初代の庁舎
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「インディアナ州会議事堂」の記事における「初代の庁舎」の解説
1816年にインディアナが州に昇格したとき、その州都はコリードンであった。最初の州会議事堂庁舎は、もともとは1813年にインディアナ準州の議事堂として建てられた、ライムストーン造、一辺40フィート(12.2m)の正方形、2階建ての質素な建物であった。建設は初期の準州議会議員であったデニス・ペニントンの経営する会社によって、3年の歳月を費やして行われ、その建設費用1,500ドルはハリソン郡の住民が支払った。建材となったライムストーンは近場の採石場で切り出されたものであった。完成当時、この庁舎は州で最大級の建物であった。 この庁舎は当初3部屋を有していたが、すぐに手狭になり、州の行政各局を入れるための建物を通りの反対側に建てることを余儀なくされた。この庁舎の1階にはインディアナ州議会下院が、2階は狭い廊下を隔てて2部屋に分かれており、1部屋に州議会上院が、もう1部屋に州最高裁判所がそれぞれ入っていた。この庁舎は1824年に放棄され、ハリソン郡の地方裁判所に転用された。この庁舎は現在でも保存されており、州指定の史跡となっていると共に、国家歴史登録財にも登録されているコリードン歴史地区の一角を成している。
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初代の庁舎
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議事堂の建設用地は、この地の開拓者であり、セーラムの創設者でもあるウィリアム・H・ハリソンが州に売却したセーラムのブロック84であった。初代の庁舎の建設はセーラムへの遷都が確定されて間もない1854年に始まった。しかし、翌1855年に準州都がコーバリスに移されると、庁舎の建設は一時中断された。準州都がセーラムに戻されると、議事堂の建設が再開され、1855年後期にほぼ完成した。この庁舎はギリシア復古様式で、幅15m、奥行き23mで、石造のファサードを有し、高さ3mのポルチコが立っていた。この2階建ての庁舎は地元産の切り石を積んで造られており、外壁は濃い空色から白へのグラデーションで塗られていた。1階は高さ5.8m、2階は高さ4.6mで、その上に高さ2.4mのエンタブラチュアが施されていた。庁舎の正面(西側)はイオニア式の柱4本で装飾されていた。 議事堂の1階にはメインホールのほか、連邦地方裁判所、準州知事の事務所、準州議会下院の本会議場が設けられていた。2階には準州議会上院の本会議室と準州図書館に加えて、下院本会議場の傍聴席、委員会室3室、および政府職員の事務所がいくつか設けられていた。 1855年12月29日、この初代の庁舎は火事に遭い、庁舎のみならず、準州の公文書の多くが焼失した。未完成であった庁舎北東部から出火したこの火事は、午前0時30分まで発見されなかった。火事の原因として放火が疑われたが、誰も逮捕されることはなかった。庁舎の焼け跡はその後何年も、石積みのまま放置されていた。1859年から1876年までの間、州議会と州の各種機関はセーラムのダウンタウンにあったネスミス・ビルディング(後にホルマン・ビルディングに改名された)の2階と3階を仮庁舎として使用していた。
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初代の庁舎
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デトロイトに州都が置かれていた頃の庁舎(1847年頃) 1787年7月13日、第2次大陸会議で北西部条例が可決され、ミシガンを含む北西部領土が創設された。その後1805年には、連邦議会の決議によってミシガン準州が創設された。ミシガンは1832年から州昇格を申請し始めたが、その一方で、オハイオ州との間ではトリード・ストリップと呼ばれる、重要な港湾都市トリードを含む面積約1,210km²の細長い土地の所属をめぐって「トレド戦争」と呼ばれる論争が起きていた。結局、ミシガンはトレド・ストリップを手放す代わりにアッパー半島の西側の3/4を獲得し、領土を画定させて1837年1月26日に連邦26番目の州として昇格した。ミシガン州最初の州都はデトロイトに置かれた。 1832年に建てられた議事堂最初の庁舎は、「準州会議事堂」(Territorial Courthouse)として建てられた。このレンガ造りの庁舎はミシガン州内では最古の部類に入るギリシア復古様式の建築物の1つで、正面にはイオニア式の柱で支えられたポルチコを、また中央には高さ42mの塔を有していた。庁舎の建設には24,500ドル(当時)の費用を要した。この庁舎は1848年まで準州議会、および州昇格後のミシガン州議会の議事堂として使われた。その後は、この建物は1893年に焼失するまで公立高校の校舎、および図書館として使われた。
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