ebXMLとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/02/23 09:22 UTC 版)
「RosettaNet」の記事における「ebXMLとの関係」の解説
よく誤解されるが、ebXMLはRosettaNetとは主な標準化の対象領域が異なる。RosettaNetは企業間の情報交換の語彙およびプロセス仕様を具体的に仕様化することが目的である一方、ebXMLはそうした業界仕様開発を下支えする技術仕様の策定を目標とする。具体的に言えば、ebXMLには「電子業界のためのメッセージ標準」というものは存在しない。このためRosettaNetとebXMLは本来補完関係にあると言える。ただし、RosettaNetのRNIFはebXML Message Service(ebMS)とほぼ同じ層の技術仕様であり、この点では競合関係にある。もっともRosettaNetがRNIFを開発したのは当時そのような技術仕様が存在しなかったためで(ebMS 1.0の標準化は2001年)、もはやRosettaNetの中心的な関心事ではない。実際RosettaNetは2001年に「RNIFの次期版はebMSに準拠したものになる」という計画を公式に発表しており、2004年にはebMS 2.0、AS2、WS-I BP 1.0をメッセージ送受信プロトコルとして採用する技術プログラムを開始している。 CCTSおよびUN/CEFACT Core Component Library (ebXML Core Componentsを参照) をRosettaNetに採用する可能性も検討されているが、メッセージ仕様が大きく変更されることになるため、関係者の間では慎重に対応すべきとの意見が根強い。
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ebXMLとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/30 13:10 UTC 版)
「UN/CEFACT Modelling Methodology」の記事における「ebXMLとの関係」の解説
企業間で交換するメッセージのモデルについては、UMMでもある程度扱うが、より詳細なモデル化技法が同じUN/CEFACTによってebXML Core Componentsとして開発されている。 ebXML BPSSによる企業間プロセス定義を開発するために、UMMの技法を使うことができる。
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