第6回の後の出来事とは? わかりやすく解説

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第6回の後の出来事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 16:10 UTC 版)

六者会合」の記事における「第6回の後の出来事」の解説

2009年 4月5日北朝鮮は、「人工衛星」だとするロケット発射した日本の防衛によれば発射された「飛翔体」から切り離された1段目のロケット秋田県の西約280kmの日本海落下した推測2段目のロケット日本の東2100kmの太平洋上までレーダー追尾したが、その後確認できなかったとしている。北朝鮮国際機関4日から8日午前11時から午後4時の間に「人工衛星」を打ち上げる伝えていた。 4月14日北朝鮮外務省は、国連安全保障理事会議長声明反発し核兵器開発再開と六ヶ国会合からの離脱表明する声明発表した4月20日北京開かれたIAEA原子力エネルギーに関する第2回閣僚級会合で、IAEA事務局長エルバラダイ北朝鮮の核問題について、対話唯一の解決法だとの認識示した4月21日の夜、韓国北朝鮮は、北朝鮮開城工業団地政府当局接触行った。これに先立ち同日午前から事前協議開いていたが意見対立し正式な接触夜にずれ込んだが、協議20分で終了した5月25日北朝鮮2度目となる核実験実施した発表10月中国首相温家宝訪朝11月30日北朝鮮物価安定させる、として「貨幣改革」(いわゆるデノミ)を断行物価断行前から30倍になるなど更に高騰市場閉鎖餓死者が発生するなど国内大混乱招いた2010年 3月26日韓国哨戒艦沈没事件が起こる。 5月総書記金正日訪中、この会談中国側北朝鮮対す不快感明らかになった。 7月9日国連安保理は、韓国哨戒艦沈没事件に関して公式会合開き、「沈没至った攻撃非難する」とした議長声明全会一致採択した7月12日在韓国連軍司令部米軍主体)は、韓国哨戒艦沈没事件について北朝鮮側と13日板門店大佐級の実務者協議を行うと発表した7月15日、在韓国連合軍司令部は、北朝鮮との大佐協議が行われ、将官会談開催することで原則合意した、と発表開催日時今後決める。 7月25日米韓両国軍は、日本海過去最大級合同演習開始した目的は、米韓両国軍の強大な軍事力誇示し北朝鮮新たな挑発行動抑止することである。演習には米韓陸海空3軍と海兵隊の約8000人、艦艇20隻と航空機が約200機が参加する予定である。 8月2日インドネシア訪問している北朝鮮外相のパク・ウィチュンは、外相マルティとの会談で「平等な立場なら六者会合復帰する」との立場示した。「平等な立場」は制裁解除を指すとみられている。 8月30日アメリカ財務省対北朝鮮追加制裁発表した武器取引贅沢品調達貨幣偽造麻薬取引などの違法活動関係する個人・団体対象となる。この措置目的は、北朝鮮指導部資金調達源を絶つことと見られている。 9月27日朝鮮中央放送が、金正日10月10日付で三男金正恩ら6人を朝鮮人民軍大将昇進させる命令発した報道。また翌9月28日開催され朝鮮労働党代表者会において中央委員選出され同日開かれた中央委員会総会中央軍事委員会副委員長選出されたと報じた。これらの動きより金正日後継者としての地位確定したみなされている。これ以降金正恩動静詳細にメディア露出するうになる10月27日 離散家族再会活動拡大恒例に関して赤十字韓国北朝鮮各部署関係者2日間話し合い行った合意達しなかった。また、国連軍北朝鮮板門店会合持ったが、次回会合開催合意達しなかった。 11月23日北朝鮮による延坪島砲撃事件発生韓国北朝鮮の関係が一気悪化11月28日アメリカ韓国は、同日から翌12月1日までののべ4日間、中国排他的経済水域外の黄海韓国・北朝鮮では西海ソヘ)と呼ぶ)上で7月上回る規模米韓合同軍事演習実施された。 同日議長国中国延坪島砲撃事件事態収拾のため、日本時間午後5時30分重大な発表」として12月上旬の緊急協議開催提案した。しかし日米韓は「まずは北朝鮮によるこれ以上挑発行為停止大前提だ」として、これに慎重な態度示し事実上拒否した11月29日ウィキリークスにより流出した25万点にも及ぶアメリカ外交公電中に中国が、友好国であるはずの北朝鮮に対して批判したとされる内容や、韓国による南北統一言及したとされる内容含んでいたことが発覚、さらに、北朝鮮友好国であるモンゴルとの協議で、中国ロシアへ批判繰り返していたことも発覚した12月8日から9日中国副首相国務委員戴秉国訪朝し、金正日会談六ヶ国協議再開積極的だったとした。 12月13日北朝鮮外相朴宜春はロシア・モスクワを訪問外相セルゲイ・ラブロフ会談ロシア6ヶ国協議早期再開支持し北朝鮮対し柔軟姿勢を示すよう促した12月20日ロシア要請により国連安保理日本時間20日未明から6時間にも及ぶ緊急会合開催したが、北朝鮮非難する文面めぐって各国対立、特に、日米などが昨月11月韓国延坪島への砲撃文面化するよう求めたのに対し中国強く反発対立解消されずにこの日の声明発表には至らなかった。 12月20日訪朝中のニューメキシコ州知事であるビル・リチャードソン対し寧辺核施設対すIAEA監視要員復帰同意するとの立場伝えたCNN報じた監視要員復帰北朝鮮何らかの条件付けたかどうか不明としている。 2011年 1月アメリカは、北朝鮮政策特別代表のスティーブン・ボズワース3日から7日までの日程韓国中国日本を順に訪問続いて国防長官ロバート・ゲーツ9日から14日にかけ、韓国中国日本訪問中国外相楊潔篪アメリカ国務長官クリントン招きで、3日から7日まで訪米日本の外務大臣である前原誠司1415両日韓国訪問4日アメリカボズワース中国特別代表の武大偉との会談受けて北朝鮮は「対話交渉のみが、現在の難局打開できる」などと、韓国側無条件での会談提案した5月頃、SVR(ロシア対外情報庁)長官ミハイル・フラトコフ訪朝して金正日会談以来ロシアによる北朝鮮へエネルギー協力食糧援助などが表明された。 8月20日金正日ロシアの北シベリア・ウランウデを訪問24日メドヴェージェフ大統領会談以降断続的に、110億ドル日本円にして8400億円)に上る対ロシア債務帳消し軍事交流強化などが表明された。 10月23日中国副首相李克強訪朝して金正日会談後継者指名され金正恩同席し首相崔永林経済技術協力協定署名した10月24日から2日間にわたり、アメリカ北朝鮮政策特別代表であるボズワースら、北朝鮮第1外務次官金桂寛らが参加しスイスジュネーブで「核問題をめぐるアメリカ-北朝鮮協議」を計7時余りにわたって会談が行われたが、ウラン濃縮活動即時停止については結論が出なかった。 12月7日アメリカ北朝鮮政策特別代表であるグリン・デービース(後任)、六ヶ国協議担当特使のクリフォード・ハートが訪韓、後に日本中国訪問12月16日アメリカ北朝鮮人権特使であるロバート・キング北朝鮮外務省米州局長李根が、北京アメリカ大使館で約2時間渡って意見交わした北朝鮮側からアメリカ韓国要求する非核化事前措置」を受け入れることができると表明された。 12月18日アメリカ北朝鮮向けて相当量食糧支援発表する報じられた。 12月19日金正日の死去が報じられた。 2013年 7月25日朝鮮戦争休戦60周年記念行事出席のため訪朝した中国国家副主席李源潮北朝鮮6ヶ国協議への復帰促し金正恩6ヶ国協議再開向けた中国努力支持するとだけ述べた2015年 10月9日朝鮮労働党創建70周年記念行事出席のため訪朝した中国共産党中央政治局常務委員劉雲山6ヶ国協議への復帰呼びかける金正恩から回答はなかった。 2016年 1月22日韓国大統領朴槿恵が「北朝鮮を除く5ヶ国協議試みるなど多様な方法を見つけなければならない」と述べるもロシア外相ラブロフは「北朝鮮孤立を招く」として否定的な見解示した2017年 4月2017年北朝鮮危機アメリカ北朝鮮の間で緊張が高まる中行われた日露首脳会談において大統領であるプーチン六者会合再開提唱したが、内閣総理大臣安倍はただちに再開することに否定的な見解示した8月六者会合議長武大偉孔鉉佑交代し引退した10月、元アメリカ国務長官ヒラリー・クリントンが「6ヶ国協議」が必要と主張2018年 3月26日最高指導者就任後初の外遊訪中した朝鮮労働党委員長金正恩中国共産党総書記習近平との首脳会談6ヶ国協議復帰意向表明2019年 4月25日ロシア大統領プーチン訪露した金正恩との初の露朝首脳会談後の会見北朝鮮非核化には6ヶ国協議参加国による多国間保証が必要と述べた

※この「第6回の後の出来事」の解説は、「六者会合」の解説の一部です。
「第6回の後の出来事」を含む「六者会合」の記事については、「六者会合」の概要を参照ください。

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