ガキの使いドッキリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 15:04 UTC 版)
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の記事における「ガキの使いドッキリ」の解説
不定期で放送される。ターゲットはタレント・スタッフの区別なく行われており、松本も香港で寝起きを襲撃されたことがある。後述のように、番組に呼ばれたゲストがドッキリに引っかかることもあり、かつて和田アキ子や東野幸治なども引っかかった。また、後述するグランプリ企画において、「ガキの使いドッキリ」と書かれた看板を持って挑戦者がネタバラシをすることがある。 1995年3月12日放送、ターゲットは山崎邦正。特番の番宣コメントを収録中のダウンタウン。そこに割って入り二人にちょっかいを出していた山崎だったが、突如キレた浜田が山崎のズボン・パンツを下ろしてしまう。しかしこれが実は生放送だったというもの。 局上層部は激怒し当然番組打ち切りの危機となるが、菅Pの機転により何故か山崎に全責任が負わされることになる。挙句の果てに吉本興業からの連絡を受けた岡本マネージャー(当時)からその場でクビを通告される。 この状況にも関わらず普段どおりトーク前の前説をするよう松本に説得される。「今日がガキの出番最後」「僕は悪くない」などダウンタウンに対する恨み節を重ねつつ前説を終えて楽屋に戻ってきたところでネタばらし。 1995年7月30日に放送された沖縄スペシャルの後篇では、再度山崎に対して。カラオケ店での打ち上げにおいて、酒が入りはしゃぎまくる山崎がゲイの黒人男性4人にトイレで襲われる。 1995年12月29日に放送された香港スペシャル以前フリートークで「何で俺んとこに寝起きドッキリ来えへんねん」と愚痴をこぼしていた松本に対しての寝起きドッキリ。浜田が松本の宿泊部屋を散策し、ジミー大西に『添い寝してあげ』と松本に近づかせるが、松本はベットの軋みに気づき、ジミーにビビりながら起き上がった所でネタバラシ。浜田は松本が驚いた瞬間「めっちゃ面白ろいで、おい!(笑)どうした⁉︎ 何か暴漢に襲われたみたいになってるけど」という質問に対し松本は「めっちゃ怖かった〜(汗)」とコメントするしかなく最後に「ありがとうございました」と言い終了となる。 「浜田に役者根性はあるのか?」(1996年4月7日)香港スペシャルの仕返しの形で松本が浜田に対してのドッキリ。当時日テレ系水曜夜10時に放送されていた「竜馬におまかせ!」の1・2話の生田スタジオでの収録中に浜田は松本が潜入しても演技に集中し出来るのかというドッキリ。その為ドラマ1・2話の要所要所に扮装した松本のカットが本放送のみ登場し、スタッフロールには菅が協力プロデューサーとしてクレジットされてる。 1996年11月24日に放送された「山崎ドッキリ大作戦!! 中村Pが死んだ?」では山崎に対して。 1997年2月23日に放送された「ココリコ田中 ドッキリ大作戦!!」この前週に放送した「人生の後半グダグダ芸人 レギュラー獲得ショー!!」に於いて滑った田中に対しての罰ゲーム的なドッキリ。 ココリコによる前説の最中、しびれを切らした客が「早くダウンタウン出せ!」と野次を飛ばす。一旦はスタッフに取り押さえられて退場させられるも、それを振り切り壇上に上がって遠藤に対して拳銃を発砲。その後田中にも発砲したがビビるばかり。その後ダウンタウン・山崎がカットを掛け、浜田が「駄目だよう、キミそこ死ななきゃ」と言いながらネタバラシ。あまりの恐怖のあまり田中は号泣し、浜田から「何泣いてんだよぉ〜」と言われ終了となる。 1999年1月17日に放送された再度田中に対するドッキリ「田中だよ!全員集合~!」は、番組史に残るドッキリとなった(松本の選ぶ歴代オープニング堂々の第1位作品)。元々は企画とはいえ傍若無人な態度を取り続ける田中に対して浜田がキレる予定だったが、中々毒を吐けないまま終了した為に、グダグダな進行に対してキレるドッキリに急遽変更した。その為に異様にリアルなドッキリとなり、キレられた田中は涙した。現在でも田中本人は「ガキの中で一番嫌な企画だった」「生まれて初めて人の胸で泣いた」と発言している。 1999年2月14日には、上記の「田中だよ!全員集合~!」を基にした「雨上がりだよ!全員集合~!」が放送された。山崎が浜田のように後輩に威厳を示すべく、雨上がり決死隊に対して同様のドッキリを仕掛けるものの返り討ちにされる、というコント。 2000年2月6日の「スキーツアーで藤原ドッキリ!!」では、松本が怪我を装いその責任が藤原寛マネージャー(当時)に降りかかるというもの。 2004年4月・10月には、ドッキリをテーマにしたコント仕立ての「ハリウッド映画ドッキリオーディション」が登場、2回放映された。1回目・遠藤の『ラスト・ホホホイ』(4月14日)では、前島コーイチが遠藤の「ホホホイ」を真似る「ホホホイおじさん(後に笑ってはいけないシリーズに出演する「新おにぃ」)や、ハイテンションで「コンニチハ〜、トーキョー!!」と絶叫しながら現れるトーマス・マクレガー(菅)など、名物キャラクターも誕生した。2回目・小堀裕之(2丁拳銃)、千原せいじ(千原兄弟)、ほんこん(130R)の『ザ・ボデー・ガード』(10月10日)では、ほんこんが冷蔵庫を相手にランバダを延々15分間に亘って踊らされたり、ジェームズ監督(浜田)が「演技力のテスト」と称して3人に次々ビンタを食らわせたりと、数々の屈辱的な仕掛けが繰り広げられた。 2005年7月24・31日の「若手芸人理不尽ドッキリ」では、2丁拳銃、フットボールアワー、井上マーら若手芸人がターゲットとなった。 同じく予定調和型のドッキリとしては2002年10月20日放送の「第1回チキチキ芸能界男と男の手料理対決」があり、岸部四郎に対してドッキリが仕掛けられた。 2009年3月22・29日には「先輩思いな後輩芸人は誰だ!?世にも奇妙な本番前検証!」が行われた。クイズ 500のコトの打ち合わせとして呼び出された後輩ターゲットに対して、様々な問題行動をとるガキメンバー。それに対して、ターゲットが先輩を諌めたり気遣ったりする言葉「思いやりフレーズ」を発することが出来るかを隠しカメラで検証し、ターゲットがどれだけ先輩のことを思っているかを調べる。内容は以下の通り。松本:後輩がトイレで手を洗っていると、酷い下痢になった松本が挨拶もそこそこに個室に入り、派手な排泄音を出しながら(音はレコーダーで出している)苦悶の声を上げる。思いやりフレーズは「大丈夫ですか?」。 浜田:スタッフと打ち合わせをしている浜田の元へ挨拶に行くと、浜田の鼻から大きな鼻クソがそよいでいる。思いやりフレーズは「鼻クソそよいでますよ」。 山崎:本番前に酒に酔って酩酊状態の山崎が楽屋に入ってきて、後輩にも飲むよう強要する。思いやりフレーズは「本番前に酒はないでしょ!」。 田中:留守中の嫁から預かったという数週間洗っていない悪臭漂う犬を楽屋に連れ込み、溺愛している。思いやりフレーズは「犬、洗った方がいいですよ」。 遠藤:「イカ釣り委託オーナー」という怪しげな儲け話を持ちかけ、会員になるよう勧めてくる。思いやりフレーズは「それヨゴレですやん!」。 ターゲットは木下隆行(TKO)、岩尾望(フットボールアワー)、板倉俊之(インパルス)の三人であったが、結局誰も思いやりフレーズを発することはなく無視したり笑いをこらえたりと、彼らに先輩への思いやりがないことが明らかとなった。 2012年1月26日の毎年新春に行われている「ガキの使い大新年会」では、山崎が15分遅刻した為、遅れて来た山崎に浜田がキレるドッキリを放送作家・高須の一言で急遽敢行した。 2015年7月12日には「浜田名言小旅行」が行われた。「浜田雅功天然裁判」等で度々出た浜田の名言を出させるために、浜田とライセンス井本に浜田ばみゅばみゅのPV撮影という設定で江の島を旅行させた。 2016年1月10日には、絶対に笑ってはいけない名探偵24時で出せなかったVTRとして放送。遠藤が関西の情報番組でいかにかしこぶっているかニコニコ動画の討論番組(架空)で検証された。 2016年5月15日には「祝53歳 浜田雅功 ふざけんなよ 誕生会!?」が行われた。浜田の口癖「ふざけんなよ」を誕生日プレゼントでどれだけ引き出せるか行った。 番組初期にはスタッフに対するドッキリが盛んで、放送作家・高須にテレクラドッキリ、岡本マネージャーに菅ちゃん&作家モトイチ・ホモ疑惑ドッキリなどがある。また山崎は何回もターゲットになっており、ヤクザの女に手を出し、ヤクザからすごまれるというドッキリや、山崎司会のニセトーク企画のゲストに悪役商会が現れるドッキリなどがある。
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