一級河川とは? わかりやすく解説

いっきゅう‐かせん〔イツキフ‐〕【一級河川】

読み方:いっきゅうかせん

国土保全または国民経済上、特に重要な水系で、河川法によって指定され河川国土交通大臣管理に当たり、一部区間都道府県知事委任する


一級河川 (いっきゅうかせん)

 河川法では、河川を一級河川と二級河川および準用河川分類している。一級河川は、国土保全上または国民経済上、特に重要な水系国土交通大臣国土交通省令により、水系ごとに名称・区間指定した河川である。この管理については、国土交通大臣直轄によって行う河川と、政令により区間指定して当該都道府県知事管理一部委任する河川がある。二級河川は、公共利害重要な関係のある河川で、一級河川の水系以外の水系から都道府県知事指定し管理を行う。このほか、上記以外の河川市町村長指定したものを準用河川という。

一級河川

分野
河川に関する用語
意味:
一級水系のうち国土交通大臣指定し管理を行う河川

一級河川 (いっきゅうかせん)


一級河川 (いっきゅうかせん)


一級河川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 12:00 UTC 版)

一級水系」の記事における「一級河川」の解説

河川法」も参照 一級水系係わる河川は、河川法によって指定される際は原則として一級河川であり、国土交通大臣指定・管理を行う(実務上は、国土交通省水管理・国土保全局(旧河川局)とその出先機関である地方整備局北海道一級水系国管理区間については同省北海道局及びその出先機関である北海道開発局担当する具体的な整備及び維持管理等については地方整備局等の更に出先機関として設置された「河川事務所」等が担当する)。ただし、一部区間については都道府県知事政令指定都市市長管理のみを委任できる。都市部源流部の小河川などでは、河川法での未指定部分市町村長準用河川指定して管理したり、どこも指定管理ない場合河川法適用受けない普通河川として扱われたりすることもある。 一級河川の数は1万4062にのぼり、二級水系(2,711水系)に属す二級河川総数 (7,080河川) より多い(2016年4月30日現在)。 2府県北海道は2地域振興局以上に跨る河川水系は一般的に一級水系だが、酒匂川水系武庫川水系錦川水系のように2都府県を跨いでも二級水系の例もあれば、梯川水系土器川水系のように1県内完結かつ流域面積500平方 kmにも満たない一級水系もある。 他県から孤立した沖縄県には一級水系存在しない長崎県一級水系本明川水系しかなく県庁所在都市である長崎市一級水系流れていない。 一方下記例外がある山梨県奈良県を除く海に面していない6県栃木県、群馬県、埼玉県長野県岐阜県滋賀県)の河川全て一級水系属する。山梨県西湖本栖湖精進湖はどの水系にも属していない内陸湖のため、二級河川扱いである。奈良県南部には三重県流れ銚子川水系和歌山県流れ日置川水系日高川水系といった二級水系存在している。

※この「一級河川」の解説は、「一級水系」の解説の一部です。
「一級河川」を含む「一級水系」の記事については、「一級水系」の概要を参照ください。

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