強殖装甲ガイバー
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『強殖装甲ガイバー』(きょうしょくそうこうガイバー)は、高屋良樹による日本の漫画作品。およびそれを原作にしたアニメ・小説作品。原作は現在『月刊少年エース』で連載されている。(2016年7月号から長期間休載中)
注釈A
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第20巻「巻末特別寄稿 大塚英志」P.170より。
- ^ ハンドキャノンと呼ばれる強力な拳銃を製造するメーカーの一つ。44マグナムより強力でデザートイーグル50AEより扱いやすいとされるモデルを作ることで知られる。
- ^ OVA第2期では「ゾアノイドバスター」というオリジナルデザインの拳銃を所持している。
- ^ a b アプトムは第33話(『強殖装甲ガイバー』第5巻P.141)にて「戦闘生物(バトルクリーチャー)」を自称しているが、「究極の戦闘生物」と自らを称したのは第64話(『強殖装甲ガイバー』第11巻P.64)がはじめて。
- ^ どちらも自分と同じ損種実験体であるためか、単なる同僚以上の感情を抱いていた。ちなみに速水に対しても同じような感覚があったらしく、自分が速水を融合捕食してしまったと知った時には、自身に対して怒りを露にした。
- ^ アプトム本人からすれば慣れ合うのはまだ恥ずかしい模様。ソムルム、ダイムの仇打ちを仕掛けた際に殖装不能に陥っていた晶を発奮させようとして「瑞紀を裸に剥いたこと」もあるため、そのことを気にしている可能性もある。
- ^ この際にはエンザイムIIIの腕が与平の胴体を貫通して顎人の身体に届いていた。ガイバーなら一時的に動けなくなるだろうが「致命傷とは言えない負傷」だったことから結果的には無意味だった。
- ^ a b こう称され、そのアルカンフェルの記憶を見た村上も「小惑星」と称しているが、実際には小さな惑星レベルに至る大きさである(『強殖装甲ガイバー』第15巻P.70)。
- ^ バルカスの発言より(『強殖装甲ガイバー』第14巻P.21)。
- ^ a b c 『強殖装甲ガイバー』第12巻「設定資料室」P.166。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第6巻P.119
- ^ 『強殖装甲ガイバー』「登場人物紹介」第7〜9巻P.4、第10巻P.3、第11巻P.6、第12巻P.4、第13巻P.3、第14巻P.3、第15巻P.4、第17〜20巻P.4、第26巻P.4、第27巻P.4。
- ^ 第123話にて、アリゾナ・クロノス本部基地への二度目のギガンティック・ダーク侵攻の迎撃の際、戦闘形態を見せようとしたが、獣神将ワフェルダノスに「その力は元来アルカンフェルを守るもの」との旨を言われ止められている(『強殖装甲ガイバー』第20巻P.84)。
- ^ このことに関してはプルクシュタール本人は当然として、シンやバルカスすら「ガイバーIII(巻島顎人)ならともかく、ガイバーI(深町晶)らしくない」と怪しんでいた。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第27巻P.125。バルカスは「村上という男の人格は完全に破壊してある」とも発言している(『強殖装甲ガイバー』第14巻P.23)。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第14巻P.23。
- ^ この時の時報の記事に下の名前が弘、助手の名前は鈴木実とそれぞれフルネームが明かされている。
- ^ a b 昏睡状態のイマカラムが垣間見たアルカンフェルの太古の記憶にて、人類を造り上げた降臨者は地球の生物すべては遺伝子操作により己に従うよう施していると語っている(『強殖装甲ガイバー』第15巻P.6)。
- ^ 地球の生物は降臨者の精神支配を拒絶する因子を潜在させていると降臨者自らが語っている(『強殖装甲ガイバー』第15巻P.60)。
- ^ 存在しない語であるがリスカーの台詞ではあえてこう書かれている(『強殖装甲ガイバー』第1巻P.87)。
- ^ 第148話における巻島顎人の独白ではこう称されている(『強殖装甲ガイバー』第24巻P.6)。
- ^ a b 『強殖装甲ガイバー』第12巻「設定資料室」P.166。
- ^ この時期には晶と顎人双方の戦闘経験がデュアル・コントロール・メタルに蓄積されており、基本的な戦闘技術を持たない晶にとっては貴重なデータを得ていた。
- ^ 第148話における巻島顎人の独白ではこう称されている(『強殖装甲ガイバー』第24巻P.9)。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第12巻P.159、160。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第28巻P.102。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第28巻P.108
- ^ a b 『強殖装甲ガイバー』第4巻P.133。村上の説明より。思念波の効力を受ける度合いには個人差があるようで、竹代町でバルカスの思念波によって獣化させられた一般人の中には当初怯えて逃げ回るモブと思われながら後半でラモチスに変身した者、長時間抵抗した末に変身した者などがいた。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第13巻P.131。ゲルペスやカブラールに操られた一般人の一部など例外も存在する。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第1巻P.34。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第13巻P.148、第26巻P.31、P.84。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第20巻P.24
- ^ 麻生啓介の発言。『強殖装甲ガイバー』第22巻P.72、73。
- ^ シラー島には降臨者によって生み出された人魚がいるが、これが人間の女性を元にした調整体であるのかどうかは不明。なお、実写映画では女性のゾアノイドが登場している。
- ^ テレビシリーズでは日頃面識のある相手以外の工作員にもフランクに接する者もおり、事実として晶や顎人、アプトムは工作員に変装することでクロノスの基地内に潜入している。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第14巻P.152、153。同第17巻P.93ではこの固有名称が登場している。
- ^ ゾア・クリスタルを与えられて数年のギュオーはクリスタルを喪失しても常人のように行動していた。ワフェルダノスは自らゾア・クリスタルを取り外しても、本来の姿である生体ユニットへと戻っただけであった。アポルオンにゾア・クリスタルを奪われたカールレオンは一気に老衰している。なお、試作獣神将当時の村上(後の獣神将イマカラム)は、元より生命力が限界だったこともあり、ダミー・クリスタルの破損により意識不明の重体となった。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第11巻「設定資料室」P.166より。
- ^ バルカスの発言より(『強殖装甲ガイバー』第16巻P.57)。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第14巻P.8。バルカスはアルカンフェルと降臨者との関係の詳細や、シラー島が形成された正確な経緯などは知らない様子。
- ^ 破婚箇所が0号ガイバーがメガスマッシャーで打ち抜いた個体(『強殖装甲ガイバー』第15巻第87話、同第88話)と類似しているため、同一個体であると思われる(『強殖装甲ガイバー』第15巻P.77)。
- ^ その際、太古の生物や異形の生物らもアルカンフェルと同様その傍らで「バイタル・ポッド」に入っている様子が描かれている(『強殖装甲ガイバー』第15巻P.77)。
- ^ イマカラム(村上)の独白で第89話では単に「島の住民」となっている(『強殖装甲ガイバー』第15巻P.78)のに対し、103話では「原初の調整体」と掘り下げて語られている(『強殖装甲ガイバー』第17巻P.93)。
- ^ バルカスは「調製実験によって生まれた獣人の子孫」と推測している(『強殖装甲ガイバー』第14巻P.9)
- ^ 重傷を負ったバルカスは飛行するため、傷が癒える約3ヶ月を待って島を訪れなければならなかった(『強殖装甲ガイバー』第27巻P.119)。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第25巻「設定資料室」P.180より。
- ^ テレビシリーズにて、遺跡基地へ潜入時、最下層へ向かう晶たちに絡んできたチェックポイント担当の戦闘工作員は晶が(タイプを聞かれてとっさに)「ラモチス」と答えたのに対して自分が「ラゼル」なのを嘆いていた。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第5巻P.166。
- ^ a b 『強殖装甲ガイバー』第10巻「設定資料室」P.189ではこう述べられているが、新クロノス日本支部(統制局日本支部)であるのか旧クロノス日本支部であるのかどうかは不明。
- ^ ただし近付き過ぎるとその歪みを「違和感」として強く感知され、位置を特定される恐れがある。
- ^ 晶の推測により言及されている(『強殖装甲ガイバー』第22巻P.167)が、「仕掛け」がどのようなものかは不明。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第7巻P.112。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第18巻P.48。
- ^ 第148話の巻島顎人の独白ではこう称されている(『強殖装甲ガイバー』第24巻P.8)。
- ^ 第32話にて、再調製されたアプトムが登場してガイバーIと戦った際のアプトムの台詞(『強殖装甲ガイバー』第5巻P.80、81)では、その時点の形態変化能力が融合捕食能力によるものという言及はない。しかし、第127話の晶の独白(『強殖装甲ガイバー』第21巻P.15)ではすでに融合捕食であったとする表現となっている。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第5巻P.118、119。アプトムはこの時点ではじめて自身の肉体が不死身ともいえる復元能力を備えていることを自覚した様子である。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第7巻P.125、第19巻P.96。
- ^ 「(獣化兵の)生体波動を嗅ぎ分ける」と表現されている(『強殖装甲ガイバー』第11巻P.157、第12巻P.20〜24)。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第6巻P.179。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第9巻P.96。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第5巻P.128。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第19巻P.155。
- ^ 『強殖装甲ガイバー』第19巻「設定資料室」P.175。
注釈B
- ^ 「監察官」は「リスカー」と読む。
- ^ a b 「序章」は「プレリュード」と読む。
- ^ 「重力兵器」は「プレッシャーカノン」と読む。
- ^ 「損種実験体」は「ロストナンバーズ」と読む。
- ^ a b c 「超獣化兵」は「ハイパー・ゾアノイド」と読む。
- ^ a b c 「遺跡基地」は「レリックス・ポイント」と読む。
- ^ a b c d 「獣神将」は「ゾアロード」と読む。
- ^ 「獣神将試作体」は「プロトゾアロード」と読む。
- ^ a b c d e f 「戦闘生物」は「バトルクリーチャー」と読む。
- ^ 「殖装者」は「ガイバー」と読む
- ^ 「形態」は「かたち」と読む
- ^ 「地下組織」は「レジスタンス」と読む
- ^ 「巨人殖装」は「ガイバー・ギガンティック」と読む
- ^ a b c d e 「巨人殖装」は「ギガンティック」と読む。
- ^ 「戦闘」は「バトル」と読む。
- ^ a b 「黒い魔神」は「ギガンティック・ダーク」と読む。
- ^ a b 「救星主」は「メシア」と読む。
- ^ a b 「超雷撃」は「ライトニング・ハイパー」と読む。
- ^ 「解き放たれし獣」は「リベルタス」と読む。
- ^ 「障壁」は「バリアー」と読む。
- ^ 「雲界の門」は「クラウド・ゲート」と読む。
- ^ 「実験室」は「ラボ」と読む。
- ^ 「収斂形態」は「イヴィル・アプトム」と読む。
- ^ 「重力衝角」は「グラビティ・ラム」と読む。
- ^ 「剡魋」は「エンツイ」と読む。
- ^ 「絶空斬」は「ジェカンヅァン」と読む。
- ^ 「黒い巨人殖装」は「ギガンティック・ダーク」と読む。
- ^ 「王国」は「ワフェルダノス」と読む。
- ^ 「監視者」は「ウォッチャー」と読む。
- ^ a b 「巨獣神将」は「ドラグロード」と読む。
- ^ 「巨神殖装」は「エクシード」と読む。
- ^ 「巨神将」は「ドラグロード」と読む。
- ^ a b 「戦女神」は「ヴァルキュリア」と読む。
- ^ 「深淵」は「アポルオン」と読む。
- ^ 「軛」は「くびき」と読む。
- ^ 「竜巻を操る者」は「トルネード・マスター」と読む。
出典
- ^ 「連載開始から28年。コミックス30巻発売記念にて著者が初めてのサイン会を実施!世界が震撼した、超弩級ハイパー・ヒーロー巨編!!『強殖装甲ガイバー』」『PR TIMES』、KADOKAWA、2013年9月25日 。2022年11月29日閲覧。
- ^ 弾性のあるゲル状の物質。巻島がガスターの生体ミサイルで撃たれた事もある
- ^ リテイクver.からの起用。川村の楽曲は徳間版のイメージアルバムを使用している
- ^ 坂本浩一『ハリウッドアクション! ジャッキー・チェンへの挑戦』フィルムアート社、1996年、80-82頁。ISBN 4845996642。
獣化兵(じゅうかへい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 01:15 UTC 版)
「荒野に獣慟哭す」の記事における「獣化兵(じゅうかへい)」の解説
改造した独覚菌を脳内に植え付けることで産み出された生体改造兵士。常人には無い特殊能力を持つが、肉体が異形と化す副作用(作中では「化身(アーヴァタール)効果」と呼称)。その副作用の解決を目指したニュータイプを含め12人の獣化兵がおり、それぞれ十二神将の名がつけられている。御門以外は全員元ゾンビストである。
※この「獣化兵(じゅうかへい)」の解説は、「荒野に獣慟哭す」の解説の一部です。
「獣化兵(じゅうかへい)」を含む「荒野に獣慟哭す」の記事については、「荒野に獣慟哭す」の概要を参照ください。
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