13時台時代第2期(1997年10月 - 2014年3月)
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「徹子の部屋」の記事における「13時台時代第2期(1997年10月 - 2014年3月)」の解説
前回のリニューアルからわずか1年半で、13時台に復帰。この頃から、様々なマイナーチェンジが行われているほか、巡回展「徹子の部屋展」や毎年恒例となる「徹子の部屋コンサート」の開催、ゴールデンタイム特番『出張!徹子の部屋』の放送など、新たな試みも行われるようになる。 また、番組が初めてギネス世界記録に認定された。 1999年(時期不明) - 放送回数6000回を達成。 2000年2月2日 - 番組開始25年目突入記念として、森光子がゲストとして登場。 4月4日 - 上岡龍太郎がゲストとして登場、同年4月に引退した上岡最後の出演となった。 4月21日 - ウィーン少年合唱団がゲストとして登場。少年団員・先生・通訳含め総勢20名。あまりの大人数のためか、体育座りをする団員もいた。 12月1日 - ハイビジョン制作(それ以前にもBSアナログハイビジョン実用化試験放送でも不定期で何度か放送されたことがある)となり、地上波のみ字幕放送。ハイビジョン化に伴い、いくつか変更が行われ、BS朝日開局に伴いBS時差放送を開始、音声のモノラルからステレオ音源への変更に伴い「徹子の部屋のテーマ」をステレオ音源用に再録したものへ変更、話す話題についての内容とゲスト名の固定テロップ(固定スーパー)が右下に常に表示されるようになり、同時に開始1回目放送より必ず行われていた黒柳によるゲスト紹介の前「みなさまこんにちは、徹子の部屋でございます」の挨拶を廃止、以後本編冒頭は挨拶を廃止、ゲスト紹介のみになった(特番では現在も継続)。 2001年5月4日 - 番組開始25周年を記念し、拡大版で放送された。ゲストに森繁久彌が出演した(この日は森繁の88歳の誕生日であった)が、既に高齢であったためか集中して話すのも面倒な様子で、黒柳の話や質問に真面目に答えようともせず、収録を適当にやり過ごそうとする森繁に対して黒柳が一喝する一幕があった。すると森繁は姿勢を正し、萩原朔太郎の詩を暗唱してみせた。この回の放送後、番組には「感動した」との声が寄せられたという。なお、この回は2016年放送のNHK土曜ドラマ『トットてれび』最終話「徹子、森繁を叱る」の回(総合テレビ:6月18日放送)にて再現されている。ちなみに森繁役は吉田鋼太郎(本番組にもゲスト出演経験あり)が演じている。 9月12日 - アメリカ同時多発テロ事件関連のANN報道特別番組のため休止。 2002年4月1日 - 字幕放送を開始(この日のゲストは池田香代子)。 2003年2月3日 - ゲストの小沢昭一と共に通算13回目となるコスプレの際に、セックスシンボルとも言われていたメイ・ウエストに扮した黒柳は、ドレスの胸元をめくり右側のバストを披露した。「これは自分のだったら出せないですけども」と語るように、この時のバストは特殊メイクで作られたものである。この日の放送は28年目に突入する最初の放送だった。 3月28日 - 放送回数7000回を達成(この日のゲストは竹下景子)。 2005年5月23日 - 番組開始30周年を記念し、9年1カ月ぶりにセットを変更しフルモデルチェンジした(この日のゲストは徳光和夫)。 8月29日-9月2日 - 『ワイド!スクランブル』が13:55まで拡大のため『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(朝日放送〈現・朝日放送テレビ〉制作)と共に番組が休止となった。年末年始や高校野球を除いて番組が1週間休止になるのは、番組開始以来初めてのことである。 2006年5月17日 - 放送30周年を迎え、当日から日本橋の髙島屋東京店で「徹子の部屋展」が開催されたことに合わせて、同店から生放送された。また、同年、番組ホストの黒柳と共に、第54回菊池寛賞を受賞した。 12月3日 - CS放送・テレ朝チャンネルで番組開始からこれまで放送された中から選りすぐりの内容を放送する『徹子の部屋〜Classics〜』が放送開始。 12月8日 - 渋谷東急Bunkamuraオーチャードホールにて南こうせつ・さだまさし・中村紘子・中尾ミエのゲストを迎え、「徹子の部屋 祝30周年記念コンサート」を開催(2007年2月放送の特番の公開録画)。以後毎年「徹子の部屋コンサート」が開催されるようになる。 12月19日 - 番組史上初めて海外から放送した(ゲスト:シャルル・アズナヴール)。 2007年2月1日・2月2日 - 放送32周年突入記念として、いつもの黒柳の席に清水ミチコ(1日)、さだまさし(2日)が座って黒柳本人がゲストという形を取り、黒柳の幼い頃からの足跡をたどる特別企画を放送した(タイトルも『ミチコの部屋』『まさしの部屋』になり、『まさしの部屋』ではテーマ曲もさだが歌ったものになっていた)。 2月19日・2月20日 - 「第1回徹子の部屋コンサート」の模様を放送。以後、毎年の恒例となる。 3月2日 - 放送回数8000回を達成(この日のゲストは永六輔)。 3月28日 - 春休み特別企画として「ディズニーライブ! ミッキーのマジック★ワールド」のキャストが登場、華やかなステージを披露した。 7月16日 - 新潟県中越沖地震関連のANN報道特別番組のため休止となった。 2008年4月29日 - テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ『相棒』の劇場版第1作『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』の公開を記念して、同映画に主演する水谷豊と寺脇康文がそろって出演(前半は役である「杉下右京」「亀山薫」として登場)。 7月7日 - 音声多重放送を利用した解説放送を開始(月2回程度、不定期に実施)。時差ネット局のBS朝日では初の解説放送となる。ただし、北海道テレビ(HTB)の道央圏以外のアナログ放送エリア(当該エリアでも地上デジタル放送では受信可能)、朝日ニュースターでは行われなかった。ゲストは加山雄三。 7月8日 - 忌野清志郎をゲストとして迎え、忌野の喉頭癌克服に関する話題を扱ったが、奇しくも放送日同日に行われた検査により、忌野の癌転移が発見された。また、忌野の所属事務所より、公式にこのことが発表された8月14日は、BS朝日で同回が再放送された。 12月23日 - 音声多重放送を利用した2か国語放送を実施。ただし、北海道テレビの道央圏以外のアナログ放送エリア(当該エリアでも地上デジタル放送では受信可能)、BS朝日、朝日ニュースターでは行われなかった。ゲストはイル・ディーヴォ。 2009年2月2日-2月6日 - 放送34年目突入とテレビ朝日開局50周年を記念し、その日に放送される『50時間テレビ』の出演者などが出演した。2日:さまぁ〜ず・優香(『Qさま!!』) 3日:ロンドンブーツ1号2号(『ロンドンハーツ』) 4日:爆笑問題(『クイズ雑学王』) 5日:ココリコ(『いきなり!黄金伝説。』) 6日:小宮悦子(『スーパーJチャンネル』) 11月12日 - 森繁久彌(俳優、11月10日没、享年96)の急逝を受け、放送予定を変更し「緊急追悼・森繁久彌さん」を放送した。 2010年「#秘蔵ライブラリー」も参照 2月1日 - 5日、番組開始から35年目を記念して「35年目突入ウィーク」として放送。1日 - 「ありがとう森繁久彌さん」と題し、前年に死去した森繁久彌のトーク名場面を振り返った。 2日 - ゲストに次長課長が登場(井上聡の生年月日が放送開始日にあたるため)。黒柳がゲスト側に回り、河本準一が司会を務めた。 5月1日 - 夜7時から2時間のゴールデン特番『祝35年目突入記念 出張!徹子の部屋 お宝映像も大放出スペシャル』を放送。ここから『出張!徹子の部屋』を年1-2回ペースで放送する。 12月6日 - 番組中にサプライズとして、ハローキティとデザイナーの山口裕子が登場。黒柳のたまねぎ頭を再現した徹子キティの人形がお披露目された(ゲスト:藤本美貴)。 12月23日 - 『相棒』の劇場公開映画第2作『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』公開を記念して、水谷豊(主人公・杉下右京役)と及川光博(2代目相棒・神戸尊役)がそろって登場。 2011年1月6日 - 『相棒』のキャスト陣4名(川原和久、大谷亮介、山中崇史、六角精児)がそろって登場(これも『相棒 -劇場版II-』公開記念。水谷・及川と同様、前半は各役として登場した)。 3月14日・3月15日 - 東日本大震災関連のANN報道特別番組のため休止。3月16日以降しばらくは予定の内容を変更して放送した。また4月29日も震災特番『つながろう!ニッポン』(13:20 - 17:54)のため休止。 4月27日 - 19時から2時間のゴールデン特番『出張!徹子の部屋 お宝映像も大放出パート2』が放送された。この放送分で8961回を数え、同一司会者による番組の最多放送回数記録としてギネス世界記録に認定され、2時間特番内で黒柳の表彰式が執り行われた。 6月22日 - 史上最多放送回数記録となる通算9000回に到達(この日は織田裕二がゲストに登場し、9000回にちなんだ「9」にまつわるエピソードも披露された)。 10月2日 - 18時56分から2時間のゴールデン特番『祝35周年 出張!徹子の部屋〜トットちゃん初体験SP!〜』が放送された。 12月19日 - 北朝鮮の金正日死去関連のANN報道特別番組のため休止となった。 2012年1月8日 - サンデープレゼント枠にて35周年記念特番『祝35周年!徹子の部屋コンサート 豪華スター夢の競演SP』を放送。 3月30日 - BS朝日とCS放送・朝日ニュースターでの時差放送を打ち切り。なお、朝日ニュースターは同年4月1日からテレ朝チャンネルと同様、『徹子の部屋〜Classics〜』として同チャンネルでの放送を継続。 7月 - CS放送(朝日ニュースター・テレ朝チャンネル、いずれも当時)での再放送が同年4月以降の内容が中心となった。朝日ニュースターでは地上波放送から1週遅れの内容も放送されるため、実質的に時差放送を再開。両チャンネルとも字幕放送・解説放送(当該回のみ。ただしモノラル二重音声)を開始。 9月19日 - 19時から3時間のゴールデン特番『出張!徹子の部屋パート4 昭和VS平成スターお宝名鑑3時間スペシャル』が放送された。 9月26日 - 自民党総裁選挙関連のANN報道特番のため休止。 12月31日 - 『お願い!ランキング』年またぎスペシャル(21:00 - 2013年1月1日1:30)では、黒柳がCGアニメキャラで登場し(声も黒柳が担当)、この年放送された当番組の名場面を振り返った。そして番組最後は、黒柳が2013年1月1日の朝に放送される特番『新春 徹子の部屋』の宣伝をした。 2013年1月1日 - 特別番組『新春!徹子の部屋スペシャル いま甦る昭和の名場面』が放送された。 7月4日 - ゴールデン3時間特番『出張!徹子の部屋パート5 夢トーク豪華3本勝負 お宝映像も大放出スペシャル』放送。 9月25日 - 『〜パート6 夢トーク豪華4本勝負 お宝映像も大放出スペシャル』放送。 11月16日-11月22日 - スマートフォン版「Ameba」の農園ゲーム『ファーミー』でコラボレーションが行われた。 12月27日 - 年末恒例のタモリが出演、この回では例年と同じ密室芸ではなくタモリに纏わる都市伝説についてトークした。その後、2021年までタモリの出演が中断する。 2014年2月11日 - ソチオリンピック2014「ハイライト」(12:00 - 13:55)放送の為休止。 3月24日・3月25日 - 「徹子の部屋クラシックコンサート」の模様を放送。 3月30日 - 翌々日の放送枠移動を前に、この日6:00 - 6:30(関東ローカル)の枠にて、傑作選として「森繁久彌さん 懐かしの名場面集」と題し、森繁が出演した回のうち、初回を含む6回を放送した。 3月31日 - 13時台最終放送となったこの日、放送時間前の10:30 - 11:25(ローカルセールス枠)の枠にて、昭和に活躍した著名人に特化した特別編「徹子の部屋 昭和の大スター傑作選」を放送。同放送の最後には「爆笑!カウントダウン劇場 頭からアメ伝説」と題し、黒柳が頭から飴を出す映像を紹介した。なお、当日放送回のゲストには歌手の舟木一夫、西郷輝彦、三田明の3名が出演した。
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