自立型ネットナビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 19:45 UTC 版)
「ロックマンエグゼStream」の記事における「自立型ネットナビ」の解説
ダークロイド、アステロイド以外の自立型ネットナビ。 フォルテ 声 - 根本圭子 強さだけを求める自律型ナビ。ファラオマンから流出した"究極プログラム"が自己再生し、ネットワーク上でナビとして形成された存在。『エグゼ』で機能停止したロボットであるゴスペル首領のボディを使うことで、現実世界での活動や、電脳世界へのプラグインも可能。地球に接近するデューオの危機にはいち早く気づいており、デューオを倒すためにロックマンとブルースの究極プログラムを求めて襲撃、デューオの彗星へアクセスをするために宇宙センターへ侵入する。ハイパールートで彗星に向かう途中に出現したスラーには完敗し裏電脳世界に落とされるが、ネビュラグレイ事件後に力を蓄え脱出、最終話直前でパストトンネル内でスラーと再び対峙。圧倒的な力でスラーにリベンジを果たした後、どこかへと去る。『BEAST』以降は一度も登場していない。 上空からの弾丸「シューティングバスター」、光球を飛ばす「エアバースト」、相手に拳の衝撃波をぶつける「アースブレイカー」、闇の剣「ダークアームブレード」、極太レーザー「ダークネスオーバーロード」を使用。 「ヘルズローリング」は地を這う巨大なオブジェにも、数発連射可能な小型オブジェにもなる。「ダークアームブレード」は、第2話と劇場版以降では形状が異なる。 スラー 声 - 渡辺明乃 デューオの代弁者である自律型ナビで、デューオを偉大な存在とし崇拝している。彼の役割は、デューオの命に従い地球上の悪意を持つ人間にアステロイドを授け、アステロイドが集める悪のエネルギーを30年前のデューオの彗星に注ぎ込み、彗星を起動させること。その力はフォルテすら凌駕し、ソウルユニゾンしたロックマンを圧倒、3体のナビのプログラムアドバンスが直撃しても無傷であるほど。ワイヤーを使い相手を縛る、電撃を与える、光の剣を作り出すなどが可能で、エネルギー弾を連射したり、結界を作り出して相手を弾き飛ばすことも可能。最終話にて、裏電脳世界で大量のバグを取り込んだフォルテとパストトンネル内で対峙し、その圧倒的なパワーによりほぼ一方的にデリートされた。 デューオ 声 - 乃村健次 今作のキーとなる存在。遠い星で生み出された地球外ネットナビで、地球の技術を遥かに凌駕するテクノロジーを有する「デューオの彗星」と呼ばれる人工的な偽装彗星に身を隠しながら、宇宙に害をもたらす危険な星を探査監査する。そのテクノロジーはリーガルも求めるほどで、30年前の地球にデューオの彗星を打ち込むなど、時空間を超越する(=パストトンネルを作り出す)ことも可能。しかしその一方で、人間のような愛や優しさといった感情は組み込まれておらず、自分が生まれた星をも抹殺している。『AXESS』終盤でその存在が始めて言及され、15年前の飛行機事故の際に地球へ訪れ、人類が危険な存在であると一時的に察知し、地球を監視する目的で事故の犠牲者であったDr.リーガルと大園ゆりこの2名をプローブに選び、驚異的な再生力を与えた。『エグゼ』や『AXESS』などでDr.ワイリーやゴスペル、Dr.リーガルを始めとする様々な人間が悪事をはたらき地球を危機に陥れたことを見たことで、今作で再び地球に接近し地球抹殺の審判を下す。しかし、人間とネットナビの融合であるクロスフュージョンに興味を持ったことで、地球を抹殺するか否かを見極めるため、デューオの試練を人類に課す。それは、人間の悪意をエネルギーに変換し30年前のデューオの彗星を起動させるアステロイドの脅威に立ち向かい、デューオが無作為に選んだ13名のデューオの紋章を以て、彗星が完全に起動し地球抹殺の審判を下す前にデューオの彗星に辿り着くことだった。最終話ではアステロイドの集めたエネルギーにより30年前の彗星が起動し、ネットワーク文明が築かれ始めた地球とその未来の地球が一度完全に消滅するが、バレル大佐とカーネルとの融合により人間の感情を理解したことから地球が再構築され、人類に課せられたデューオの試練に打ち勝つことができた。アニメシリーズの中では唯一、デリートされることがなかった特殊な存在である。 顔型レーザー「アンガーインパクト」の1撃で全てのクロスフュージョンメンバーを戦闘不能にするほどに強力。
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