アニメ映画版
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テレビドラマの第1部をアニメーション映画化したもの。1984年3月17日公開。高視聴率を挙げたドラマとは裏腹に上映打ち切りが相次ぎ、興行的には失敗に終わる。制作費3億円に対し配給収入は約2億円。失敗の原因に関してサンリオは「サンリオのファミリー映画はいつも子供が親を引っぱってきた。今回は子供にソッポを向かれたのが原因」としている。2006年、ポニーキャニオンから発売された『サンリオ映画シリーズ』の1作としてDVD化された。 アニメ版ではおしんの年齢や年号がはっきりと描写されている。物語の始まりは明治40年春、おしんは数え年で7歳、満年齢で5歳であった。 俊作、松造とで雪山に篭っている時に明治40年暮れ明治41年となった。この2年前に日露戦争が終わっていた。 加賀屋に奉公に来て最初の年に明治41年から明治42年になり加代と共に新年を祝った。 エンディングクレジットには「お豊」という登場人物がおり声を芝田陽子が担当している。芝田陽子はテレビドラマ版では銀山温泉の仲居として登場しているがアニメ版では存在を確認できない。 声の出演 おしん:小林綾子 ふじ:泉ピン子 作造:伊東四朗 なか:大路三千緒 庄次:中村●幸(●はこざとへんに孝) 源助:小倉馨 りき:渡辺富美子 つね:あき竹城 きん:今出川西紀 軍次:平泉成 定次:光石研 店のおばさん:森康子 金太:淵脇誠 少年A:片桐伸二郎 少女B:森田牧子 少女C:小林さくら 松田:三上寛 俊作:奥田瑛二 松造:大久保正信 兵隊ほか:加賀屋純一、三川雄三、山口純平、渡辺司、下坂泰雄、三宅悦子、小沢悦子 お豊:芝田陽子 くに:長岡輝子 みの:小林千登勢 清太郎:石田太郎 加代:志喜屋文 きく:吉宮君子 ウメ:佐藤仁美 番頭:小野泰次郎 工夫:コント21世紀 医者:ケーシー・高峰 エム・スリー 東映児童研修所 ナレーション:奈良岡朋子 スタッフ 原作・脚本:橋田壽賀子 製作:辻信太郎 プロデューサー:富岡厚司、波多野恒正 監督:山本暎一 製作:サンリオ映画 方言指導:大久保正信、芝田陽子 考証:小木新造 主題歌 「小さな願い」 歌:小林綾子 「雪割草のように」 歌:上條恒彦作詞:山上路夫 作曲:坂田晃一
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アニメ映画版
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「AKIRA (漫画)」の記事における「アニメ映画版」の解説
1988年(昭和63年)に、日本で公開された。 まだ原作が連載中(4巻まで)の制作であったため、大友が自ら映画上映用に描き下ろした絵コンテをベースに、原作で言う3巻前後までの展開(鉄雄暴走・アキラ復活・ネオ東京の崩壊)の後、映画独自のラストに帰結する形でまとめられている。一方、クライマックスでの展開には原作のラストに通じる要素も多く含まれている。 映画製作費に、当時の日本のアニメーション映画としては破格の10億円をかけ、70mmプリント・総セル画枚数約15万枚を使用。アフレコではなくプレスコを採用して、会話のアニメートもできるだけ自然に見えるように作画(通常リミテッドアニメーションでの人物の口の動きは3種類であるが、この作品では、日本語の母音数と同じ5種類で描かれている)、ドクターの使用する波形センサーの動きは、当時ほとんど採用例がなかった3DCGアニメーションとセル画の背景合成で再現するなど、贅沢な制作体制を取った。 同年12月のビデオ化にあたっては大友が自ら200ものカットに手を加え、さらに1億円の巨額を投じ、撮影や音響を向上させた国際映画祭参加版としてリリース。スタッフやキャストの表記を全て英語に置き換え、ハリウッド・リポーター選出の「大人向けアニメ映画ベスト10」において4位にランクインするなど絶大な人気を集めると共に、その後の大人向けアニメの先鞭をつける形となった。 劇伴は芸能山城組が担当。ガムランやジェゴク、ケチャを使用した独特の楽曲は、劇伴の枠を超えた独自性を持ち、音楽面でも高い評価を得た。 2019年、新アニメプロジェクトの発表を受け、本作の4K画質によるリマスター版の制作を敢行。35mmマスターポジフィルムから変換し、画質の向上に加えて山城祥二の指揮のもとに5.1ch音源のリミックスを実施。IMAXレーザーなどIMAXシアターが導入されている全国36館にて、2020年4月3日からリバイバル公開され、6月5日からは通常の映画館でも4Kリマスター版が上映された。さらには4K映像をドルビービジョンのHDR映像にリマスターを行い、全国7館のドルビーシネマでも12月4日に公開された。
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アニメ映画版
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『あいつとララバイ 水曜日のシンデレラ』 1987年8月1日公開。併映は「バリバリ伝説」。
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アニメ映画版
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1980年4月26日に東映によりアニメ映画化された。前年に大ヒットした『銀河鉄道999』に続く人気コミックの映画化作品として期待された。アニメを制作した経験のない恩地日出夫が監督に就任したことで、アニメとしては異色の作品となったこともあり、作品内容は賛否が分かれた。しかし、原作者が「私の作品で『地球へ…』が最も有名になったのはアニメ化された為かもしれない」と語っているように最初の映像化作品であり、原作との違いも含めて『地球へ…』を語る上で欠かせない作品である。映画版は、オリジナルにはないラブストーリーや戦闘シーンが追加され、原作とは違った雰囲気のものとなっている。このことを質問された作者は、「映画化を許諾した時点で全く別の作品と思っているので、全く気にしていない」という趣旨のコメントをしている。主要な役に有名俳優を多数起用し、主要キャラクターはコスプレをしながらアフレコを行なった。本作品の公開に先立って声優コンテストが行われ、砂子弘美、木内一裕の2名が優勝した。また、本作の主題歌コンテストでは山野さと子と堀欣也の2人がグランプリとなり、その後、2人はアニソン歌手としてデビューした。
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アニメ映画版
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漫画版と同じく、戦後の社会を生きる被爆者を主人公としながらも、登場人物やストーリーは全く異なるものになっている。「アメリカへの復讐を図る」登場人物(本作の場合は、アメリカ兵を梅毒に罹患させようとする女性)がいる点は共通するが、そのほかにも複数の被爆者がそれぞれの立場で生きる姿が描かれている。
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