2代目の庁舎とは? わかりやすく解説

2代目の庁舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/21 14:32 UTC 版)

インディアナ州会議事堂」の記事における「2代目の庁舎」の解説

1824年12月州政府がインディアナポリス移転した時、州政府はマリオン郡地方裁判所内に置かれた。この地方裁判所庁舎インディアナポリス新し州都決まった後、1822年に、州の財政支出建てられたものであった。この庁舎12年わたってインディアナ州会議事堂として使われた。当時インディアナポリスは、最も近い主要な入植地からでも約60マイル(96km)離れた辺境の地で、大規模な建設現実的ではなかった。 インディアナポリスへの遷都困難なものであった当時、コリードンからインディアナポリスまでは馬で11日要した。その上、コリードンとインディアナポリスを結ぶ道は無くインディアナポリス目指し北へ向かう一行は、冬の深い森の中を荷馬車長い列を成して進んでいくしかなかった。一行は州の財源書籍記録文書、および州議会州最高裁判所州政府各局の備品を、長い道中の必需品と共にすべて荷馬車積んでインディアナポリス向かったため、その隊は必然的に大きなものになった州議会承認の下、一行監督あたったのは州の出納局長を務めていたサミュエル・メリルであった一行インディアナポリスにたどり着くまでには1ヶ月要した。州会が初めインディアナポリス開催されたのは、年が明けた1825年1月であった

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2代目の庁舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/10 05:31 UTC 版)

オレゴン州会議事堂」の記事における「2代目の庁舎」の解説

1872年オレゴン州議会新し州会議事堂建設予算として100,000ドル当時)を計上し新庁舎建設計画実行移された。セーラム遷都以来2代目となるこの庁舎1873年から1876年にかけて建設された。この庁舎地上2階地下1階3階層を有していた。この庁舎建設には325,000ドル当時)の費用要した。この庁舎礎石1873年10月5日竣工式最中設置された。竣工式では州知事スティーブン・F・チャッドウィックによる演説や、何組かのバンドによる演奏が行われた。この2代目の庁舎は初代の庁舎と同じ敷地内建設された。建設作業にはオレゴン州刑務所囚人動員された。設計にはジャスタス・F・クランベイン・アンド・ギルバート建築事務所携わった石材500個のレンガ使用して造られたこの庁舎は幅84m、奥行き41m、高さ55m(ドームを含む)であった地下1階には州南西部のアムクワ川流域産出され砂岩用いられた。内部には高さ16.5mの正方形ロタンダ有し上下両院本会議場置かれていた。2階にはオレゴン州最高裁判所オレゴン州図書館下院本会議場傍聴席設けられていた。外観には装飾として付柱設置され東西両端2階分の高さのポルチコ立てられていた。庁舎内には昼食を出すカウンター席用意されていた。加えて、この庁舎方立のついた窓が設けられウイング有していた。覆われ大きなドームや鋼のフレーム用いた構造になっていた。ドームはこの庁舎の他の部分よりも16.5m高い位置設置されドーム自体の高さは30.5mあった。このルネサンス様式庁舎連邦議会議事堂真似て造られ正面入口にはコリント式立てられていた。当時議事堂西向きに、ウィラメット川に向かうように造られた。州政府はドーム完成する前、1876年8月にこの議事堂使用し始めた当初の計画では、ドーム両側に塔が建てられる予定であったが、建設費用抑えるためにそれらの塔の建設見送られた。この2代目の庁舎は1935年まで使用された。 1935年4月25日午後6時43分、管理技術者セーラム市消防局に煙の発生報告した市民は煙に包まれ庁舎から物品運び出すのを手伝ったが、消防士到着したときには庁舎内から全員退去するように指示された。庁舎間もなく炎に包まれた。物品運び出し手伝った市民中には、後にオレゴン州知事になった当時12歳マーク・ハットフィールド少年もいた。火元は東ウイング地下1階で、積まれていた古い文書燃え広がったものと断定された。炎はドーム鉄格子支えていた中空伝いロタンダから上階へと広がっていった。激しい炎は銅製ドームをも焼き夜空照らした。炎は遠くコーバリスからも見えたボランティア消火活動にあたっていたウィラメット大学学生、フロイド・マクミュレンがその最中焼死すると、消防士ポートランドからも派遣された。現場にはセーラム市内から7台、さらにポートランドから3台の消防車駆けつけた。 鎮火したときには残っていたのは庁舎外壁のみであった。この火事による被害額は約150ドル推定された。州政府は保険には入っていなかった。歴代知事肖像画などの歴史的な物品や、耐火構造になっていなかった地下金庫保管されていた、100万ドル超える株式債券などの貴重品失われた消火作業最中消防士金庫注ぎ中に保管されている物品燃えることのないよう努めていた。多く歴史的な文書火事前年ポートランドオレゴン歴史協会渡され、そこで保管されていたため、この火事による焼失免れたオレゴン州最高裁判所1914年別の庁舎移転していたが、州会議事堂とは電気暖房供給するための地下トンネルつながっていた。当時オレゴン州図書館州最高裁判所庁舎1階地下スペース使っていた。議事堂庁舎消火活動の際に使用され地下トンネル伝って最高裁判所庁舎流れ込んできたため、地下保管されていた多く蔵書水浸しになった議事堂置かれていた各事務所は、新し庁舎建てられるまでの間、他の州政府機関の庁舎や、セーラムダウンタウンリースした部屋移転した

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2代目の庁舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/18 20:14 UTC 版)

ミシガン州会議事堂」の記事における「2代目の庁舎」の解説

1835年州昇格見越して制定されミシガン州憲法には、次のように記されている。 The seat of government for this state shall be at Detroit, or at such other place or places as may be prescribed by law until the year eighteen hundred and forty-seven, when it shall be permanently located by the legislature. (訳)この州の政庁は、1847年まで、デトロイトもしくはその他法によって定める場所に置く。1847年には、立法府により恒久的な所在地定められる1847年以前デトロイト州都をその管轄圏内堅持すべく争ってきたが、州西部の人増加加え防衛強化のために州政府を米加国境から離れた場所に置くことが望まれるようになったことなどから、州都内陸に移す機運高まっていった。デトロイト1812年始まった米英戦争の際にイギリス占領されデトロイト川両岸米加国境から1マイル以内ミシガン側の地域およびカナダ側ウィンザーその後イギリス占領下置かれていた。また、州都内陸に移すことで、内陸部への入植促すことや、州内至るところから州都にたどりつきやすくする狙いもあった。 新し州都候補としてはアナーバージャクソングランドラピッズ挙がったまた、議論中にはマーシャルの代表が州都選出確信し州知事官邸建てた延長までなされた議論の末、インガム選出州上院議員ジョセフ・H・キルボーンは、当時ほとんど無人に近かったランシング・タウンシップに州都を移すことを提案したアナーバーの北、デトロイトの西、グランドラピッズの東というランシング・タウンシップの位置最適な妥協案と考えた州政府は、この提案承認し、ランシング・タウンシップをミシガン町に改名し州都定めた1848年には、ミシガン町はもとのランシングという名に戻された。 ランシング州会議事堂1847年に仮の庁舎として建設始まった。この庁舎簡素な木造2階建てで白く塗られ緑色木製はめられた窓と真鍮キューポラがついていた。この庁舎建設には22,952ドル1セント当時)の費用要した。この庁舎1879年本庁舎完成する売却されその後1882年焼失するまで工場として使われた。

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