クロスフュージョンメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 19:45 UTC 版)
「ロックマンエグゼStream」の記事における「クロスフュージョンメンバー」の解説
クロスフュージョンしてアステロイドと戦う者たち。全部で13名。その時期はまちまちだが、全員がデューオの紋章の持ち主となる。 『ロックマンエグゼ5』にて、「チームオブブルース」あるいは「チームオブカーネル」として戦う仲間とほぼ共通しているが、『エグゼ5』で共に戦っている日暮とケロがメンバー内に含まれておらず、その代わりにメイルとゆりこが加わっている。よって、日暮とケロには紋章も現れない。 『BEAST』では正式なネットセイバーである熱斗、炎山、ライカ以外のメンバーはシンクロチップを回収されていたが、熱斗たちがビヨンダードに飛ばされ戦力不在の危機に再集結し、ビヨンダードに飛ばされていたメイルとディンゴ、すでに死亡しているバレル以外は再び変身した。 光熱斗、ロックマン 桜井メイル、ロール 伊集院炎山、ブルース それぞれ上記のメインキャラクターの節を参照。 ライカ 声 - 結城比呂 シャーロ国の軍人にしてネットセイバー。13歳でありながら冷静沈着であり、バイクなどの操縦もこなせる。またフェンシングも会得しており、剣術のたしなみもある。名前の由来は、ウクライナの弦楽器のバラライカらしい。 『AXESS』ではクロスフュージョンを否定していたが、戦力の強化のために必要だと考えるようになり、熱斗、炎山に次ぎ3人目のクロスフュージョンメンバーとなった。サーチマン 声 - 福山潤 ライカのナビ。命令に忠実に従う軍事ナビ。名前の通り検索能力に長けており、電脳空間を越えて遠くの標的を狙撃することができる。 チャーリー・エアスター 声 - 松本保典 腕のいいパイロット。美女を見かけるとすぐに口説こうとする。チャーリー・エアマスターと誤記されることがあるが、「エアスター」である。ジャイロマン 声 - 岸尾だいすけ チャーリーの持ちナビ。ヘリコプターに変形する特異なナビ。ビデオマンとの戦いでロックマンとソウルユニゾンした。 竜巻攻撃「トルネードアーム」や、プロペラを飛ばす「プロペラカッター」を主に使用する。ヘリコプター時には爆弾を投下する「ジャイロエアフォース」を使用。 バレル 声 - 千葉一伸、樫井笙人 (老人状態) アメロッパ軍の大佐。「不死身のバレル」の異名を持つ。本編中死亡するが、その時点では推定年齢50歳だったが老人の姿であり、最終話でその理由が明らかになった。カーネルを含めたデューオとの融合の影響で老化現象が早まったためである。熱斗たちの時代でデューオの試練が課せられた際、パストトンネルを通過して20年前の訓練中のバレルにも紋章が与えられた。紋章の持ち主だが、現代のバレルは既に死亡しており、Dr.ワイリーがアメロッパ軍に所属していた頃に採取した彼の紋章のデータはすでにリーガルに奪われていたため、20年前のバレルがスペクトルを使い命懸けで現代へのタイムワープを試みる。現代へワープした際に、Dr.ワイリーからシンクロチップを受け取りカーネルとのクロスフュージョンを実現させた。 タイムパラドックスを防ぐため、未来への必要以上の干渉や情報提供は行っていない。したがって、バレルとカーネルが時空サーベルやパストトンネルを使って未来へ移動するのは、デューオの試練に関連する敵と戦う場合のみである。故に、本作以降の作品に登場するゾアノロイドやゼロウイルス、ファントムナビとの交戦には駆けつけていない。劇場版ではネビュラグレイ事件の際にスペクトルを使用して20年後の未来へ移動しリーガルと交戦している。カーネル 声 - 安元洋貴 バレルのナビ。20年前にアメロッパ軍によって極秘開発された完全戦闘用の軍事ナビ。現代の老死前のバレル大佐の依頼で、ワイリーが20年前のバレルとカーネルに時空間を移動できる特殊な剣「時空サーベル」とパストトンネルへのプラグイン装置を送信、これらを駆使しスラーやアステロイドと闘うロックマンたちを助ける。20年前に作られたナビながら、その戦闘力はロックマンやブルースをはるかに上回り、劇場版時点でのフォルテとも互角に戦える。 『BEAST』ではビヨンダードの別存在として彼の優しさのデータから構築された妹ナビ「アイリス」と共に登場する。また、こちらの世界の20年前のカーネルは、シェードマンが引き起こした時空戦争の終結後に過去に取り残されたバブルマンを未来まで凍結封印するという回想シーンに一度だけ登場している。 カーネルサーベルを振ると、地を這う巨大衝撃波「スクリーンディバイド」が発動。また、ストーンキューブを無数に設置し、そこから伏兵「カーネルアーミー」が連続攻撃を仕掛ける。グラビティマンの重力攻撃をものともしない肉体能力も備える。 テスラ・マグネッツ、マグネットマン 下記のネオWWWの節を参照。 ディンゴ 声 - 山口眞弓 はるばるニホンにやってきたトマホークを持つ少年。極度の方向音痴。マハ一番´で働いている。トマホークマン 声 - 阪口大助 ディンゴのナビ。野生児のようなネットナビで、右手にトマホークを持っていて攻撃力は抜群。 斧を振り回す「トマホークスイング」、斧を投げ飛ばす「トマホークエアレイド」の他、トーテムサマを操り「火の玉」「回復」「無敵→トマホークローリング」を使用。 ジャスミン 声 - 千葉紗子 チョイナ出身の少女。伝説の薬剤師の孫娘。メディ 声 - かかずゆみ ジャスミンのナビ。ヒーリング能力を有する。元々はジャスミンの亡き友人のナビだった。 錠剤型爆弾「カプセルボム」や、ナビのHPを回復させる「ヒーリングパルス」、2つの光球を相手にぶつける「ケミカルフラッシュ」を使用する。 六尺玉燃次(ろくしゃくだま ねんじ) 声 - 西村朋紘 花火職人。花火にかける情熱は大きい。燃次郎というナビを所有していたが、ある事故がきっかけで失う。ナパームマンを「燃次郎」と呼んでいる。ナパームマン 声 - 坂口候一 『エグゼ』では軍事大国ダークランドの最強戦闘ナビとして登場し、ロックマンに倒された。今作でアステロイドとして蘇り、犯罪者とともに悪事を働いていたが、深手を負い逃亡。偶然燃次の所に匿ってもらう。燃次の優しさと、爆発する物(花火)でも人を幸せにすることができると知り、心境が変化。彼のナビとなり、硬い絆で結ばれる。クロスフュージョンできるナビでは唯一アステロイドである。燃次からは「燃次郎」としか呼ばれず、その度に燃次とケンカになっている。怒りをためるとPETに熱が入りこれを利用して氷を溶かしたことがある。連続発射の「バルカンアーム」や、爆弾「ファイアボム」「ナパームボム」を使用。 大園ゆりこ(おおぞの ゆりこ) 声 - 日高のり子 まりこの双子の妹であり、元ネビュラのエージェント。15年前の飛行機事故の被害者の一人で、デューオのプローブとして再生している。その後リーガル共々ワイリーに拾われ、デューオのテクノロジーの分析のためWWW研究所にて日夜実験を受けていた。自由を求めていた彼女は、脱出の見返りに地球を戦慄と恐怖に陥れることに協力することを持ちかけたリーガルと共に研究所を抜けだし、その後ネビュラを結成したことが判明。『AXESS』終盤にてネビュラの命に背いたことでダークブルースの手により海に沈められたが、岬に救出されていた。姉の優しさに触れ、熱斗を助ける。『AXESS』ではシンクロ率を無視するダークシンクロチップを使用していたが、今作で使用するシンクロチップはDr.ワイリー製のもので、ニードルマンとのシンクロ率も安定している。ニードルマン 声 - 土屋利秀 ゆりこのナビ。全身からトゲを放出して攻撃する。ゆりこと共に改心してロックマンの仲間になったがマグネットマン、シャドーマン共々悪党の自覚はまだ持っている模様。 プリンセス・プライド 声 - 川上とも子 クリームランドの王女。ライカに友好的に接し、熱斗とは久々の再会を喜ぶ。ナイトマン 声 - 堀川仁 プライドのナビ。彼女の護衛を務めている。右腕に付いた巨大な鉄球を振り回して攻撃する。その強さはシャーロのサーチマンにも認知されている。鉄球を振り回す「ロイヤルレッキングボール」、鉄球を飛ばす「キングダムクラッシャー」、ガレキを降らせる「ブロークンウォール」を使用。 ダーク・ミヤビ 声 - 小野健一 戦国時代から暗躍するミヤビ一族の末裔。報酬次第でどんな依頼でもこなす仕事人。その報酬である金は使うものではなく、いずれ自分が尽くすべき主のために貯めるものだと信念を貫いている。初登場時ではダークロックマンの罠に落ちたロックマンの居場所を熱斗とゆりこに伝え、ロックマンをダークロイドたちから救ったが、実はネオWWWからロックマン抹殺の依頼を受けており、2回目の登場以降では熱斗やロックマンを付け狙う。ディープ・カバゼという同業者がアステロイド・ソードマンを授かり強盗に成り下がったことを見て、カバゼのソードマンと対峙する熱斗を救うべく、ワイリーからシンクロチップを受け取りシャドーマンとクロスフュージョンを果たす。ミヤビがこの行動に出たのは、熱斗が地球を救う存在とワイリーが述べたためである。熱斗のことをいずれは自分が尽くす主になるかもしれないと一瞬感じたらしい。その後マハ一番´の常連に。シャドーマン 声 - 伊藤健太郎 忍者型ナビ。刀や忍術を操って戦い、どんな任務でも着実に遂行する。『エグゼ』ではゴスペルに雇われていたが『AXESS』でネビュラに雇われた際、サーチマンにデリートされた。今作ではワイリーの手によって復活。ダーク・ミヤビのナビとなる(デリート前のオペレーターは不明)。ダーク・ミヤビを相棒と認めている。アステロイドではないため、以前と同じ人格でロックマンのことは覚えている。後にロックマンの仲間になったがニードルマン、マグネットマン共々悪党の自覚はまだ持っている模様。「カゲブンシン」で敵を惑わせ、「バクエン」や「ムラマサ」で攻撃。
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