荒川とは?

あら かわ -かは 【荒川】 ◇

関東山地の甲武信(こぶし)岳に源を発し,埼玉県中央部流れ東京湾に注ぐ川。長さ174キロメートル下流北区岩淵隅田川荒川放水路(荒川本流)となる。
新潟県北部西流して日本海に注ぐ川。山形県との境にある朝日岳に源を発する長さ70キロメートル上流に荒川峡がある。
東京都北東部二三区の一。工場商店住宅混在する。

あらかわ あらかは 【荒川】

姓氏の一。

荒川

首都圏支える母なる川「荒川」
荒川は、埼玉県秩父山地甲武信ヶ岳標高2,475m)にその源を発しています。山岳地帯には、中津川滝川大洞川等の各支川が刻むV字谷渓谷形成され、それらの支川合わせながら東へと流れています。この上流部ではダム群の建設予定しており、すでに二瀬ダム浦山ダム完成しているほか、現在滝沢ダム建設中です。
山岳地帯抜けると、川の勾配がゆるやかになり、水勢弱まるため、上流から運ばれてきた砂礫河床堆積しているのが特徴です。
特に寄居から熊谷大橋埼玉県熊谷市江南町付近までは、砂礫堆積している上に流路が乱変しており、植松橋埼玉県川本町)を扇頂とする扇状地形が形成されているため、寄居地点より両岸には堤防が築かれています。
和田吉野川合流する大芦橋埼玉県吹上町大里町付近から下流では、縦断勾配1/1,000以下と緩やかになり、台地丘陵地間の沖積低地流下しています。
吉見町付近堤防間隔が約2.5kmと最も広がり遊水機能兼ね備えた広大河道です。
入間川合流した後、河道は幅約1.5kmとなり、低水路幅約140mで流下します。笹目橋付近都内にはいると河道は幅約500mと急激に狭まり、両岸密集市街地となります。
さらに、岩淵地点東京都北区)で隅田川分派し、本川は約22km、幅0.5kmの荒川放水路として東京湾に注いでいます。

熊谷大橋付近
熊谷大橋付近河口より80km付近 熊谷市江南町
小松川付近
小松川付近河口より4.0km付近 江戸川区

河川概要
水系荒川水系
河川荒川
幹川流路延長173.0km
流域面積2,940km2
流域内人930万人
流域関係都県埼玉県東京都

荒川流域図
○拡大図
1.荒川の歴史
利根川東遷、荒川の西遷
江戸時代寛永六年(1629)に、洪水防御新田開発舟運開発等を目的に、荒川から利根川分離する付け替え工事が行われました。後世利根川東遷、荒川の西遷」と呼ばれる河川改修です。
荒川放水路物語
明治43年大洪水契機に、東京下町水害から守る抜本対策として、延長22km、幅500mの「荒川放水路」の開削行いました。
横堤建設
明治40年並びに43年大洪水契機に、洪水時の治水効果高め目的として、通常の堤防に対し直角方向に築かれた「横堤」と呼ばれる堤防26建設されました。

利根川東遷(とうせん)、荒川の西遷(せいせん)

現在の荒川の流路は、江戸時代初期行われ土木事業によってその原型が形づくられました。江戸時代以前の荒川は、元荒川筋を流れ越谷付近当時利根川古利根川)に合流していました。
荒川はその名のとおり「荒ぶる川」であり、扇状地末端熊谷付近より下流で、しばしば流路を変えていました。関東平野開発は、氾濫乱流繰り返す川を治め、いかに川の水利用するかにかかっていました。
江戸時代寛永六年(1629)に、伊奈備前守忠治(いなびぜんのかみただはる)が荒川を利根川から分離する付け替え工事始めました。久下村地先熊谷市)において元荒川河道締め切り堤防を築くとともに新川開削し、荒川の本流当時入間川支川であった和田吉野川流路合わせ隅田川経て東京湾に注ぐ流路に変えたのです。以来、荒川の河道現在のものとほぼ同様の形となりました。後世久下開削」とも「利根川東遷(とうせん)、荒川の西遷(せいせん)」と呼ばれるこの河川改修事業は、埼玉平野東部洪水から守り新田開発促進すること、熊谷行田などの古い水田地帯守ること木材を運ぶ舟運開発中山道交通確保、さらに江戸洪水防御などを目的にしていたと言われています。これにより埼玉東部低湿地穀倉地帯生まれ変わりまた、舟運による物資大量輸送大都市江戸の繁栄支え江戸発展後背地々の暮らしを向上させていきました。

荒川の変遷図
2.地域の中の荒川
荒川第一調節池
荒川第一調節池は、洪水下流域であふれないよう一時的を貯めて洪水調節する治水機能と、渇水時に彩湖貯え取水用に供給する利水機能とを有する多目的施設です。
熊谷桜堤
熊谷桜堤は、荒川沿い約2kmにわたる名所です。4月上旬開花期には、「熊谷さくら祭り」が開催されます。

荒川第一調節池

荒川第一調節池は、荒川の中流部に計画されている5つの調節池1つであり、洪水下流域であふれないよう一時的を貯めて洪水調節する治水機能と、渇水時に彩湖貯え取水用に供給する利水機能とを有する多目的施設です。昭和45年度に事業着手し、平成8年度末には貯水池となる彩湖完成平成15年度末には荒川第一調節池全体完成しました。
洪水調節のしくみ
洪水調節のしくみ
都心から20km圏内に創り出される大規模水辺空間は、都市部に暮らす人々だけでなく、動植物とっても貴重なオアシスです。利用計画にあたっては、学識経験者地域人々によって検討され、環境整備が進められてきました。
荒川第一調節池働きとしましては、まず洪水調節機能として、洪水時に荒川本川水位上がり、国の特別天然記念物であるサクラソウ自生地保全するためさくらそう水門などから(B)に洪水入り、やがて流入堤と同じ水位になります。次に越流堤から洪水流入始まり、(A)もいっぱいになります。(A)と(B)が一定の水位超えると、流入堤から下流(C)入り始め、荒川の洪水調節池全体調節する状態になります。これが荒川第一調節池洪水調節方式です。

水利用システム図
水利システム図
また、利水機能としましては、埼玉県東京都水道用水必要量が不足する場合には、荒川第一調節池にある浄化施設下水処理浄化し、秋ヶ瀬取水堰下流放流して河川水振替取水します。また、彩湖(荒川貯水池)に貯留されている秋ヶ瀬取水堰上流補給することで、水道用水に必要な量を確保することができます

詳細はこちら → 荒川上流河川事務所ホームページアドレス
http://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/how/flood_con/business/lake.html
3.荒川の自然環境
【荒エコロジカル・ネットワーク】
荒川での取り組みは、荒川を自然の大きな考え、荒川の河川敷にあるネットワークの「」となる自然の拠点保全回復する整備を行うことにより、ビオトープネットワーク化の実現目指しています。
荒川太郎右衛門地区自然再生事業
荒川の河口から54kmに位置する太郎右衛門橋から下流4km区間の荒川の旧流路を中心として、自然再生事業実施するものです。
市民参加保全管理
(1)三つ又沼ビオトープ
荒川の河口から約48kmに位置する三つ又沼ビオトープでは、保全管理にあたってパートナーシップ推進会議」を開催し、官民協働での保全管理作業を行っております
(2)高麗川ふるさとの川整備事業
高麗川浅羽地区ビオトープ保全管理にあたっては、平成15年度に発足した「高麗川ふるさとの会」と官民協働パートナーシップにより保全管理実施しています。
小松川地区自然地再生試験工事
小松川地区の荒川右岸では、既設護岸撤去して緩やかな水際創出し、ヨシ原干潟再生を図る自然地再生試験工事を行ってきています。

荒川エコロジカル・ネットワーク

○自然をつなぐネットワーク考え方
自然をつなぐネットワークの考え方
生態系が健全に機能し、ある程度まとまりを持った「」となる自然を守りその自然をさらに回復させます 飛び飛び存在するネットワークの「」となる自然をつなげやすいように、それらの自然の間に、「中継ぎとなる緑地湿地」などを復元します。重要な自然、中継ぎとなる自然を河川屋敷林都市公園谷地などに連続して見られる湿地、緑の斜面林などでつなぎ、ネットワーク化します。

○荒川における自然の回復へ向けた取り組み

荒川における自然の回復へ向けた取り組み
荒川全体での自然のつながり強化するためには、上図示したように、第一段階として生態系が健全に機能し、ある程度まとまった」となる自然の拠点守り、その自然を回復させる事が重要です。また、さらにそれらを河川谷地傾斜などを軸として互いに結び、市街地の自然とつなげていくことで、荒川全体の自然を豊かにしていくものです。
現在、荒川での取り組みは、荒川を自然の大きな(縦の軸)と考え、荒川の河川敷にあるネットワークの「」となる自然の拠点保全回復する整備を行うことにより、ビオトープネットワーク化の実現目指しています。

詳細はこちら →荒川上流河川事務所ホームページアドレス
http://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/how/environ/life/
4.荒川の主な災害
明治以降水害一覧】
明治以降大きな出水としては13洪水観測されています。そのうち近年大出として記憶に新しいのはH11.8洪水である。この洪水では、三峰観測所で総雨量498mmを記録し、熊谷治水橋水位観測所では観測開始以来過去最高となる観測しました。
過去の主要渇水
近年、荒川ではたびたび渇水発生し、首都圏では渇水のたびに取水制限がとられ、広範囲地域給水制限断水など、人々の生活に影響を及ぼしていました。

明治以降水害一覧

発生発生原因被害状況
1890年明治23年明治23年洪水死者行方不明者 16名 浸水家屋 69,650
1907年明治40年明治40年洪水死者行方不明者 13名 浸水家屋 18,174
1910年明治43年明治43年洪水死者行方不明者 324名 浸水家屋 84,538
1938年昭和13年昭和13年洪水死者行方不明者 不明 浸水家屋 不明
1941年昭和16年昭和16年洪水死者行方不明者 不明 浸水家屋 不明
1947年昭和22年カスリーン台風死者行方不明者 16名 浸水家屋 28,520
1948年昭和23年アイオン台風死者行方不明者 不明 浸水家屋 不明
1958年昭和33年狩野川台風死者行方不明者 5名 浸水家屋 63,150
1974年昭和49年台風16号死者行方不明者 3名 浸水家屋 1,329
1982年昭和57年台風10号死者行方不明者 2名 浸水家屋 2,326
1982年昭和57年台風18号死者行方不明者 1名 浸水家屋 17,168
1991年平成3年台風18号死者行方不明者 0名 浸水家屋 6,069戸
1999年平成11年熱帯低気圧死者行方不明者 0名 浸水家屋 3,274
出典国土交通省埼玉県

荒川第一調節池
荒川第一調節池
平成11年洪水
動きの遅い雨雲関東地方覆い、荒川流域では8月13日夜から14日夜にかけて断続的豪雨見舞われました。
三峰観測所では総雨量498mmを記録し、熊谷水位観測所治水橋水位観測所では、観測開始以来過去最高となる水位観測しました。
この洪水では、これまでの治水施設効果を見る一方堤防未整備地区浸水被害発生しています。


(注:この情報2008年2月現在のものです)

荒川(あらかわ)

河川 福島県福島市

名水画像
位置情報

周辺の自然環境
荒川は、河川の水質状況ベスト1にも選定された清冽な河川であり、農業用水としての利用のほか、鮎釣り遡上する河川として地域の生活に溶け込んでいる。周囲整備された散策路は、人々親しまれている。
利用状況
福島西部農業用水としての利用のほか、年間通じて釣り楽しめる。特にアユ7月から12月まで可能で、地元漁協放流を行っていることもあり、釣りを楽しむ人々で賑わう。

由来・歴史
その昔、猟師山間の川で目から血を流す木像を拾ってその目を洗い、きちんと祀ったのがその名のはじまりといわれる。目を洗った「洗い川」から「荒川」に転じたといわれている。木像聖徳太子の自刻像で、洗った温泉だったという温泉発見伝説でもある。
水質保全活動
ふるさとの川・荒川づくり協議会」が河川敷下草刈り、ゴミ拾い等の活動年数実施
当初数十名によるクリーンアップ作戦も回を重ね毎に参加人数が増えている。

アクセス
鉄道バスでお越し場合
■ JR福島駅下車→「佐原行きバス最終「荒川発電所下車徒歩5分(左岸側)
■ JR福島駅下車→「四季の里行きバス最終四季の里下車徒歩15分(右岸側)

お問い合わせ
福島県福島市 建設部 河川課
〒 960-8601
福島県福島市五老内町3番1
TEL : 024-525-3756
アクセスマップ
アクセスマップ図

荒川(あらかわ)

河川 新潟県岩船郡関川村村上市胎内市

名水画像
位置情報

周辺の自然環境
3年連続水質日本一」の記録をもち、地域貴重な資源として、流域市村をはじめ多様な人々保全活動に関わっている。古くから生活に密着しており、鮎釣りをはじめカジカ採りなど親子親しめる憩いの場として活用されている。
利用状況
水稲かんがい用水水道水源、また、水力発電所を2カ所するなど、地域住民の生活を支えている。
また、年2回180人が参加するアユ釣り大会支川大石川毎年千人参加がある「カジカ採り祭り」、全国各地から1,200余り参加した「サケ釣獲調査」などのイベント通じて地域外との交流の場ともなっている。

由来・歴史
関川村に昔から言い伝えられている大里伝説という大蛇の話と昭和42年8月28日発生した羽越大水害、この2つをテーマ昭和63年から「大したもんまつり」を全体あげて毎年行っている。竹とワラで作った長さ82.8m、重さ2トン大蛇村民の手作りで、世界一長いとしてギネスブックにも認定されている。
水質保全活動
民間団体主体となり、荒川流域3町村関川村荒川町神林村)と共同で、「荒川1000クリーン作戦という名の清掃活動を年一回箇所実施している。
その他には、3町村老人クラブ連合会主体で荒川の清掃活動毎年行っており、また、荒川堤防には、障害者の方が花文字きれいなあらかわ」を植樹し、河川愛護呼びかけている。

アクセス
鉄道バスでお越し場合
■ 新潟駅羽越線)→坂町米坂線)→越後 下関(約1時間30分)

【 お車でお越し場合
■ 東北自動車道福島飯坂IC」→国道13号南陽市) →国道113号約386km(東京から約7時間
■ 関越自動車道日本海東北自動車道→ 国道7号村上市坂町)→国道113号約382km (東京から約6時間

お問い合わせ
新潟県岩船郡関川村 住民税務課
〒 959-3292
新潟県岩船郡関川村大字下関912番地
TEL : 0254-64-1471
http://www.vill.sekikawa.niigata.jp/

その他
その他の問い合わせURL
http://www.pref.niigata.jp/seikatsukankyo/
kankyo/a/meisui/1.html

アクセスマップ
アクセスマップ図

荒川


荒川

読み方:アラカワarakawa

所在 秋田県

水系 米代川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラカワarakawa

所在 山形県新潟県

水系 荒川(新潟県山形県)水系

等級 1級


荒川

読み方:アラカワarakawa

所在 栃木県

水系 那珂川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラカワarakawa

所在 埼玉県東京都

水系 荒川(東京都埼玉県)水系

等級 1級


荒川


荒川

読み方:アラカワarakawa

所在 鹿児島県

水系 荒川水系

等級 2級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 岩手県

水系 北上川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 岩手県

水系 北上川水系


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 岩手県

水系 北上川水系


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 岩手県

水系 北上川水系


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 宮城県

水系 北上川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 宮城県

水系 阿武隈川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 宮城県

水系 鳴瀬川水系


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 秋田県

水系 雄物川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 秋田県

水系 雄物川水系丸子川


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 福島県

水系 阿武隈川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 福島県

水系 阿武隈川水系


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 栃木県

水系 利根川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 新潟県

水系 大川水系

等級 2級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 富山県

水系 神通川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 石川県

水系 犀川水系


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 福井県

水系 九頭竜川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 山梨県

水系 富士川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 長野県

水系 天竜川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 静岡県

水系 萩間川水系


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 滋賀県

水系 淀川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 滋賀県

水系 淀川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 高知県

水系 渡川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 佐賀県

水系 松浦川水系

等級 1級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 熊本県

水系 内野川水系

等級 2級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 鹿児島県

水系 安房川水系

等級 2級


荒川

読み方:アラガワ(aragawa)

所在 沖縄県

水系 荒川水系


荒川

作者森内俊雄

収載図書桜桃
出版社新潮社
刊行年月1994.1


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川


荒川

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

荒川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/21 12:02 UTC 版)

荒川(あらかわ、あらがわ)は、河川および、それに由来する地名人名




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