13時間目「宇宙の脈動 COSMIC PULSES」とは? わかりやすく解説

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13時間目「宇宙の脈動 COSMIC PULSES」(2006/2007)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:40 UTC 版)

クラング (シュトックハウゼン)」の記事における「13時間目「宇宙の脈動 COSMIC PULSES」(2006/2007)」の解説

詳細は「宇宙脈動」を参照 聴衆取り囲むように配置された8チャンネルスピーカーによって演奏される電子音楽。5時間目から12時間目までの作品24セリー反行形用いられていたが、この作品セリー原形に戻る。演奏時間は約32分。 24層の電子音楽パルスによって構成される各層それぞれ固有の音域音数音色テンポを持つ。テンポは、シュトックハウゼン多く作品用いてきた「テンポ半音階」(平均律による音高半音階システムテンポ応用したもの)によって決定され音色1時間目昇天」のシンセサイザー版のために用意され24音色流用されている。音域音数24セリーよる。 全体は3分ごとのセクション分かれ24分目以降の各セクション長さは1分)、セクションごとに各層テンポ音高音響空間移動複雑に変化する。 最も低い音域で遅いテンポの第24層から始まり40秒ごとに第23層、第22層と順次パルス積み重なる積み重なっていくパルス音域テンポ次第高く速くなっていく。15分20秒目で全ての層が積み重なり、この状態が24分目まで続く。24分目到達すると、今度は第24層から20秒ごとにパルス抜けていき、高音速いテンポパルスのみが残されていく。ただし、第24層は休止をはさみつつも断続的に登場し続ける。最終的に高音、超高速第1層超低音、超低速の第24層の2層のみとなり、フェード・アウトして終わる。 この作品が、シュトックハウゼン最後電子音楽となった。なお、初期段階ではこの作品6時間目として計画されていた。

※この「13時間目「宇宙の脈動 COSMIC PULSES」(2006/2007)」の解説は、「クラング (シュトックハウゼン)」の解説の一部です。
「13時間目「宇宙の脈動 COSMIC PULSES」(2006/2007)」を含む「クラング (シュトックハウゼン)」の記事については、「クラング (シュトックハウゼン)」の概要を参照ください。

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