ヴァントル超兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/24 05:58 UTC 版)
天才的犯罪者であると同時に発明家でもあるヴァントルが開発もしくは盗んだ兵器。特にアソシエ社製の兵器は強力。同じ兵器でも、タイプによって性能が異なるものがある。漫画版によると、盗品は全て各社が博覧会に出品しようとしていた製品が輸送中に盗まれたものである。 プチ戦闘艇プルミエ ヴァントルが開発した一人乗りの小型戦闘艇。序盤によく登場する。最初の敵らしく最弱の部類に入るのでひたすら撃ち落される存在である。 戦闘艇プログレ プルミエの改良版。黄色い機体とフロートが特徴の戦闘艇。中盤から終盤にかけて登場する。 戦闘艇デルニエ 最新型の戦闘艇。シュバリエを参考に、機体を回転させて攻撃をはじく機構を持つ強力な機体。シーン4ではフォーメーションを組んで戦うフォーメーション部隊として登場する。タイムアタックモードではこの敵をいかに処理するかによってタイムが大幅に変わる。 水上攻撃艇デトロワ 水上を高速で移動する小型攻撃艇。水面まで行けるシーンでよく登場する。見かけによらず攻撃能力が高い。 戦車 終盤に登場する小型の戦車。砲弾の威力はそれなりに高いので油断していると撃墜される。よくチェインの起点やオプションウェポンの補充に使われる。 プーレ戦車 シーン4にのみ登場。スクレットから4機編隊で出撃してくる。全ての敵の中で最も小さく、攻撃もせず、登場する場面も限られているため存在にすら気づかれない。 突撃ポッド デュール社製。中にプーレたちが入っており、目標の付近で四散して中のプーレたちが飛び出し、目標に取り付く。自機が取り付かれた場合は旋回能力が低下するが、十字キーの連打で振りほどける。自機以外では、貨物船のエンジンにはダメージを与え、装甲車にはダメージに加え出力の低下も引き起こす。最大ロックした猟犬ミサイルで追い払えるが、プーレたちが飛び出してくる前に撃墜するのが最も有効である。突撃ポッドが登場するミッションは難易度が高いことが多く、特にアルディ警部の装甲車防衛ミッションは失敗すると即ゲームオーバーということもあり、初心者にとってかなりの難関ミッションとなっている。 羽根爆弾 オルロジェ社製。その名の通り翼のついた爆弾。下向きの砲弾のような形をしている。ゴーシュ、ドロワット、グランディールに搭載されており、ランチャーから射出される。敵を追尾し、接触すると大爆発を起こす。通常は追尾能力が低く、射出されたまま浮遊していることが多いが、グランディールのカミナリ発生器によってパワーアップすることで追尾能力が飛躍的に向上、恐るべき兵器と化す。パワーアップしたものは天使の輪のような光輪が付く。後ろにつかれた場合、回避するにはブーストで振り切るか、着弾の瞬間にパワースライドを使うしかない。 小型砲台 ヴァントル・ハウスに配備されている砲台の一つ。弱い。 中型砲台 ヴァントル・ハウスに配備されている砲台の一つ。小型砲台よりも多少耐久力が高い。 大型砲台 ヴァントル・ハウスに配備されている砲台の一つ。4種の砲台の中では最も厄介な存在。威力、弾速ともに高い高速弾を連射してくる上、通常の攻撃手段は効かず、チェインでしか倒すことが出来ない。 装甲砲台 ヴァントル・ハウスに配備されている砲台の一つ。前面に強力な装甲があり、猟犬ミサイルで動きを止めて背後から攻撃しないと倒せない。 博物館防衛砲台 グランマガザンに連結されたリーヴ博物館を守る強力な移動砲台。庭園部のレールの上を高速で移動、はずれた連結器を修復する機能がある。機銃攻撃が効かず、オプションウェポンでしか倒すことが出来ない。レールの内側に対しては砲弾、外側に対してはガトリング砲で攻撃してくる。特にガトリング砲の威力はすさまじく、ただでさえ攻撃力の高いガトリング砲が4連装×4機もあり、まともに突っ込むと一瞬で撃墜されてしまう。その弾幕の厚さはゲーム中随一。 大型戦闘艇スターブル 序盤から中盤に登場する大型の戦闘艇。ガトリング砲を装備したタイプは水平方向に対する攻撃力が非常に高い。 気球式空中戦艦バレーヌ 中型の空中戦艦。バランスの良い性能を持ち、改造もしやすいためかよく登場する。特殊なタイプとして、遠距離攻撃能力に長けたバレーヌ砲を搭載した長距離砲台装備タイプ、ヴァントルがプライベート用に改造したバレーヌヴァントル仕様がある。 重装甲浮遊戦艦ドラード 魚のような形をした強力な空中戦艦。防御力、攻撃力が非常に高い。船体を覆う赤い装甲には攻撃が効かない上、多数の砲台が全面に装備されており、死角がほとんどなく、通常は近づくことすらままならない。輸送能力にも優れ、アタッチメントによりスクレット、ヴァンクールなど大型の兵器を運ぶことができる。 牽引戦艦ゴーシュ&ドロワット シーン1のボス的存在である二隻一対の空中戦艦。牽引機によって船舶を捕獲し、圧縮燃料の使用により驚異的速度で運び去る。弱点であるエンジンは強固なシールドに覆われており、機銃攻撃を受け付けない。 浮遊戦艦グランディール シーン2に登場する巨大な空中戦艦。左右二機ずつ、計4機のエンジンに本体が吊り下げられたユニークなデザインをしている。多数の砲台を持ち、さらに船体中央にはカミナリ発生器が格納されている。左右どちらかのエンジンを2機とも壊すと横向きになってしまう。 水上戦闘艇エグゾゼ コパンのシーン3にて戦う戦闘艇。ゴールド・レッド・ブルーの3種類が存在し、それぞれ性能が異なる。先頭の隊長機の後ろに15機の子機が連結された形をしており、隊長機を倒さない限り、子機がいくら壊されても潜水・修復する機能を持つ。また、ゴールド・レッドは螺旋状の隊形になり特殊な攻撃をすることも出来る。毎晩、リーヴ旧市街の運河に現れ、運河沿いの街灯を次々に盗み去るという謎の行動を繰り返し、その外見から、街の人々には蛇のような怪物ではないかと噂され、新聞でも話題になっていた。ちなみに盗まれた街灯は、グランマガザン(後述)の照明の一部に使用されている。 歩行戦車スクレット アソシエ社製。シーン4の最後に登場する、4本の足を持つ金属製の頑強な歩行戦車。脚部のピストンによって接地面にスパイクを打ち込み、垂直な壁にも登ることが出来る。最も注意すべきはそれぞれの脚に装備された巨大なアンカーで、速度は遅いが当たれば確実に撃墜されてしまう。なお、ゲーム中最高のヒット数を出すことが可能な敵である。 空中城塞戦艦グランマガザン シーン5の舞台そのものである超巨大空中戦艦。無数の戦闘艇、砲台を配備し、圧倒的な火力を誇るヴァントルの切り札。全長2キロにも及ぶその姿は圧巻の一言に尽きる。ヴァントルはこれを使って博物館ごと永久機関を盗み去った。グランマガザン解体ミッションは全シーン中最高の稼ぎ所であり、このミッションだけでスコアをカンストする事も可能である。 機械兵ヴァンクール・フィデール アソシエ社が開発した二足歩行型の巨大な機械兵。機体色はホワイト。シーン1でメルヴィーユの甲板に登場する。シュバリエと同様の最新鋭特殊鋼でできており、ほとんどの攻撃を受け付けない。アソシエ社が自社の目玉として博覧会に出品しようとしていたが、ヴァントルに強奪されてしまった。この時ヴァントルはプーレを主、機械兵を従とするマスター・スレーブ型遠隔操作システムと思しきものを使っていた。公式コミックで犯行の様子を見ることができる。 機械兵ヴァンクール・サージュ リーヴにある望遠鏡を狙ってヴァントルが差し向けた第2の機械兵。機体色はブルー。おそらくフィデールと同じ機体であるが、アソシエ社が開発した時点での弱点である肩の関節部分がヴァントルによって補強されている。 機械兵ヴァンクール・ギャルド ヴァンクールの最終形態。機体色はゴールド。耐久力はそのままに、専用のガトリングランスにより攻撃力及び射程も格段に伸びている。背部のランチャーから浮遊砲台・トリボーン・ヤリミサイルを射出することも可能。追い詰められたヴァントルに「永久機関」を搭載され、弱点を無くした無敵の兵器へと進化する。
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