六角中学校
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「テニスの王子様の登場人物」の記事における「六角中学校」の解説
千葉県の内房の端にある海に近い学校で、部員全員の趣味が海遊び。古豪といわれるほどの実力があり、前年度も全国大会に出場している。各選手がそれぞれの個性に合わせたオジイ手製のラケットを使用しているのが特徴。関東大会は第3シードとして出場。準決勝で青学に、3位決定戦で不動峰に敗れるも、4位で全国大会進出。全国大会では初戦で比嘉に敗北した。それ以来オジイに怪我をさせた比嘉を敵視するようになる。 『新-』では、U-17日本代表選抜の合宿に天根・黒羽の2名が参加している。 テニス部には「予備軍」とあだ名される小学生たちが普段から多く遊びに来ている。彼らはオジイの指導のもとで遊びからテニスに親しみ、現役部員やオジイとの信頼関係とテニスの知識を深め、六角中進学後には新たな主要戦力となる。 葵 剣太郎(あおい けんたろう) 声 - 豊永利行 / 演 - 佐野大樹 身長 165cm→166cm 体重 45kg 誕生日 12月20日 血液型 O型 学年:1年(部長) 利き腕:右 プレイスタイル:アグレッシブ・ベースライナー オジイの指名により1年生にして部長に任命された。坊主頭が特徴でいつも元気いっぱい。天根と打ち合うパワーと、「コードボール」を狙って打つことが出来るほどのコントロールの高さを誇る実力者。女の子にモテたがっていて妄想癖があり、試合中にわざと数ゲーム落とした上で「○○が出来なければモテない」などといった恋愛に関連するプレッシャーをかけて戦うことにより真のパワーを発揮する。一人称は「僕」。 関東大会準決勝では、S3で海堂と対戦。いつも通り追い込んだ状態から実力を発揮したが、海堂もプレッシャーに強かったため逆転出来ず敗北。全国大会1回戦ではS3で知念と対戦。「コードボール」を打つも、「縮地法」を使う相手には通用せず、完敗。 TVアニメ版では妄想癖のない熱血キャラクターで、リョーマとはあらゆる面で対を成すライバル的な存在となっており、関東大会準決勝ではリョーマと対戦し、敗戦。全ての面がスイートスポットとなる、ガットとフレームが六角形のラケットを使用し、そのラケットの特性と自身のボールコントロールの高さから、打ち返せば攻めることが可能となる攻撃的なプレイスタイルに変更されている。OVA以降は原作の性格とプレイスタイルに戻っている。 佐伯 虎次郎(さえき こじろう) 声 - 織田優成 身長 174cm 体重 61kg 誕生日 10月1日 血液型 O型 学年:3年(副部長) 利き腕:左 プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー 通称「サエ」。温厚で爽やかな性格。不二兄弟とは幼馴染。「焼肉の王子様」では、「無駄に男前」と紹介された。 六角のエースでシングルスの試合が多いが、樹とダブルスを組むこともある。武器は優れた動体視力と、前衛をぴったりとマークする「マンツーマンプレイ」。聖ルドルフとの練習試合では「ツイストスピンショット」を使った裕太を気遣い、わざと負ける。関東大会準決勝では樹と組んでD1で菊丸・不二ペアと対戦。菊丸のアクロバティックプレイを「マンツーマンプレイ」で抑えたが、「菊丸印のステップ」に翻弄されて敗北した。3位決定戦はS1で橘に敗れた。全国大会1回戦ではS1で甲斐と対戦。「縮地法」に気づいたオジイが甲斐にわざとボールをぶつけられてしまい、六角のメンバー全員がオジイのために病院へ行くことに付き添ったが、そのなかで1人残って試合を続けた。結果的に敗北したが、応援に来ていた青学に比嘉の「縮地法」の攻略法を託した。 アニメでは、ひそかに始めていた剣道から細かい筋肉の動きなどを観察し相手の動きを察知し、相手のいない方向へ球を打ち返すプレイスタイルを手に入れた。ジュニア選抜合宿では不二と組み、乾・柳ペアと対戦。柳の動きを読み取れず苦戦したが、不二とのコンビプレイで流れが変わり勝利した。 天根 ヒカル(あまね ヒカル) 声 - 竹内幸輔 / 演 - JURI 身長 180cm→182cm 体重 69kg 誕生日 11月22日 血液型 A型 学年:2年 利き腕:右 プレイスタイル:アグレッシブ・ベースライナー 【スピード - 2 /パワー - 4 /スタミナ - 3 / メンタル - 4 /テクニック - 3】 彫刻のような体型と彫りの深い顔から、通称「ダビデ」。口数は少ないが、ダジャレが大好き。 オジイ手製の基準ギリギリの長ラケットを持ち、パワーと攻めを重視したプレイスタイルが持ち味。ほとんどが準レギュラーであるとはいえ氷帝100人斬りをやってのけた。普段はベタベタにワックスをつけるため不自然なほど髪が乱れないが、本気になると髪を結ぶ。 関東大会準決勝はD2で黒羽と組み、河村・桃城ペアと対戦。河村の「波動球」を片手で打ち返すなどパワーでは上回ったが、敗北。 アニメのジュニア選抜合宿では、神城にはダジャレが通じず、無視されたためヘコんでいる。忍足とペアを組み、伊武・神城ペアと対戦し勝利。試合中はしつこくダジャレをいい、忍足につっこませた。 『新-』での脱落タイブレークマッチでは黒羽に勝利。 黒羽 春風(くろばね はるかぜ) 声 - 大黒和広 身長 184cm→185cm 体重 73kg 誕生日 9月29日 血液型 A型 学年:3年 利き腕:右 プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー 【スピード - 3 /パワー - 4 /スタミナ - 3 / メンタル - 3 /テクニック - 3】 通称「バネ」。試合の勝敗にあまりこだわらない大らかでサバサバとした性格。パワーテニスが得意で、主に天根とダブルスを組み、彼のダジャレには飛び蹴りなどできついツッコミを入れる。 『新-』での脱落タイブレークマッチでは天根に敗北。 技一覧 回内(プロネーション)サーブ インパクトの直後に肘をほぼ伸ばしたまま絞り込むように打つ回内というテクニックを用いた強烈なサーブ。河村を吹き飛ばすほどの威力を誇る。 空中コンボ 空中で回転して遠心力を生かして放つバックハンドショット。優れた跳躍力と腕力があるからこそ出来る技。 樹 希彦(いつき まれひこ) 声 - 蓮岳大 身長 174cm 体重 62kg 誕生日 8月31日 血液型 AB型 学年:3年 利き腕:右 プレイスタイル:カウンターパンチャー 通称「いっちゃん」。慎重さと大胆さを併せ持ち、感情表現が豊か。語尾に「なのねー」を付けるのが口癖。非常に鼻息が荒く、機関車の汽笛のような「シュポー」という擬音語で表現されている。 関東大会準決勝では佐伯と組んでD1で菊丸・不二ペアと対戦。「シンカー」で不二の「つばめ返し」は封じたが、敗北。全国大会では首藤と組んで出場も、新垣・不知火ペアに敗れている。 アニメでは何にでも疑問を持つキャラとして登場し、後に原作にも反映された。シンカー 無回転のショット。不二のつばめ返しなどスピンを利用して放つ技を持つ選手に対しては絶大な効力を発揮する。 木更津 亮(きさらづ りょう) 声 - 高橋広樹 身長 163cm→165cm 体重 51kg 誕生日 11月20日 血液型 O型 学年:3年 利き腕:右 聖ルドルフ・木更津淳の双子の兄。肩下まで届く長髪で帽子をかぶっている。観月が本来スカウトしたかった人物である。得意技は「スカイハイボレー」。 青学戦は出番がなかった。全国大会の比嘉戦は平古場に敗北。 アニメのジュニア選抜合宿では兄弟対決が実現、双子故に淳の動きを読み勝利した。 首藤 聡(しゅどう さとし) 声 - 近藤孝行、楠田敏之(OVA) 身長 176cm 体重 65kg 誕生日 4月15日 血液型 B型 学年:3年 利き腕:右 好奇心旺盛で、様々なドリンクを試飲することが趣味。ビーチバレー大会ではイワシ水を、「焼肉の王子様」では乾特製野菜汁を真っ先に飲み倒れた不運な人物。得意技は「ショートクロス」。青学戦は出番がなかった。 オジイ 声 - 外波山文明 身長 147cm 体重 38kg 誕生日 11月7日 血液型 AB型 六角中テニス部監督。年齢不詳で、元ウッドラケット職人であること以外は謎に包まれた老人。近所の子供たちのための遊具を作ることもある。ボケているようにも見えるが、スポーツに関する知識は豊富。リョーマのラケットのグリップが合っていないことを一目で見抜き、巻き直したことも。 全国大会1回戦では比嘉の選手の瞬間移動が、錯覚を起こさせている「縮地法」であることに気づくも、それによって早乙女による指示で甲斐からボールをぶつけられてしまい、負傷した。ただ、大事には至らなかったよう(OVAでは青学対氷帝戦を観戦している)。 青学とのビーチバレー大会ではスミレと組み決勝進出、砂の中に潜るパフォーマンスも見せた。 南次郎曰く20年以上前から「オジイ」。ペリーと握手している描写もある。
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