仙台弁 よく用いられる仙台弁の語彙

仙台弁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 10:07 UTC 版)

よく用いられる仙台弁の語彙

※「旧仙台弁」、仙台都市圏の「新仙台弁」の別なく記載。

あ行

  • あばいん (おいで)
例 「おらいさあばいん!」(私のうちにおいで!)
  • あべ・あんべ (行こう、おいで)
例 「ちょっとこっちさあべ!」(ちょっとこっちに来いよ!)
  • あっぺとっぺ・あぺとぺ (1.でたらめ 2.正反対)
例 「あんだあっぺとっぺなことばりかだってんな。」(あなたいつもでたらめなことをいってますよね。)
  • あるく (移動の行為を表す。標準語の「歩く」とはニュアンスが異なる。)
例 「車であるく」(車で出かける) 
「特に目的もなく周囲をふらつく」などという古語の「ありく」の名残という説があり、北海道方言でも同様の使われ方がある。
  • あんだい (あなたの家) 対 おらい
  • あんだほ (あなたたち) 対 おらほ
  • あんべぇ (体調) 「おめぇ、とくとうがおってやぁ、あんべぇ大丈夫か?」(お前、ものすごく疲れて、体調は大丈夫か?)
  • あんやほに (なんてこった・全くもう!英語でいう「OH MY GOD」に相当)
  • いきなり・いぎなり・いきなし (1.急に、突然 2.とても、超[5]
例1 「いきなり殴らったのやー」(突然殴られたよ) 「先生さいきなり怒らった」(先生に突然怒られた)
例2 「イキナリ殴らったのやー」(沢山殴られたよ) 「先生さイキナシ怒らった」(先生にすごく怒られた) 「イキナリうめぇ」(とてもおいしい) 「イキナリすげぇ」(とてもすごい)
※番組やイベント等の名称に、1と2の両方の意味をかける例が見られる(→TBCラジオイキナリ!」、仙台放送mashup!音王MUSIO」の活き話5お笑い集団ティーライズ「IGINARI LIVE」)
  • いしけん、ぎっ (じゃんけん、ぽんっ)
  • いずい・いづい (不快感があり、その場に居続けられない様子をソフトに表す言葉。具体的には「散髪の後でシャツの襟首に刺さった髪の毛で時々チクチクする違和感」、「初めての場所に通されてどうにも落ち着かない雰囲気」等、はっきり拒絶できない割りに鬱屈する東北人の感性を代表する言葉。uncomfortableとirritableを混ぜた感じ。語源は「身の毛がよだつほど恐ろしい」という意味の古語「えずい」と考えられ、「恐ろしい」という意味が無くなって、「肌や身体の表面で感じる違和感」のみが意味として残り、その感覚が精神的な居心地の悪さにまで適用を広げたと考えられる[6]。なお、土佐弁博多弁では、「えずい」との発音で古語の意味のまま方言に取り込まれている。小笠原方言にも「気持ち悪い」の意味で残っている。
  • いづぬさんすごぅろぐ すづはづくぅづ (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10。6と7の間で息をつぐ。"n"を入れて「すんづはんづくぅづ」という場合もある)
  • いったりかったり (突然、自分勝手に)
  • 居娘 (「いむすめ」。婿養子をとった娘)
  • うるかす (水に浸す)
例 「飯食った茶碗、後で洗うから、うるかしといて。」
  • うんだでば (そうですよ)相槌的な感じで使う
  • おがす (大きくさせる、育てる。「おがる」参照)
  • おがすい、おがしい (変だ)
例 「このふぐでおがすぐねが?」(この服装で変じゃないかな?)
  • おがっつね (おかしい)
例 「だれっおがっつね顔してんだおん、しゃっぷりしてや。」 (だって気持ち悪い顔しているから、知らんぷりしてたよ。)
  • おがる (大きくなる、育つ、威張る。「おがす」参照)
例 「おがっだごだ」(大きくなったなぁ) 「キノコおがった」(キノコが育った)
  • おしょすい (恥ずかしい。他の方言で使用される「お笑止い(おしょしい)」が訛ったもの)
  • おだつ・おだづ (調子に乗る、いきがる。「おだづな」と否定形で使用される場合が多い。ときに,肯定的な意味でも用いられる。)
例 「おだつなよっ! この!!」(ふざけんな! てめぇ!!) 「おなごにモテっからって、おだってんのや、だーれ」(女性にモテるから調子にのっているんだよ、奴は)「さいきん,おだってかぁ」(最近,なにかおもしろいこととか,熱中していることとかやっているかい?,肯定的な例)
  • おだづもっこ (いたずら小僧、悪ガキ)
  • おないん・おんないん (〜(して)下さい)
  • おはよう靴下(爪先など穴が空いた靴下)
  • おどけでない (1.ふざけない。2.ものすごい)
例1 「おどけでねぇで、はよやれ」(ふざけてないで、早くやりなさい)
例2 「昨日や〜、釣りッコしたらや〜、おどけでねぇ数釣れたのや」(昨日、釣りをしたらものすごい数釣れたんだよ)
  • おはよござりす (おはようございます.近隣に「おはいでがす」を使う地域もある)
  • おばんです・おばんでがす (夕方以降の挨拶「今晩は」の意味で使う.OH!バンデスというTV番組も存在する)
  • おっぴさん (曽祖父・曾祖母・ひいお爺さん・ひいお婆さん)
例1 「おらいのおっぴばんつぁん、とくとう体あんべぇいくて、来月で90歳なっとわ。」(うちのひいお婆さん、ものすごく体調良くて、来月で90歳になります。)
  • おみょうにち【お明日】 (またあした、さようなら、の意。わりとフォーマルな席で用いられる。) 
例 「おみょうにち おしずかに」(明日もよい日でありますように)
  • おらい (うちの家) 対 あんだい あんだらい
例 「お茶っこでも出すがら、おらいさ来てけろ」(お茶でも出すから、うちの家に来て下さい)
  • おらほ (俺たち、私たち) 対 あんだほ
例 「おらほの学校」(私たちの学校)
  • おれ (私。男性のみならず、女性も使う)
  • おれさま (雷様
  • おっかない (こわい、おそろしい)

 例 「ここ、おっかねえなや」

か行

  • がおる (気分が滅入る。(肉体的・精神的に)疲れる。精根尽きる)→英語の "exhausted" や "weary" にあたる。類語の「こわい」は "tired" や "fatigued" の意味。物がダメになる様子を示す「くたびれる」も疲れたときに使う。
例 「ま〜だ先生さごしゃかったや〜。いぎなりがおった。」(また先生に怒られた。とても気が滅入った) 「今日はいきなりがおったや〜」(今日はとても疲れたよ...) 「この薔薇がおってるよわ」(この薔薇しおれているよ)
  • がが (母・お母さん) 自分の母をいう言葉ではあるが、多くの女性は言われること嫌ってるため、普段の会話ではあまり使われず、喧嘩やイヤミを言うときに使う侮辱語的な意味合いもある。
例 「田舎のがが達やぁ、なんぼまてに顔さ塗ったてやぁ、レディ・ガガみてぃになんねぇべぇ!!」 (田舎のお母さん達が、いくら上手に化粧しても、レディ・ガガみたいにならないだろう)
  • がす (です)(丁寧の意味の助詞)
  • がした (でした)(丁寧の意味の助詞)
  • かせる (食わせる、食べさせる)
  • かつける (失敗や嘘をついたことを、他人のせいにする・なすりつける。責任のがれの意味)
例 「おめぇ、てほすたごどや、人にかつけるんでねぇ!!」 (お前、デタラメしたことを、人のせいにするな!!) 
  • かっちゃく (引っかく)
例 「おらいのねこさかっちゃかったのっしゃ」(うちの猫に引っかかれたのですよ)
  • かっちゃき (鎌、草刈、三角鍬。かっちゃくの名詞形)
  • 〜がな (相当、分、こちらの提示に合わせて相手に数量調整してもらう場合)
例 「500円がな、あぶらいれでけさいん。」(500円分のガソリンを入れてください) 
  • かばねやみ (本当はできるにもかかわらず、なんのかんのと理由をこじつけてなにもしないこと、またそういう人)
例 「あだらかばねやみさかだったって、なにもしないがらほっとがいんでば」
  • 〜っから(本来、「私が〜するから、あなたはしなくていいよ」というものの後ろの部分が省略された形だが、後ろの意味が関係ない使い方もある)
例 「おれすっから」(私がやるからしなくていい) 「これ、けっから」(これ、あげるよ)
  • かます (かき混ぜる、時にかき混ぜることで室温〜体温程度にする意味も含めて使う)
  • がめる (盗む)
  • きゃっぽりくう (溝にはまる)
  • きしゃず (おから
  • くたびれる (ダメになる; 疲れる)
  • 〜けらい(ん)、〜してけらい(ん)または、〜けさい(ん)、〜してけさい(ん) (〜下さい、〜して下さい)(お願い事や、頼み事をする場合に、丁寧に(またはやさしく)物を頼む場合に動詞につける。)
例 「このお菓子ば、そごのやろこさ、けでけらい(ん)。」(このお菓子を、そこの子供に、あげて下さい)
  • ける (物をあげる)
例 「これ、けっから」(これ、あげるよ) 「こだの、けでやれ」(こんなもの、くれてやれ)
  • けろ (物をくれ)
例 「お金けろ」(お金をくれ) 「いらねんだごっで、俺さけろ」(いらないんだったら、俺にくれ)
  • 〜けろ・〜してけろ (〜くれ、〜してくれ)(お願い事や、頼み事をする場合に動詞につける。)
例 「このお菓子ば、そごのやろこさ、けでけろ。」(このお菓子を、そこの子供に、あげてくれ)
  • ごしゃぐ (怒る。「ごしゃがれる」と受身形で用いられることが多い。類語 ごしゃっぱらたでる)
例 「まだ先生さごしゃがれだんだべ? 」
  • ごみょうにち (それではまた明日。 黄昏時にわかれるときに言う)
例 「んではまんず、ごみょうにち」(おみょうにち、とも言う。)
  • こっちゃ (こちら)
例 「こっちゃ来さいん」 (こちらへ来なさいな)
  • こわい (疲れる。→「がおる」参照)
例 「はぁ、こえぇ、こえぇ」(あぁ、疲れた、疲れた)

さ行

  • 〜さ (格助詞。ほとんどの場合は『〜に』)
例 「俺さ任せろ」(俺に任せろ) 「べごさ餌かせでくる」(牛に餌を食べさせてくる)
  • さくず (米ぬか
  • さっぱし (さっぱり)
  • 〜さる (〜できるの意味。書く+さる=書かさる)
例 「何だべ、このペン書かさらねっけよ!違うやつけらいん。」
  • ジャス (ジャージのこと。ジャージスーツの省略形かと思われる)
昭和30年代、仙台市北部近辺を起源とする説が有力。ただし,元はラグビー用語で,千葉,茨城など,関東,南東北の海岸ぞいに広く流布していたとも。体操着が一般的に普及したことに伴うものか。俗に名古屋のケッタマシン、鹿児島のラーフル、福井のジャミジャミと共に昭和四大方言とも言われる。
例 「イキナリいづいジャスだごだ、ほいなのしゃね」(まったく身体にフィットしていないジャージだ、こんな服着ていられない)
  • しずね (1.落ち着きのない様子 2.うるさい 主に他人に対して使う。意味的には「うざい」に近い)
例 「そこのやろこしずねごだー」(そこのこどもは落ちつきがないなー)
  • したっけ (「そしたら・・・」=話の途中で次に続ける場合に使う。場合により「それなのに・・・」の用法もある。
  • しっぱたく (たたく、ひっぱたく)
例 「しっぱだぐどっこの!」 (ひっぱたくぞこの野郎!=強い意味でなく、例えばあんまり変なこと言うなよ!と軽くふざけて言う場合にも使う。)
  • 〜(の)しゃ? (「〜(の)ですか?」 丁寧の意味の疑問終助詞。「〜だっちゃ?」 には丁寧の意味はない)
例 「行がねのしゃ?」(行かないのですか?)
  • 〜(っ)しゃ (丁寧な文章で使う)
例 「三丁目のっしゃ、愛ちゃん、大学さ入ったんでがす」(三丁目の愛ちゃんが大学に入ったんです)
  • しゃっこい ひゃっこい (冷たい)
  • しゃね (知らない。やってられないという意味が含まれることもある)
例 「ほいなごどしゃねっちゃ」(そんなことは知らない)
  • しゃねっぷり (知らないふり。)
  • じる (盗む)
  • じられる・じらる (盗まれる)
例 「俺のジャスじらったんだけっともしゃねが?」(俺のジャージ盗まれたんだけど知らないかい?)
  • すがり (
例 「すがりさつづがれっと?」(蜂に刺されるよ?)
  • すっぱね (泥はね)
  • 〜すぺ? (「でしょう?」 丁寧な意味の助詞「す」と同意の意味の助詞「ぺ」←「べし」)
例 「うめすぺ?」(美味しいでしょう?) 「やるすぺ?」(やりますよね?)
  • 〜すか? (丁寧な意味の助詞「す」と疑問の助詞「か」)
例 「弁当あっためるすか?」(弁当温めますか?) 「ダメすか?」(ダメですか?) 「やったすか?」(やりましたか?) 「夕べ、いるすか?」(夕方いますか?)
  • そればり・そればっこ (それだけ 提示された数量などが意外な場合)
例 「30坪? そればり?」(30坪? それだけしかないのですか?) 

た行

  • だ〜れ・だれー (漢字で書くと「誰」。人物が出てくる、または暗に出てくる文の文中・文末に間投詞的に用い、反語的な意味を付加したり、直前の文に出てくる人物を浮き立たせたりする役割を担う)
例 「おめだづ、どこの高校や?」「一高(ィエテコー)や! だ〜れ」。「なんだかでっけぇやろっこだと思ってたら、だ〜れ、太郎でねぇか」
  • 〜だおん (〜だもん)
例 「いぎなり飛び出すんだおん、びっくったや〜」(急に飛び出すんだもん、びっくりしたよ〜)
  • たがぐ (担ぐ)
例 「その荷物たがいでけさいん」(その荷物担いでください)
  • だから (同意の意。ん行の「んだ」からの変化形。接続詞として使う「だから」とは発音が違う)
  • たごまる (布地などが寄り集まる。特に着用中の衣服について。糸や紐が絡まる)
  • 〜だっちゃ・〜っちゃ (仙台弁の特徴参照)
  • ~だじゃ (上記の~だっちゃが音便化したもので、主に県北から青森県にかけて使用される)
  • たばこ (一休みするしながら口にするおやつ、お茶等。休憩そのものにも使用)
例 「疲れだがらそろそろたばこにすっぺし〜」 
  • たんぱら (癇癪を起す・腹を立てる。漢字で書くと「短腹」) 
  • ちゃかす (壊す)
  • ちゃける (壊れる ちゃかすの自動詞。強調の意を表す接頭語「ぶっ」をつけ、「ぶっちゃける」とも言う。 )
  • ちゃっこい (小さい。又はちゃち)
  • ちゃる (盗む)
  • ちょす (さわる。いじる。特に,自分に権限のないものをさわったり,いじったりすること。性的な意味を含むことも少なくない。また,しばしば否定形で用いられる)
例 「あんまチョすな〜。ちゃけっぺ〜」(そんなにいじるなよ。壊れちゃうだろ) 人に触られたときに()ちょすな!( 触障!るなさ なさS ) 「
例 「やろっこ」「わらすこ」「ブタっこ」「筆っこ」
  • っ、この! (間投詞。怒りを表す)
例 「おだつなよっ、この!」(調子に乗ってんじゃねーぞ、こらっ!)
  • っぽ (接尾辞。上記の「っこ」と同義だがこちらは罵りに使うニュアンスが大きい)
  • でがさね  (イマイチだ 格好悪い)
例 「なんだいまず、おめのかっこ、でがさねえごだ~」(どうしたの、あなたの格好、いまいちだなあ)
  • ですぅ (「です」。標準語教育の影響で使うようになった。女性が「です」と言う場合、語尾の「す」だけイントネーションが上がる。)
  • てほ   (嘘・デタラメ) 「この、てほ語り野郎!!」 (この、嘘つき野郎!!)
  • どいなく (どのように)
例 「オレ帰った後、どいなくなったのや?」(私が帰った後、どうなったの?)
  • とくとう (非常に・ものすごく) 「野ろっ子どもしずねくてやぁ、とくとう頭にきておだずなぁてごっしゃいだやぁ!!」(ワルガキ達五月蝿くて、ものすごく頭にきてフザケルナて怒ってしまた!!)
  • とみぎ (トウモロコシのこと。唐麦「とうむぎ」)
  • トーホグズン (「東北人」を仙台弁で発音したもの)
  • とすけ (くじ、くじ引き)
  • どんぶく (布団生地で作られた冬用寝巻きの上着。どてら半纏

な行

  • なまだら (だらだらとなまけていること、またそのさま)
例 「あのなまだら野郎め、ちっとも仕事をしない」
  • なげる (捨てる)
例 「そごのゴミ、なげでけろ。」(そこのゴミを捨ててちょうだい)
  • ねばす・ねっぱす (ものを貼り付けること)
例 「その紙を糊でねばしてけね」
  • ねばない (ねばならない)
  • ねっぺ (唾)
  • のっつぉこぐ (特に用があるわけでもないのに意味もなくぶらぶらし、体をもてあましていること。しかも当人は自分がのっつぉこいでいることを自覚している場合が多い。命令形はとらない) 名 のっつぉこぎ
例 「おんめ、のっつぉばりこがねでゴミでもなげてきてけさいん」

は行

例 「朝おぎたら、なんだかほれ、ハカハカすんだっちゃ」(朝起きた時、心臓不整脈を呈しました)
  • ばか (ものもらい。宮城県を中心に岩手・福島・山形の一部でも使用される。)
  • ばっこ・びゃっこ・ぺっこ (少し、だけ)
  • はっぱり (さっぱり、全く)
例 「陽子、ハッパリ帰って来ねな」(陽子遅いね。or 陽子は全然帰省して来ないね)
  • ほとんと、ほどんと (ほとんど)
  • ばり (ばかり)
例 「肉ばり食ってねで、ほれ、野菜もケ」(肉ばかり食べていないで、ほら、野菜も食べなさい)
  • べこ・べご (
  • ぺろ (うどん
  • べっちょ・べっちょこ (女性器
  • ほいぢょ (包丁
  • ほいな (そんな)
  • ほいど (乞食
  • ほでなす・ほでなし (バカ者、ろくでなし)
例 「いっそWikiばりやって、このほでなすが」
  • ほれ (ほら。間投詞)
  • ほでまず・ほでまづ (それでは・とりあえず)

:例「ほでまずごみょうにず」(それでは明日にでも・とりあえず明日にでも)

ま行

  • まける (こぼす)
  • まなぐ (目)
  • まやう (償う、弁償する)
  • むぐす (漏らす)
  • むる (漏れる)
  • むんつける (拗ねる、いじける)
  • めくさい (ダサい、格好悪い)
    例 「何やー、その服、めくせー」(何だ、その服、格好悪いなぁ)
  • めんこい (可愛い、愛らしい)
  • めんめ (虫)
  • もぐす (漏らす)
  • もじゃぐる・もじゃぐれる ((衣服等を)ぐちゃぐちゃにする、ぐちゃぐちゃになる)
  • もぞこい (可哀そう)

や行

  • ゆるぐない(緩くない;転じて、きつい・きびしい)
例1 「夜勤の仕事(ば)続げんの、おどげでねぇー・・・ゆるぐねえな」(夜勤の仕事を続けるのは大変だ・・・厳しいよ)
例2 「あの借金(ば)返すの、ゆるぐねえど」(あの借金を返すのは厳しいぞ)
  • よったり (四人,広辞苑にもある語ではある。なぜか,みたり,は使わない。「お」がつく場合も少なくない)
例 「ほれ,そごのおよったりさん」(おおい,そこにいる四人さんやぁ)
  • やろっこ、やろこ (男の子)
  •  山学校 (中学・高校の不良生徒の不登校を表す、学校に登校せず校外を徘徊しているという意味から)
 例1 「おめぇやぁ、このめぇ学校いかねぇで、朝から一番町で山学校しったべぇ!!」 (お前、この前学校に登校しないで、朝から一番町で遊び歩いていただろう!!)

ら行

  • 〜ら (名詞を複数形にする際の接尾語。標準語とは違うニュアンスで用いられることがある)
例 「おめら、食べらい、食べらい」 (あなたたち、食べなさい)
  • らづもね (とんでもない、物凄い。「埒も無い」)

わ行

  • わらす・わらすこ (童子、子供のこと)
  • わげすと (若者)

  • んだ (そうだ。肯定の意味)
  • んだいっちゃ〜 (そうだよね〜 肯定の同意を求めるとき)
  • んだから、だから (まさにそうです。強い同意を示す間投詞)
  • んだすぺ? (そうでしょう? 丁寧語)
  • んだっちゃ、だれ〜 (そうに決まってるじゃん。「当然である」ことをいう時)
  • んだっけんども (そうだけれども)
  • んだべ? (そうだろ?)
  • んで (じゃあね。バイバイ「んでね」とも)
  • んでねぐ (そうではない。否定の意味)
  • んでねくてや〜 (そうじゃなくてさ〜)

  1. ^ 加藤正信(東北大学名誉教授)は、以下のように述べている。『「仙台弁」という用語の定義であるが、今の人たちは、現行行政単位の仙台市の方言という意味に取る人が多いかもしれない。しかし、江戸時代、雄藩、仙台藩の領地が現在の宮城県全体から岩手県南にわたっていて、その範囲に通用している方言を称していたし、現在でも、俗に、宮城県全体にわたる方言を「宮城弁」と言うよりは「仙台弁」と言うことが多いようである。』(後藤彰三 2001の序文より引用
  2. ^ 平山輝男によると、一型アクセントの北端の線は、『仙台湾から旧仙台市の、その北方旧七北田村高砂村等の中間に引く線にはじまり広瀬村の北を過ぎ、旧宮城郡を横断、山形県境を少し北上、そして、加美郡山形県の境を接する辺りから山形県村山置賜地方を含めて南下する線』(平山輝男「奥羽アクセントの諸相」より引用)である。すなわち、松島丘陵の南麓で、仙台平野においては七北田川流域より南側、愛子盆地においては広瀬川流域より南側が該当する。なお、南北の境界にある松島丘陵辺り(宮城郡北部および黒川郡)は、「曖昧(又は混乱)アクセント」、それより北は「特殊アクセント」としている。
  1. ^ 宮城縣 『宮城縣史20(民俗Ⅱ)』財団法人宮城縣史刊行会、1963年3月20日、13-16頁。 
  2. ^ 玉懸元「宮城県仙台市方言の終助詞「ッチャ」の用法」『國語學』第52巻第2号、日本語学会、2001年6月30日、 30-43,101、 NAID 110002533712
  3. ^ あつじ屋 Archived 2005年4月26日, at the Wayback Machine.(漫画家・山本貴嗣のウェブサイト)
  4. ^ 山寺 宏一(ヤマデラ コウイチ)”. オーディションサイトnarrow. 2021年8月8日閲覧。
  5. ^ 今週のことば「いきなり」東日本放送週刊ことばマガジン」)
  6. ^ 今週のことば「いずい」(東日本放送「週刊ことばマガジン」)
  7. ^ 「広報たいわ」2016年(平成28年)12月1日発行:664号 22・23面(pdfファイル) - 大和町ホームページ・平成28年広報たいわコーナー
  8. ^ 佐々木眞奈美のあっぺとっぺファーマシー 東北放送(2021年5月9日閲覧)






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