神戸尊
神戸尊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:20 UTC 版)
2代目相棒の神戸尊役として、一度はゲストとしての起用を考えられ、映画『日本沈没』で無精ひげを生やした潜水艦乗りを自然に演じている様子から、ニュートラルに芝居に臨めること、なおかつどういうふうになるか読めないキャラであることが決め手となり、及川光博がseason7 最終話より演じることとなり、season10 最終話で卒業した。
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神戸尊(かんべ たける)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:09 UTC 版)
「相棒の登場人物」の記事における「神戸尊(かんべ たける)」の解説
演 - 及川光博(S7-最終話〜S10-最終話 / X DAY / 劇場版III / S15-13、14 / 劇場版IV / S17-10、19〈回想〉) 年齢〈39〉 右京の二代目相棒。推薦組を経て警察庁に入庁したエリートで、警察上層部の密命を受け、特命係に配属された(通算9人目)。 経歴 中央大学法学部 → 警視庁警備部警備第一課警備情報第四係 → 警察庁警備局警備企画課課長補佐 → 警視庁特命係(S7-最終話〜S10-最終話) → 警察庁長官官房付 階級 警視 → 警部補 → 警視 人物 東京都大田区田園調布の出身。東京都世田谷区成城の在住。1993年に中央大学法学部を卒業して警視庁に入庁、警視庁警備部警備第一課警備情報第4係の配属を経て推薦組として警察庁に採用される。警備局警備企画課課長補佐時代には顔認識システムを搭載した巨大監視システムの開発を主導していたが、突如2階級降格の左遷という形で特命係に配属される。尊はこの人事の裏で「特命係が警察組織にとって必要な存在か」を調査する「庁内S」の特命を課され、自身はその必要性に疑問を持ちながらも内偵対象の右京と共に数々の事件と遭遇する事になった(S8)。 尊に命じられた庁内Sの真の目的は、先述の監視システムを備えた警察庁付属機関(FRSセンター)の本格稼働前に際し、分析官・運用官として候補の挙がった右京と尊の連携を審査するというものだった。尊はある産業スパイ事件を機に同システムにまつわる警察上層部の不祥事、そして自身に課された特命の真実を右京と共に知る事になり、事件解決後は警察庁勤務の内示を断って警部補の階級のまま特命係に留まる道を選んだ(S8-最終話)。 警視庁警備部時代には、友人が殺害された事件の裁判において被告に不利になるような偽証を行っており、被告の冤罪が発覚した事で尊に贖罪の念を抱かせている(S10-1、16、最終話)。 大河内とは警察庁時代からの旧知の仲で剣道仲間。恋人は現在おらず、大学時代には警視庁勤務が決定した時期に当時の恋人から理由を告げられずに破局している(S8-10)。 服装 服装はタイトな黒いスーツに濃い色柄もののワイシャツ を着用 し、第2ボタンまで開けている事がほとんどで、基本的にネクタイは着用しないが、警察庁警備局時代の若い頃(S10-1)や警察庁復帰後の現在は着用しており、特命係配属初日までの間(S7-最終話)などでも場に応じて着ける時があった。また、冬場などの寒いシーズンには上着としてチェスターフィールドタイプの黒いレザーコートを愛用する。車を運転する時はサングラスをかける。 性格 クールかつ気障(きざ)な自信家で、出世街道を歩む経歴からエリート然とした雰囲気を醸し出す秀才タイプ。捜査の基本原則に忠実で、手段を選ばない右京のやり方に時に苦言も呈し、意見する際の「お言葉ですが…」は口癖と化している。「トリオ・ザ・捜一」や内村の嫌味もそつなくかわして上司には逆らわないが、意見はしっかり主張する(S7-最終話)。 記憶力や洞察力に優れており総じて頭の回転は速いが、やや迂闊な所があり軽率なミスをする事もしばしば。また、プライドが高く、「自分は他人より頭がいい」と思っている人間に嫌悪感を露わにする(S8-4)。 クールな振る舞いを旨としつつも、不遇な人間への同情や不条理な現実に直面した際には義憤にかられ感情的になり、時には人目を気にせず大胆な行動に出る事もある。また、徹底して正義を貫く右京とは異なり、状況によっては主張を変えて物事を割り切るドライな部分も持ち合わせている。 一人称は基本的に「僕」であるが、生の感情が出る時には「俺」になり、言葉遣いも荒くなる。捜査一課には陰で「ソン」と呼ばれており、尊本人はそう呼ばれる事を快く思っていない。 趣味・嗜好 ガス入りミネラルウォーターを愛飲し、好物はナポリタン。愛車は黒の2009年式GT-R、運転は荒く右京にも皮肉を言われる程(S7-最終話、S8-2)。チェスや絵(S10-1) が得意で、特にチェスでは右京と目隠しチェスでも互角に勝負ができるほどである(S8-8)。育ちの良さから物を見る目は肥えている(S8-18、S9-7)他、女性の香水やファッションにも詳しく(S9-1、9)、その知識が捜査の役に立つ事も多い。警備畑の出身のせいか実物や写真、白骨を問わずに死体が苦手で、見ただけで気分を悪くする。パソコンはMacBook Proを、スマートフォンはiPhone 4を愛用している。 温泉とホラー映画も苦手(S8-2、S9-7)、遅刻が多く(S9-11)貧血気味の体質である。スパイだった当時は右京に関する感想を報告書に綴り(S7-最終話、S8-4、12など)、「報告」していた。 右京との関係 特命係に配属された当初は右京の事を「杉下警部」と呼んでいたが、時間が経つにつれ「杉下さん」に変化していった。しかし2021年3月現在、陣川と青木を除いた4人の相棒の中で唯一、1度も「右京さん」と呼んでいない。 配属当初は右京に「君は亀山君の代わりにはなれません」と距離を置かれながらも(S7-最終話)、自ら「花の里」に来る(S8-8)など、右京への興味を隠さずに行動を共にしていた。右京にはあしらわれ自身の動向に関心を持たれなかったが、様々な事件を通じて互いに歩み寄り、スパイとしての立場を捨てて以降は右京に認められ、相棒としての信頼関係を築いていく事になる。また、当初は組織寄りの行動を取る事が多かったが、次第に自身の正義感に準じた行動を取るようにもなっていき、その変化を見た小野田からは「青くなった」と称された(劇場版II)。 負けず嫌いの性格から右京とは何かと張り合い、互いの痛いところを突き合うも一枚上手の右京にやり込められてムキになる事がしばしば。 右京の卓越した推理能力を「ある種の天才」(S8-15)と称したり、その正義感は認めつつも、組織や個人的事情を顧みず頑なに真実を追求する右京に対しては度々疑問を投げかけて、度々対立している(S7-最終話、S9-10など)。相手の事情を汲み取った妥協案を提案したり、上層部に掛け合い証拠の隠滅を図るなど右京の「暴発」を止めるべく強硬策を取った事もあった(S9-6、S10-最終話)。 警察庁への異動 クローン人間を造る実験に絡んだ殺人事件の捜査の中でクローンの社会的立場を争点に右京と対立し、自らが罪を犯す覚悟を以て右京に信念を曲げさせた罪悪感から特命係を去ろうと決心したところを右京の言葉で思い留まるが、直後に長谷川の根回しにより長谷川と同じ警察庁長官官房付へ警視として異動する事になる(S10-最終話) 警察庁復帰後も右京との交流は途絶えておらず、事件解決のために右京とは立場を越えた協力関係を築いている様子が見られる(X DAY、S11-最終話、劇場版III、S15-13、14、劇場版IV、S17-10)。右京と組んだ「相棒」の中で唯一、警察を離職しておらず、享・亘とも対面を果たしている。 家族について S20-11で亘の実姉・冠城由梨の登場により、右京と「特命係・第三の男」を含む6名の相棒の中で、血縁関係のある身内や家族構成などが一切明らかになっていない唯一の特命係の人物となった。
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神戸 尊(かんべ たける)
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