eBookJapan
eBookJapanとは、株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営するマンガ(電子コミック)中心の電子書籍ストアの名称である。
eBookJapanは2000年に設立された。イーブックイニシアティブジャパンの設立に当たっては凸版印刷や小学館などが出資している。取り扱う電子コミックは少年マンガ、少女マンガ、青年コミックからボーイズラブなど幅広いジャンルに及び、マンガの他にも文芸書、ライトノベル、ビジネス書、雑誌、楽譜など幅広い。また、「ど根性ガエル」や「アストロ球団」のように昨今では入手しづらい作品の取り揃えも特徴となっている。
2013年現在、eBookJapanの取り扱い書籍数はマンガを中心に15万冊以上とされる。
eBookJapanはダウンロード型の販売方式が採用されており、電子書籍を購入して電子ブックリーダー「ebiReader」を利用して閲覧する方式が取られている。ebiReaderはWindows、Mac、iOSデバイス、Android端末、Windows Phoneと複数の端末に対応する。
電子コミックに特化した電子書籍ストアとしては、eBookJapanの他に「コミックシーモア」や「電子書店パピレス」などもある。電子書店パピレスも、1990年代後半からサービスを開始している古参サービスである。
参照リンク
電子書籍・コミックはeBookJapan
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イーブックイニシアティブジャパン
(EBookJapan から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/19 05:57 UTC 版)
株式会社イーブックイニシアティブジャパン(英: eBook Initiative Japan Co.,Ltd.)は、かつて存在した日本の企業。LINEヤフーと協力して電子書籍販売サイト「ebookjapan」の運営と、LINE Digital Frontierが運営するLINEマンガの取次業務、紙書籍オンライン販売店「bookfan」の運営を行っていた。
- 1 イーブックイニシアティブジャパンとは
- 2 イーブックイニシアティブジャパンの概要
eBookJapan
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 08:30 UTC 版)
「イーブックイニシアティブジャパン」の記事における「eBookJapan」の解説
2000年12月、「10daysbook」という電子書籍販売サイトを開設。2004年10月1日には現名称のeBookJapan に改称した。eBookJapanで販売される電子書籍の形式は、ながらく独自のEBI.Jフォーマットのみであったが、2012年末よりリフロー型の.bookフォーマット(ボイジャー)およびXMDFフォーマット(シャープ)に対応すると共に、同形式での電子書籍の取り扱いを開始した。2013年よりEPUBフォーマットにも対応している。 いち早く手塚治虫作品を電子書籍化したことを皮切りに、マンガを中心に約37万冊を販売する。ITmediaのレビューによれば、2015年5月現在はマンガが他の競合と比べてラインナップが豊富である ほか、競合よりも「明らかに」高画質であると指摘している。また、本棚に実物の本と同じ背表紙が表示されるのも独自の特徴である。他方、近年大幅に取り扱いを開始した一般書籍の読書補助機能などについては出遅れており、競合と比べても未だ不十分であるとしている。 トランクルームサービス 2007年10月1日サービス開始。利用者が購入した電子書籍データをクラウドサービスとしてeBookJapanの管理するサーバーに保管できるサービスとしては世界初のサービスである。 トランクルームに預ける電子書籍データは50冊までは無料で、50冊を超える場合は冊数に応じて年会費が必要であったが、eBookJapanでの電子書籍の累計販売冊数が1000万冊を超えたことをきっかけに、2011年1月18日より冊数制限無しの無償化となる。 購入した電子書籍データを「トランクルーム」に預ける(端末からアップロードする)ことで、別途登録された端末間で電子書籍データを移動できるようになる。長らく複数の端末に同時にダウンロードすることはできない仕様であったため、複数の端末で同時に同じ電子書籍の閲覧は行えなかった。しかし2014年2月18日より、特記がある商品をのぞき大部分の書籍で端末5つまでの同時閲覧が可能となった。 EBI.Jフォーマット EBI.Jフォーマットは、イーブックイニシアティブジャパンが開発した電子書籍フォーマット。ebi.j、ebi-jといった表記も見られる。 文字データも画像として扱っているのが特徴。 EBI.Jフォーマットを閲覧するソフトウェア、アプリもeBookJapanで提供、配布されている。かつては、松下電器産業が販売した電子書籍端末シグマブックで「ebi.jブックリーダー」が採用されていたこともある。 ファイル拡張子は.ebi。
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