリティ機能
- 5 日本での事業者
- 6 関連項目
+WiMAX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/03 08:35 UTC 版)
+WiMAX(プラスワイマックス)とはauブランドを展開するKDDI、並びに沖縄セルラー電話が自社で展開するCDMA網に加えて、UQコミュニケーションズの展開するモバイルWiMAX網を使用できるようになるサービスである。KDDI、並びに沖縄セルラー電話はいずれもMVNOとしてモバイルWiMAX網を借り受けて展開している。通信速度はUQコミュニケーションズと同様で下り最大40Mbps/上り最大15.4Mbps(端末により10Mbps)である。
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- ^ “UQ WiMAXサービスの提供終了に伴う、関連サービス終了のお知らせ” (プレスリリース), KDDI, (2018年9月3日) 2018年9月3日閲覧。
- 1 +WiMAXとは
- 2 +WiMAXの概要
- 3 関連項目
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