河川改修事業とは? わかりやすく解説

河川改修事業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 15:00 UTC 版)

神通川」の記事における「河川改修事業」の解説

1918年大沢野村から河口までの約20kmの川幅広げ両岸護岸統一的に見直改修事業開始され予算工期見直等して、1938年3月完了した。。 かつての神通川は、富山の街の中を東に大きく蛇行し河口が現在より西側位置していた。戦国時代には神通川のすぐ脇に富山城築城され天然の堀として利用された。この際佐々成政によって洪水による流路変更利用して富山城北側流れるよう流路付け替えている。 しかし蛇行部分でたびたび水害発生していたため、明治時代に、蛇行部分短絡する分流路を作り一定量超える洪水は、新たに造った分流路(馳越線)に流れるようにした。しかし、洪水の度に、馳越線の方が本流のようになり、本来の本流には流れないようになってきたため、馳越線の方を本流とした。馳越線工事後の旧川については、水の流れ締切り流れなくなった部分には1930年から建設始まった富岩運河から出た大量土砂埋立て川幅狭め旧来の本流松川と名を改めた埋立地となった廃川敷には1936年には町名設定がなされ、日満産業大博覧会会場となるなど区画整理土地利用徐々に進み県庁市役所などの施設建設されていった河口部分については、1928年3月東岩瀬港(現・富山港)と分離され現在の流路が確定した。 この事業では他にも、八尾町中神通西神通の輪中堤整備された。

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河川改修事業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 20:32 UTC 版)

国分川 (千葉県)」の記事における「河川改修事業」の解説

国分川の河川改修事業は前述真間川流域総合治水事業とともに開始されその後の激特事業都市小河川事業都市基盤河川事業経て2010年平成22年)までに河口から国分川までの3.3kmの整備完了した下流部毎秒35立方メートル流量対応できる構造としており、引き続き国分川水門までの河川整備続けられている。一方松戸市内の整備については当時一級河川指定区間獅子舞までだったことや、国分川分水路完成待っていたこともあり着手遅れていた。昭和末頃は台風毎年のように被害受けていたため、1982年昭和57年3月から1988年昭和63年3月にかけて復旧工事繰り返しているが、効果は上がらなかった。その後分水路完成し一級河川指定区間延長されたが、通常千葉県施行河川整備進めることになるはずが、県からの要請により松戸市施行進め方針決めていた。1994年平成6年)度に下流部から都市小河川改修事業により河川拡幅用地買収)・整備開始し2007年平成19年)度まで続けられた。時間降雨量50mm対応・流下能力毎秒70立方メートル計画で、鋼矢板仕切りだった両岸は自然土手になり、河川幅も3倍程度広がった。 だが国分川上流部拡幅工事間中に、準用河川春木川10数年ぶりに台風による水害発生したことから、春木川区間についても河川整備望まれるようになった。現に流下能力国分川対し著しく不足していたこともあり、2006年平成18年)度に基本構想策定され黎明橋から高暮までの414mについて剣橋を境に1期2期区間位置付け国分川上流部改修が終わる2007年平成19年)度に4か年事業改修始められた。2010年平成22年6月30日完了し引き続き高暮より武蔵野線橋梁までの416m区間について2011年平成23年)度より改修開始され2014年平成26年)度の完了予定で現在も続けられている。時間降雨量50mmに対応し流下能力改修前毎秒7立方メートルから35立方メートルへと引き上げられている。 市川市内の春木川については全区間千葉県管理下にある。国分川バイパスありながら総合治水計画ではその機能変え国分川洪水分流させず自己流域のみを受け持つ河川となった1995年平成7年)の水害契機河口手前水門春木川排水機場設置を激特事業進めた平成11年度完了)。また2005年平成17年)度までを第1期整備区間として河口より曽谷まで河川整備が行われた。それに並行して1985年昭和60年策定市川市雨水排水基本計画に基づき時間雨量50mmに対応する雨水幹線整備進んだ引き続き2006年平成18年)度より2014年平成26年)度までを第2期整備区間として、曽谷より上流河川整備春雨より上流護岸工事が現在も進められている。 支流紙敷川については国分川改修工事完了を受け、流域の関台・紙敷両土地区画整理事業進捗合わせて下流部より河川改修行っている。だが関台土地区画整理事業からすると紙敷川は事業境界部位置するため、改修費を組合負担としたことに対し組合側が2005年平成17年11月22日付で不当利得請求し市側を提訴する事案があった(資金不足補填狙ったものであり、結果組合側の敗訴)。

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河川改修事業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 14:06 UTC 版)

大根川 (みやま市)」の記事における「河川改修事業」の解説

大根川中流域から下流域にかけて河川勾配緩く1990年平成2年7月2日24時間連続雨量338mm(午前9時から79mm/時を記録)という豪雨によって引き起こされ災害浸水個数1,121戸)をはじめ梅雨時期や台風時に浸水被害が度々あったことから1995年平成7年)より大規模河川改修事業を行っている。1998年平成10年)に大根川水門2000年平成12年)に大根川排水機場完成大根川水門飯江川からの逆流を防ぐため作られた。改修事業全体平成37年完成予定

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